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今年は例年に無く花菖蒲の開花が遅れた。5月ゴールデンウィーク過ぎに寒い日が続いた為10日は遅れていると言う。
1、日時:2005年6月13日(月)雨天決行
2、集合:堀切菖蒲園駅 10時(入口一箇所・出た所)
3、行程:堀切菖蒲園駅10:00⇒10:15堀切菖蒲園11:15⇒11:30堀切菖蒲園駅11:36⇒11:56柴又⇒12:20矢切の渡し(昼食)13:00
⇒13:20帝釈天14:20⇒15:00柴又駅
4、解散:柴又駅 15:00頃
堀切と花菖蒲
伝承によれば、堀切における花菖蒲の栽培は室町時代にさかのぼります。江戸末期には江戸種と呼ばれる花菖蒲発祥の地として多くの浮世絵に描かれ、紀行文にも登場する新名所となりました。明治維新とともに欧米に輸出された花菖蒲は、日本の花として世界の人々を魅了しました。明治末期には小高・武蔵・堀切・観花園・四ツ木吉野園が並び立つ全盛期を迎えます。昭和期に入ると都市化と戦時下の影響で相次いで閉園を余儀なくされました。第2次世界大戦後、唯一復興を果たした堀切菖蒲園は昭和35年東京都の公園、昭和50年以降は葛飾区立堀切菖蒲園として江戸の面影を今に伝えています。(浮世絵ポストカードより)
ここ堀切菖蒲園は江戸時代は広重、豊国らによって
浮世絵にも描かれ、明治に入っては左千夫、白秋にも歌われた江戸名所のひとつ。品種の多さで有名なこの園では、約200種・6000株の風情ある花菖蒲とともに、四季の草花も観賞できます。
天日に 菖蒲の 花の白まぶし
自得(虚子に師事、ホトトギスに投句)庭内の歌碑
庭内には懐かしいフィジョアの大株が2本あり満開であった。高校生の頃、親父が庭に植えた花木で、父を思い出す花の一つだ。
矢切の渡しと野菊の墓文学碑
細川隆の歌った「矢切の渡し」と伊藤左千夫の「野菊の墓」の舞台が松戸のこの辺りで、この江戸川下流の浦安までは僅か17kmである。浦安は山本周五郎の「あおべか物語」の舞台だ。
桟橋の入口にお土産の三色わらじのマスコットを作って売る露店がある。次の便を待ちながら会話。おじさんその花知ってる?と聞くと。「カラスのエンドウとか、スズメのエンドウとか、なんだかエンドウって付くらしいよ」。[おじさんクサフジって言うんだよ。覚えておいてね]と言うと。「ありがとね。」と素直な返事が返ってきた。去年よりは大分増えたとのことで、渡舟場入口の両岸に群落をつくっていた。この時期に青紫の蝶形花を房状に咲かせるマメ科の美しい花だ。この花の青はカメラで出せないと言われている。
キャベツやネギ畑の中、田圃の早苗も根付いて緑の風に棚引いている中[野菊のこみち]を往復した。広々した河川敷は日差しは強いが涼風が気持ちよい。母方の出がこの辺りのせいもあり青春の懐かしい気持ちに包まれた風景であった。
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万歩計18115歩 矢切の渡し
初めまして よろしくお願いします。
いつも 花 旅行記たのしく
拝見させていただいています。
花ショウブ綺麗ですね。
トロイメライのメロディー
良く聞こえてきました。
言い忘れましたが
写真手前真ん中の大きい花が私は初めて見た品種「浦安の舞」の実物です。少し晩生のようですが、花は大きくて堂々として強そうな感じがしました。
これをご縁に、こちらからもTBをお返し
いたしました。