月光の下・……手取川
これからは建築・住宅も燃費性能で選ぶ時代に
建築物省エネ法に基づくエネルギー消費性能の表示制度（省エネ性能表示制度）が2016年4月から始まる。
この制度によって社会はどう変わるのか。
建築・住宅や不動産に携わる実務者はどう対応していけばいいのか──。
制度の開発を主導した早稲田大学教授の田辺新一氏が解説する。
──まず省エネ性能表示制度の概要を説明していただけますか。
2016年4月から、（1）基準適合した建物向け、（2）それ以上の省エネ性能を持つ建物向けの2種類の表示制度が始まります。
いずれもエネルギー消費性能の計算方法は同じ。
基準以上の省エネ性能を持つ建物向けの表示には、自己評価と第三者認証があります。
第三者認証は、住宅性能評価・表示協会が運用する建築物省エネルギー性能表示制度「BELS（ベルス）」を想定しています。
BELSは、燃費性能によって建物の省エネ性能のランクを表す仕組みです。
自動車を購入する時は燃費が気になりますよね。
それを住宅に当てはめたと考えてください。
家やオフィスがどの程度のエネルギーで快適な環境を保っているのかを示しています。
自動車と住宅のイニシャルコストとランニングコストを比較した。単純比較はできないものの、ほぼ同等の割合となる（資料：田辺新一）
上記の記事はすべてネットから引用しています。
私心
私のブログを読んで頂いています方は住宅の性能において理解を深めておられる方が
多いと思います。
それでお話はすすめ易いのですが、一般的にはまだまだレベルの低い住宅で
満足されている方が多いですね。
満足していると言うより、業者に満足させられているのではと穿った目線ですが
その様にも思えます。
２０２０年以降は、何処の業者で建築しても国の省エネ基準を適合した住まいが
提供されます。（https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E7%9C%81%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E5%9F%BA%E6%BA%96）
しかしその適合基準のレベルの低いのが問題ですが、とも角、現時点で作られている
住宅のレベルが低すぎるのでその性能を引き上げるための政策と私は捉えています。
以下次回に続きます。
