下手な横好き

登山・・・NO2

谷川岳に登る。
山の事はほぼ無知でした。
縦走の谷川岳ですが、初心者でも無理なく登れるコース。

それで山をなめていたのですね。無謀にも単独で。

昼頃から登り始めました。記憶を辿れば地下の土合の駅。長い階段を上りました。天気良し。
どの様に歩いたのかは記憶にないのですが、コースは巌剛新道から尾根筋に出て登るコース。

誰か居るだろうと思いきや、意に反し私の他に登山する人は周りには無かった。
何で?と思いながら・・・・・・後から知ったのですが、昼過ぎに登りだすのが間違いだったのですね。

それでもどう考えても迷う事のないコース。
しかも一泊する山小屋まで一本道で脇道無し。


さてこの時間帯になれば登山する人は無かったのが、なんでか?
それは思い切り登山道で知らしめられました。

夏山は昼からは天候が崩れる事が多いからです。
山登りのイロハのイ。それすらここに来るまで知りませんでした。

案の定尾根筋に出た頃に天候が急変し、直ぐにどしゃ降りの雨と同じ高さ位での雷鳴。
今のゲリラ豪雨ですね。
これは怖かったです。
金具が危ないと思い時計を外した。

登山道わきの大きな岩の下で雨宿りしたのですが、このままでは暗くなるので意を決して登りました。

岩肌に残されたその足跡をたどったのです。
何度も読み返した本に書かれていました、登ると山小屋がある事を信じ雨と霧の中一心不乱。
どれほど登ったのかは解らないが、10m~20m程先に霧の中からいきなり山小屋がボーと見えました。
嬉しかったのか、泣きながら小屋に入ったのを覚えてます。

次回に続きます。


写真を趣味に高齢者の戯言

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