そろそろ書いておかないと、後出しじゃんけんになりそうなんで。(笑)
前から書きたかった、Origamiで疑問に思った話。
■ハンドヘルドXboxはMicrosoftの“iPodキラー”になる
ここでは手で持てるXboxとして話をしているけど、本当は、Origami=UMPC=小型Xboxだったのではないだろうか。
Origamiが3月に発表された時の衝撃は忘れられない。
こんなに使えない、こんな中途半端な、こんなに完成度の低いものをよく発表したなと。(笑)
該当記事が掘り出せなかったのだが、Origamiとしての完成度に関しては、関係者も未成熟、未完成であることは認めているようだ。しかしMicrosoftやIntelが、これほどまでに自らの製品を未完成だと素直に認めるなんて、今まで見たことが無いと思う。
ところで、未完成である事をどう思って商売しているのか、それはMicrosoftとIntelでかなり異なるようだ。
■マローニ氏が超小型PC「UMPC」をデモ
■「中途半端なものは出したくなかった」というインテルが描くUMPC.
Intel側は当初から製品ではなく独自のコンセプトモデル機を掲げてUMPCを発表しているように、現在の製品は本来のUMPCではなく、さらに現状のIntelの製品では構想どおりのUMPCは作れない、というスタンスを通している。
言うなれば、我Origamiに関せず、ですな。
■スケールメリットによる低価格でUMPCの弱点を克服するMicrosoftの“Origami”
片やMicrosoftは乗り気で仕方が無い状況なのだが、それでも、本格始動はVista以降になると発言している。
スケールメリットで本当に低価格PCを作りたいのなら、沢山のベンダー(PCメーカー&PC販売会社)の参加が必須と言えるのだが、参加ベンダーの少なさに関して、Vista以降なら、PCベンダーからもっと沢山のOrigamiが出てくると発言している。
だったら、何故XPベースのOrigamiを作り、3月に発表したのだろうか。
当初の企画どおり安くならない事が分かっていて、それでも発表した理由が分からない。
いっそVistaと同時の方が、OSの売り出し方としても、かなりの効果があったように思えるのだが。
まぁ、無理強いして3月に発表したことに関して、裏話的には「ゲイツが相当入れ込んでいるから」(笑)という何だか分かったような分からないようなしょーもない話が飛んでいるのも事実なんだけど、ここは1つ、何かの裏があると考えてみたい。
1. Vistaが遅れる事への安全策
最初に考えたのはこれ。Windows次期OS、Vistaの開発は遅れに遅れている。遅れても収益が確保できるように、XPに付加価値を付けて今年版として売り出しておこうか、という考えなのではないかと。
ただ、Microsoftは来年初頭でのVista販売開始に向け、社内は大きく舵を切っているらしい。今更サポートの手間が増える旧世代OSを延命させる事は、複数年のスパンで見るなら逆に損をしてしまう。どちらかというとあり得ない話か。
2. PS3対策
当時はPS3が春に出るという事になっていた。(笑)
その対策として、XBox360にテコ入れする形でOrigamiを使うのではないか、そう考えた。
XBoxをマルチメディアサーバ化し、Origamiをパーソナル端末として使う。音楽や映画、TVを無線LANで飛ばしたっていいし、DSのようにゲームをDLして複数人同時プレイしてもいいし。
これはあり得るのでは?と思ったが、結局E3では何の発表も無く、肩透かし。(笑)
3. MS版iPod or PSP (=Xbox)
これは当初噂で流れていた話。みんな実物を見てげんなりしちゃった訳だけど(笑)、あながちウソでは無かったのでは、と思えてきた。
冒頭で書いたように、ハンドヘルドXBoxというならば、Origamiにもなれるスペックがある。というか必要だ。現行のOrigamiをベースにXboxを作るのか、それともXbox用に開発された小型の第二世代Origamiがあるのか、それは分からないが、ハードウェア的には、今のOrigamiの延長上にXBoxがあるのではないだろうか。
ハンドヘルドXboxは、Origamiとの相乗効果によって、設計、調達コストを下げる。これはXboxをデスクトップPCの延長として短期開発を行った当初の発想と全く同じだ。もう一度やってくる可能性があったとしても、不思議ではない。
まぁ確立としては1割無いとは思うが(笑)、
こういう可能性もあるのではないだろうか?
前から書きたかった、Origamiで疑問に思った話。
■ハンドヘルドXboxはMicrosoftの“iPodキラー”になる
ここでは手で持てるXboxとして話をしているけど、本当は、Origami=UMPC=小型Xboxだったのではないだろうか。
Origamiが3月に発表された時の衝撃は忘れられない。
こんなに使えない、こんな中途半端な、こんなに完成度の低いものをよく発表したなと。(笑)
該当記事が掘り出せなかったのだが、Origamiとしての完成度に関しては、関係者も未成熟、未完成であることは認めているようだ。しかしMicrosoftやIntelが、これほどまでに自らの製品を未完成だと素直に認めるなんて、今まで見たことが無いと思う。
ところで、未完成である事をどう思って商売しているのか、それはMicrosoftとIntelでかなり異なるようだ。
■マローニ氏が超小型PC「UMPC」をデモ
■「中途半端なものは出したくなかった」というインテルが描くUMPC.
Intel側は当初から製品ではなく独自のコンセプトモデル機を掲げてUMPCを発表しているように、現在の製品は本来のUMPCではなく、さらに現状のIntelの製品では構想どおりのUMPCは作れない、というスタンスを通している。
言うなれば、我Origamiに関せず、ですな。
■スケールメリットによる低価格でUMPCの弱点を克服するMicrosoftの“Origami”
片やMicrosoftは乗り気で仕方が無い状況なのだが、それでも、本格始動はVista以降になると発言している。
スケールメリットで本当に低価格PCを作りたいのなら、沢山のベンダー(PCメーカー&PC販売会社)の参加が必須と言えるのだが、参加ベンダーの少なさに関して、Vista以降なら、PCベンダーからもっと沢山のOrigamiが出てくると発言している。
だったら、何故XPベースのOrigamiを作り、3月に発表したのだろうか。
当初の企画どおり安くならない事が分かっていて、それでも発表した理由が分からない。
いっそVistaと同時の方が、OSの売り出し方としても、かなりの効果があったように思えるのだが。
まぁ、無理強いして3月に発表したことに関して、裏話的には「ゲイツが相当入れ込んでいるから」(笑)という何だか分かったような分からないようなしょーもない話が飛んでいるのも事実なんだけど、ここは1つ、何かの裏があると考えてみたい。
1. Vistaが遅れる事への安全策
最初に考えたのはこれ。Windows次期OS、Vistaの開発は遅れに遅れている。遅れても収益が確保できるように、XPに付加価値を付けて今年版として売り出しておこうか、という考えなのではないかと。
ただ、Microsoftは来年初頭でのVista販売開始に向け、社内は大きく舵を切っているらしい。今更サポートの手間が増える旧世代OSを延命させる事は、複数年のスパンで見るなら逆に損をしてしまう。どちらかというとあり得ない話か。
2. PS3対策
当時はPS3が春に出るという事になっていた。(笑)
その対策として、XBox360にテコ入れする形でOrigamiを使うのではないか、そう考えた。
XBoxをマルチメディアサーバ化し、Origamiをパーソナル端末として使う。音楽や映画、TVを無線LANで飛ばしたっていいし、DSのようにゲームをDLして複数人同時プレイしてもいいし。
これはあり得るのでは?と思ったが、結局E3では何の発表も無く、肩透かし。(笑)
3. MS版iPod or PSP (=Xbox)
これは当初噂で流れていた話。みんな実物を見てげんなりしちゃった訳だけど(笑)、あながちウソでは無かったのでは、と思えてきた。
冒頭で書いたように、ハンドヘルドXBoxというならば、Origamiにもなれるスペックがある。というか必要だ。現行のOrigamiをベースにXboxを作るのか、それともXbox用に開発された小型の第二世代Origamiがあるのか、それは分からないが、ハードウェア的には、今のOrigamiの延長上にXBoxがあるのではないだろうか。
ハンドヘルドXboxは、Origamiとの相乗効果によって、設計、調達コストを下げる。これはXboxをデスクトップPCの延長として短期開発を行った当初の発想と全く同じだ。もう一度やってくる可能性があったとしても、不思議ではない。
まぁ確立としては1割無いとは思うが(笑)、
こういう可能性もあるのではないだろうか?
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