不動産協会の主催で「マザーズオークション」の藤田社長からの不動産ネット
オークションの仕組みと現状、今後の不動産取引の展望について金沢で公演が有りました。
2年程前になりますが、名古屋で全日本不動産協会の全国大会の折にネットオークションについて同社の親会社であるIDU池添社長からもこれからの不動産の取引でネットの活用計画を聞く機会がありました。これから事業(マザーズオークション)を立ち上げ参加者募集と記憶しています。それがこの短期間で当日(10月15日)までの入会業者が1750社程と聞きました。
もっとも金沢ではまだ3社だそうですが、それでも実際にこのオークションを利用して加賀市のマンションが取引されています。
現状の相対取引は無くなりませんが、ネット取引はこれから一段と増えて来そうです。
この場合オークションに出品した物件が全て希望価格より高くなるのでは有りませんが、相対取引よりも多くの方が参加し、パソコンで価格が確認出来て透明性が
高まり出品者は落札価格に納得する様です。
そして落札者は交渉権を得るとの事で、落札されたからと言って断る事も出来ます。又、希望価格よりかなりの高額で落札された物件の例も紹介されました。
頂いた資料の中で、諸外国に比べてネット取引の比率は低いのと、中古の住宅市場の比率も極端に少ないのです。
これは今まで造ってきた住宅はそれだけ値打ちの無いからで、資産価値がドンドン下がる住宅だと言う事です。
先進諸国の半分から3分の1程度しかない短命な住まいがここでもその事が現れています。
これからの住まいは、値打ちの下がらない高性能でしかも耐久性のある住まい造りが求められ、しかも住まい自体の履歴書と言うのか、性能評価できる資料が必要になるでしょう。
政府も200年住宅と言っています。それだけ価値のある住まい造りが私共の使命です。(皆様は絶対に安物買いの銭失いにならないようにして下さい)
老後において価値の高い不動産を持つ事は万一の時に、それを担保に生活の保障も確保出来る事につながります。
「安全(頑丈)で快適(高性能)、そして資産価値の高い住まい」
これがこれからのキーワードと公演を聴きながら勝手に思っていました。
さて、ネットの利用はこれからも加速します。
注文住宅がネットで成約に至るのはまだまだと思いますが、ホームページから
施工者を選ぶ対象として考える方がこれからは一段と増えて来るでしょう。
「あさひホームを知ったきっかけは?」とご縁のあった方に聞けば、
「ホームページ見て」と答えて下さった方が増えています。
まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表米田正憲
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