下手な横好き

本格的な暑さのシーズン・・・・・・高性能住宅の夏の過ごし方

 梅雨の明けるのが例年に比べて大幅に遅れていますね。
これも異常気象の前兆かと思われますが、それにしても、集中豪雨【ゲリラ豪雨】や竜巻は今までの日本の気候からチョット想像がつきませんが、皆様は如何に
思っているのでしょうか?私は日本の気候が、温帯から亜熱帯の気候に
変化しているのではなんて感じています。

 さて北陸ももう直ぐ梅雨明けで一段と暑くなって来そうです。
そこで、高性能住宅の夏場の過ごし方です。

高性能住宅でも万能では有りません。
一般的に高性能住宅は「夏涼しく、冬暖かい」過ごし易い住まいと認識です。
皆様も、高性能住宅に取り組む住宅会社からその様な説明を受けた事でしょう。
その事自体は間違い有りません。
あさひホームでも建築して頂きました、ファース工法の家と私の自宅において外気【温度・湿度】と室内の【温度と湿度】夏・と冬において測定しました比較データーからも明らかです。
【資料は請求して頂ければ差し上げます】

参考に
私の自宅は断熱材が壁の中に充填し始めた昭和48年に建築しました。
【新築時に断熱材は皆無でした。リフォーム後一部リビングに断熱材を充填しています】
だから従来からの夏型の住まいです。
冬は猛烈に過ごし難いです。それは当たり前の事で、断熱材が充填されて無いからです。
ローカはスリッパ無しでは普通に歩けないほど冷たいですね。
この年となった私には耐え難い寒さです。
今では、他の部屋は物置同様で、数年前にリフォームしましたリビングで何とか生活をしている感じですね。
しかし、夏は北向きの風通しの良い和室は涼しいのです。和室だけが過ごし易いのです。
しかし日当たりの良いリフォーム前のリビングや二階や小屋裏は皆様もご経験の通り、ムーとしてとてもエアコン無しでは暮せません。
【リフォーム後においてはリビングはエアコンが良く効く様になりました】
そして、温度差の大きい住まいです。
それはヒートショックを起し易く、又結露などでダニ・カビが発生し易くなります。
  又、重大な欠陥としまして一般的に壁内部結露を起し、壁内部が腐りそこで僅か
20年~30年程度取り壊されて来ました。

 そこで、これでは「ダメだ」と考えた良心的で技術的に優れた創り手が、色々な高性能住宅を開発して来ました。

 其れが特別な工法、例えば皆様も耳にした事が有ると思いますが、FPの家やソーラーサーキットの家・ファース工法の家等ですね。
これらの工法は一昔前では一般住宅に比べて超高性能住宅でした。

 同じ木造住宅で有っても一般的な住宅と区別をする為に、特別に**工法とうたっていました。
勿論、今でも高性能住宅においては変わりが有りません。
これに刺激され性能に興味を持った全国の創り手は自社においてオリジナルですが、高性能な住まいが造られる時代となって来ています。
今後も、環境問題からよりその傾向は続くと思っています。

あさひホームでも同様です。
独自の断熱仕様【工法】で高性能な省エネ住宅造りに取り組んでいます。
次世代基準適合住宅が当たり前の時代となりつつ有ります。

 ところで高性能住宅で建築しましたお客様は、「夏は涼しく、冬は暖かくしかも省エネで快適」に暮せると安易に思って居られるのでは・・・・・・・・。

確かに、一般的な住宅に比べて快適性は高いのですが、時には【気象条件で】
お客様の望まれる性能に達しない場合が起きます。
そして、思っていた快適性能に不満を持たれる場合が起きるのですね。

 これは創り手側の例えば夏場や冬場の過ごし方、【住まわれ方】説明不足と反省しています。
建物自体が万能ではない事の説明不足ですね。
従来の工法や他の工法に比べて性能の比較をする余り、お客様に過剰な期待を
抱かせているのではないでしょうか?

 だから、気候の厳しい夏場においては、より快適に過ごして頂く為にも、それなりに住まい方を工夫して頂かなければならないのです。
創り手は、ユーザー様に住まい方をきちんと伝えておく事が必要ですね。
これは私たち創り手の責任です。
この事をしておかないと後日クレームとは言いませんがお客様の満足度が下がります。
あさひホームでもこの様な事例が起きました。
・・・・・・・・・次回に続きます。
   まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表 米田正憲


写真を趣味に高齢者の戯言

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