近づくと鹿は逃げ出しました。
あっ!!
5頭だと思っていましたが、林の中にまだまだいました。
鹿を追って、向かいの山へ登ってみることにしました。
前回のブログの、写真1の下のほうに写っている 斜めの道を登ったのです。
望遠で写しているから、遠近が圧縮されて近く見えますが、けっこう距離はあります。
幸い、山へ登る道は 雪が解けていていました。
・・・あっ!いました。五頭です。
見えますか?
「おとうさん虫眼鏡とって!!!」 「老眼鏡だろう・・・」
きのう、天気予報は全部晴れマークだったから、
ひさしぶりに、ふるさと美瑛にでかけた。
澄み切った青空を期待したけれど、あいにく黄砂がきていて、せっかくの晴れた空も、もやっとしている。
写真では かなり雪が解けているけれど、これは南向きの斜面で、北向きの斜面は、まだだいぶ雪が残っている。
去年の秋に植えられた麦が、ぽやぽやっと控えめにはえている。
ん?・・・
写真中央の少し左、麦畑の端の林との境のあたりに、ぽつぽつ見えるのは牛だろうか?・・・ん?
なんだかちがうな・・・・・・あつ!!!鹿の群れだ。
写真1
もう少し近づいてみましょう。
ね!!!
写真2
むかし・・・北国の春の野に最初に咲く花は、
山は福寿草、庭は水仙と決まっていましたが、
いつの日か クロッカスが侵入してきて、先を越すようになりました。
今年は寒さが厳しくて、4月になっても、春は名のみの風の寒さが身に染みて、
このままずっと、雪は解けないのか、と思われたころ、
春は突然やってきて、南風をびゅうと吹かせました。
深かった雪は、庭をそのまま電子レンジで チンしたように、一気に解けてしまいました。
そして今年も、ちょこざいなクロッカスが、一番に花を咲かせました。
一緒に歌いませんか!
連絡先は 福士幸子 電話 0166-65-0753 におかけください。
半年ちかく雪に閉ざされた森の中で、いちばんに咲く花が福寿草です。
雪の中にやっと現れた山肌の落ち葉のなかに、あらゆる花を代表して、
春の日差しを一身に受けて燦然と輝くのです。
そう!燦然という言葉は、春の福寿草の輝きのために 創られたにちがいありません。
あなた!
左上方の 丸い球状のものを見て、鹿のフンだと思ったでしょう・・・ちがいますよ!
これは、去年落ちた菩提樹の実です。
Am Brunnen vor dem Tore
Da steht ein Lindenbaum
のリンデンバウムです。
旭川からは、どの方向へ向かっても、車で数十分も行けば、北海道では一番の、山や渓谷に着くことができます。
街には、旭岳、トムラウシ岳などの 大雪山連峰の山々を源とする、石狩川や忠別川や美瑛川など 大小168の川が流れます。
自然を愛する人たちには たまらない街ですが、
冬は長く、ほとんど半年ほどは、雪に覆われているのです。
今年の冬ははとくに厳しくて、4月の半ばを過ぎても、まだまだ雪が残っています。
4月になると毎日、気象台のアメダスの積雪量が気になります。
正岡子規は病床で、どれほど雪が積もったか気になって、
「幾たびも 雪の深さを尋ねけり」 と詠みましたが、
北国ではどれだけ雪が解けたかと、尋ねるのです。
それでも昨日、キトウシ公園の南向きの山の斜面の、大きな樹の根元の雪が、ようやく解けてきて、
あっ!!!
福寿草見つけた。
白鳥が飛び立ちました。
シベリアを目指すのでしょうか・・・
気を付けてね~~~
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