この腕が千切れても、感じる温かさ。

コミケット準備会前代表、故米澤嘉博の告別式に会葬して参りました。
今戻ったところです。

笑いあり、涙ありの、「らしい」お葬式でした。

縁者ではないので、お焼香したら参道でお見送りまで待っているだけだったのですが、告別式が終わる（はずの）３時近くになると、もう参道の歩道には入りきれず、表の一般道の歩道にまで人があふれていました。コミケの混雑を知っていると大した人数ではないような印象でしたが、葬式としては、やはり相当集まった方なのでしょうね。

告別式が終わり、喪主の英子さんのお礼の挨拶が始まると、何故か突然マツケンサンバのリズムが。（笑）「米やんサンバ」ってのがあるんですか。参道では境内から僅かに漏れ聞こえてくるだけでしたけど、どっと笑っていました。

そして出棺。またも盛大にサンバが。（笑）
その後は、参道に並んだ全員からの拍手と、いくつもの「ありがとう！」の声とで、前代表が見送られて往きました。

拍手で見送られる葬式なんて初めてでしたよ。

その後、スタッフから全て滞りなく終了した旨とお礼が大声で告げられ、解散となりました。


いろんな人がいましたけど、みんな、一言お礼を言いたくて来た。そういうお式だったような気がします。スタッフ、一般全て含めて、参加された方全員の心が、前代表へ向いて１つにまとまっていた、そういう場所でした。


行って良かった。
今までありがとう、米やん。またあの世で。

最後尾プラカードも完備。

献絵その２。

待機列は４列。

参道にて展示中？の献絵。但し、お式自体は至って普通。

涙雨のあと。

麻布寺善福寺到着。
故、という文字を大看板で見せつけられると、やはり実感がわいてしまう。いないんだね。

参列者多数だが、お見送りまで居場所がなく、みんな手持ちぶさた。三時にはどうなるやら……。