最近話題の小惑星。
フライバイとはいえ、これでいくつ目の撮影でしょうか。最近はすっかり小惑星探査がトレンドっぽいですね。
■ロゼッタ彗星探査機、小惑星「ルテティア」フライバイ (sorae.jp)
■小惑星ルテティアに「超接写」:画像ギャラリー (WIRED VISION)
■Rosetta triumphs at asteroid Lutetia (ESA(欧州宇宙機関))
ESAの探査機ロゼッタは彗星探査機なんですけど、ついでにルテティアなる小惑星の近くを通って写真を撮ってくれました。
まー再接近時で距離にして3162km、地球なら静止軌道の1/10の距離というところまで近づいてくれたんですから、ついでと呼んじゃ失礼かも知れませんけど。
ちなみに先日帰ってきた「はやぶさ」が行ってきた小惑星「イトカワ」は、ルテティアよりずっと近くて小さくて、さらに超マイナー(だった)小惑星です。
いやそんなことより一番大きく違うのは、イトカワがS型小惑星、ルテティアがM型小惑星って事ですね。
S型小惑星ってのは、まぁ割と想像しやすい、岩石の惑星。
M型小惑星ってのは、実は金属(恐らく鉄かニッケル)を多く含んだ、金属の惑星。
隕石にも石質隕石とか鉄隕石とかあるじゃないですか。あれとほぼ同じ感じですね。
別にイトカワが攻めでルテティアが受けじゃないのでお気をつけて。どちらかというとルテティアの方がでかいし歴史あるし(以下略
ということで、人類が初めて見るM型小惑星の姿だったんですが……私ゃどちらかというと工学系な人間なんで、理学、地質学とか惑星学は良く分かんないんですよね。
M型小惑星って、こんなのなの?
という疑問というかガッカリ感が何か強いんですよ。
■エロス (小惑星)
■ガスプラ (小惑星)
■イダ (小惑星) (上記全てWikipedia)
なんですかねー。
見た目が既知のS型小惑星と、あんまり変わんない気がするんですよね。
確かに雰囲気的には、カドが丸いというか、のぺーっとした滑らかそうな感じにも見えるんですが、おお金属だ、っていう感じはあんまりないなぁと。
ルテティアって金属というより石鉄系なんですかね。だとしても、なんかこう、露骨に違うところが見えたら面白かったのになーという残念感はちょっとあります。
決定的な写真はまだ隠しているのかも知れませんけど、とりあえず現状では、かえって「モノ足らん!」という気持ちがつのる感じになっちゃいました。(笑)
#そういう意味ではイトカワは凄かったというか運が良かったというか。
#なにあのラッコ。(笑)
やっぱりアレですよ。もっと近寄って撮らないと。
近付けば、クレーターの内部とか見えそうじゃないですか。(レゴリス積もってそうだけど)
ということでやっぱり「はやぶさ2」の出番だよー、と思うんですけどね。
■「はやぶさ2は微妙」-JAXA、来年度予算の概算要求で (日刊工業新聞)
ここはいっそ増額要求しようよ。
どうせ月探査系が何だか増額狙ってるみたいですから、この際出すだけなら良いんじゃないかと。
というか再度仕分けに乗せて欲しい気もしますね。
昨年仕分けで完全無視、話題にも上らなかったはやぶさ2。今度はどういう評価を受けるか、凄く気になりますから。
2010.07.15追記:
そうだよ「はやぶさ2」の目的地はC型(炭素型)小惑星だよ。
なんでM型だと思ってたんだろう俺。M型は大抵遠いから、はやぶさ2じゃ届かないだろうに。
でもC型も研究対象としては面白いんですけど、やっぱりM型の方が面白そうだよなぁ。
はやぶさ3とか、また別の将来の探査機がサンプルリターンすることを期待しよう。
フライバイとはいえ、これでいくつ目の撮影でしょうか。最近はすっかり小惑星探査がトレンドっぽいですね。
■ロゼッタ彗星探査機、小惑星「ルテティア」フライバイ (sorae.jp)
■小惑星ルテティアに「超接写」:画像ギャラリー (WIRED VISION)
■Rosetta triumphs at asteroid Lutetia (ESA(欧州宇宙機関))
ESAの探査機ロゼッタは彗星探査機なんですけど、ついでにルテティアなる小惑星の近くを通って写真を撮ってくれました。
まー再接近時で距離にして3162km、地球なら静止軌道の1/10の距離というところまで近づいてくれたんですから、ついでと呼んじゃ失礼かも知れませんけど。
ちなみに先日帰ってきた「はやぶさ」が行ってきた小惑星「イトカワ」は、ルテティアよりずっと近くて小さくて、さらに超マイナー(だった)小惑星です。
いやそんなことより一番大きく違うのは、イトカワがS型小惑星、ルテティアがM型小惑星って事ですね。
S型小惑星ってのは、まぁ割と想像しやすい、岩石の惑星。
M型小惑星ってのは、実は金属(恐らく鉄かニッケル)を多く含んだ、金属の惑星。
隕石にも石質隕石とか鉄隕石とかあるじゃないですか。あれとほぼ同じ感じですね。
別にイトカワが攻めでルテティアが受けじゃないのでお気をつけて。どちらかというとルテティアの方がでかいし歴史あるし(以下略
ということで、人類が初めて見るM型小惑星の姿だったんですが……私ゃどちらかというと工学系な人間なんで、理学、地質学とか惑星学は良く分かんないんですよね。
M型小惑星って、こんなのなの?
という疑問というかガッカリ感が何か強いんですよ。
■エロス (小惑星)
■ガスプラ (小惑星)
■イダ (小惑星) (上記全てWikipedia)
なんですかねー。
見た目が既知のS型小惑星と、あんまり変わんない気がするんですよね。
確かに雰囲気的には、カドが丸いというか、のぺーっとした滑らかそうな感じにも見えるんですが、おお金属だ、っていう感じはあんまりないなぁと。
ルテティアって金属というより石鉄系なんですかね。だとしても、なんかこう、露骨に違うところが見えたら面白かったのになーという残念感はちょっとあります。
決定的な写真はまだ隠しているのかも知れませんけど、とりあえず現状では、かえって「モノ足らん!」という気持ちがつのる感じになっちゃいました。(笑)
#そういう意味ではイトカワは凄かったというか運が良かったというか。
#なにあのラッコ。(笑)
やっぱりアレですよ。もっと近寄って撮らないと。
近付けば、クレーターの内部とか見えそうじゃないですか。(レゴリス積もってそうだけど)
ということでやっぱり「はやぶさ2」の出番だよー、と思うんですけどね。
■「はやぶさ2は微妙」-JAXA、来年度予算の概算要求で (日刊工業新聞)
ここはいっそ増額要求しようよ。
どうせ月探査系が何だか増額狙ってるみたいですから、この際出すだけなら良いんじゃないかと。
というか再度仕分けに乗せて欲しい気もしますね。
昨年仕分けで完全無視、話題にも上らなかったはやぶさ2。今度はどういう評価を受けるか、凄く気になりますから。
2010.07.15追記:
そうだよ「はやぶさ2」の目的地はC型(炭素型)小惑星だよ。
なんでM型だと思ってたんだろう俺。M型は大抵遠いから、はやぶさ2じゃ届かないだろうに。
でもC型も研究対象としては面白いんですけど、やっぱりM型の方が面白そうだよなぁ。
はやぶさ3とか、また別の将来の探査機がサンプルリターンすることを期待しよう。