下手な横好き

中途半端な住まい・・・・・NO3

昨日の白山です。
安宅の鉄工団地のユーザー様宅へ、ついでに木場潟に寄り道

鉄工団地から

湖東町から

木場潟公園から

小松市から見る白山が一番優雅で・・・・・なんて言えば他の街の方々には・・・・・・・。

中途半端な住まい・・・・・・・・気密の話し
昨日は断熱施工が杜撰な話しでした。
この結果が住いに悪影響を与え短命な住まいに成りましたが、住いの良し悪しに、
断熱だけではなくてもう一つの要素、気密が大きく関係します。

しかし、断熱施工が始った当初は気密の考えは机上では有ったのかも知れませんが、
現場ではなったのですね。

断熱材を壁に充填したまでは良かったのですが施工が杜撰で【隙間】が大きすぎたのです。

断熱と気密は表裏一体で有るに関わらず、断熱だけが重視され、気密が無視されて、
壁の中に繊維系断熱材が充填されたのですから最悪です。

壁の中はたちまちにして湿気を帯びて木材を腐らしたのです。
尚、悪い事に壁の中は通気してないのですから乾きません。

湿った綿入りのチャンチャコを人が着れば3日も経たずに病気に成りますね。

建物とて同じ事ですね。
結露や雨水の侵入で断熱材は湿り、それで木材に腐朽菌が発生し、菌を食うダニが発生、そして
ダニ死骸を食うダニが発生・・・・・との悪循環でアトピーや真菌症に代表される
シックハウス【ハウスダスト】症候群を発症したのです。

そして地震が起きれば・・・・・湿った木材にはシロアリが何て事に成っていれば
怖いですね。

この様な住いがつい先年・・・・・・今でも気密に関心の薄い業者が建築すれば
同じ様に成ります。

ところで、
生意気な事を言いましたが、実は私も創業時において無知とは言いませんが、
考え方は中途半端でした。

どちらかと言えば「高断熱・中気密」的な考え方でした。
この中気密的な発想が中途半端でした。

断熱を勉強すればするほどに気密が大きく関与する事を知りました。

これは、
今から20数年前、グラスウールでの充填工法では結露を防げない現実から、
外断熱で高断熱・高気密のファース工法を開発された福地建装の福地社長様、

そして
当地では住宅の温熱環境の専門、福田温熱空調の福田社長様から教わりました。

それに隙間は大きく省エネにもかかわって来ます。
たかが隙間ですが、隙間の少ない住まいは、住んでからのランニングコストが
大幅に削減出来ます。

今日のトリプルエコ住宅の開発につながりました。
【お気軽にお問い合わせ下さい】

とも角、断熱と気密は切っても切り離せない事を頭に入れて置いて下さい。

中途半端な説明をする建築業者は中途半端な仕事しか出来ないと言えますね。
まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

まじめな社長です
有難う御座います
http://www.asahi100nen.com/
解り易い解説、福田様有難う御座います。

弊社のスタッフが入社前(築4年)にある創り手に依頼して住まい造りを済ませ、入居後において寒さで悩まされているコメントを昨日のブログで述べています。

これは、厳しく言えばお施主様(スタッフ) 
サイドの勉強不足とも言えますが、やはり創り手側の責任は大きいですね。

益々高齢化社会です。
先日のヤフーの記事で年間浴室での死亡事故が14000人、その8割が60歳以上との事です。

これは全て住まいのせいでは有りませんが、室内での温度差が大きく関わります。
やはり、住まいは安全で有るべきです。

構造躯体の頑丈さは勿論です。
其れと、室内の温熱環境ですね。

温熱環境の劣悪(室内での温度差が大きい)な
住まいには、大きな危険が潜んでいる事を永く健康に暮らす為にも、理解してほしいですね。

勿論福田様から解説して頂いている様に省エネも同じ事が言えます。
これからも、より良い住まい造りのお手伝いをお願い致します。

ところで昨日、
中断していました次世代基準住宅の型式認定ですが、審査が再開、お陰様で平成20年に申請していましたあさひホームの独自の断熱施工の住まいが、事前審査を通過との報告を頂きました。

なんとか今年度に審査が下りればと願っています。

福田温熱空調
気密と断熱は一体ですね
米田社長様
私のPRまでしていただきありがとうございます。

温熱環境は気密、断熱、換気、夏の太陽の輻射入熱遮蔽などどれ一つ欠けてもいい環境になりません。

特に断熱材を詰め込んだだけでは温熱的に良い家にはなりませんね

断熱と気密は一体なのです。

以前は気密といえば息苦しいという間違ったイメージをもたれましたが、全く息苦しくはありません。

むしろ高気密高断熱工法で遅れをとっているライバル会社の営業マンが相手のことを息苦しい家、こちらの自然の風が入る家のほうが自然でよいなどといって仕事を取ろうとしていました。

家に当たる風圧の自然換気回数など風の影響は無知な営業マンが多かったですね。

国の基準で隙間相当面積5cm2/m2でも秒速6mの少し強い風が吹くと、勝手に1時間に1.35回、外気が0℃で室内計画温度20℃を保つには温度差20℃で物理的な温度差自然換気による換気が0.33回、合計1.68回室内の空気が入れ替わってしまうのです。

これに換気の義務化の機械換気0.5回/hをいれると室内の気積が1時間に2回転以上0℃の勝手に空気が入ってくるのですね。

これではいくら断熱材を厚くしても熱損失が大きすぎ、断熱効果が上がりません。

このことを何度も何度も私は訴えているのですが、耳を傾けてくれる会社は高気密高断熱工法をしている会社や結露、カビのクレームで問題に直面した苦い経験のある会社などだけでした。

次世代省エネ基準が当たり前になってきた今になって、どうすればよいか気密断熱を教えてくれんかと言われます。

少しづつですが、やっと理解されるようになりました。

でもまだまだうるさく発信し続けないといけないなと思います。


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