せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
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目指している未来がガラパゴス

2010-09-27 22:48:06 | PC、電子系
ガラパゴスとは恐れ入った。目指している未来が違いすぎる。

 ■その名も「ガラパゴス」 シャープの電子書籍端末、12月に発売
 ■進化する「GALAPAGOS」で世界へ シャープの電子書籍端末、早期に100万台目指す
  (以上、2つともITmediaNews)
 ■GALAPAGOS (シャープ:要Flash)

 ■ガラパゴス化 (wikipedia)

「GALAPAGOS」って、電子書籍端末の名前じゃなくて、配本、課金システムまでまで含めたトータルシステムの名前なんだそうです。
よりにもよって自虐的にも程がある「ガラパゴス」という言葉をあえて使ってきた訳ですけど、それが電子書籍システムって考えると、ああなるほどな、という感じがします。

そもそも出版って、ガラパゴス的なものなんですよね。

まず、書籍が単独で多言語化とかする訳がありませんし。
国によってうけるストーリーはおろかスラングもことわざも違いますし。
そもそも日本語なんかガラパゴスの最たるもので、縦書きはするわルビはつくは「」なんか使うわ。さらに句読点も改行位置も文体で自由奔放に変われる言語と来た。

こんなものをサポートするなら、いっそ堂々とガラパゴス化をした方が割り切りが良いってものです。
どうせ出版関係なんて会社も団体も全てガラパゴス化してるんだろうから、恐らく話が早い。(笑)

そう思うと、スマートフォンと電子書籍ビューアーって、凄く似ている(というか中身は殆ど同じ)のに、方向が全然違うもんなんですね。凄く外向き、ワールドワイドなスマートフォンに対して、極端までに内向き、ローカライズにこそ価値がある電子書籍。面白いものです。


まー何だかんだ言いつつ結局のところ電子書籍サービスは品揃えが評価の全てだと思うので、まずは12月にどんなラインナップで来るか、そこを冷静に待たせてもらいましょうか。
前から言ってますけど、トラ技とインターフェースが電子化されて毎月送られてくるなら買いますよきっと。



で、全然関係ない現在の懸念事項。

auが来週発表すると噂のAndorid携帯、auのティザーCMの動画とか、auが昔ちょっとだけ見せた画像とか、みょーに似てるんですよね、GALAPAGOSの5.5インチ版に。ティザーCMを見ると5.5インチよりは小さく見えるんですが、ティザーですから、サイズまで正確に描いているかは疑わしいですし。

電子書籍リーダーとしてならいいんですが、5.5インチはさすがにスマートフォントにはちょいでかすぎます。
でもIS01に対して携帯機能を抜いた機種を独自に売ったシャープ、嫌な予感がしないでもないのです。

こんな予想、できれば外れて欲しいなぁ。
スマートフォンは4インチくらいの画面サイズであって欲しい。




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