熊本から気ままに山と自転車のブログ

明神社古墳

明神社古墳
2017/5/13(土) 晴

ここ数日夏日が続いている。暑い。
ならば慣れるしかなかろうと、一汗かくためにポタリングに出る。
目的地は、南区合富町の明神社古墳。
飽田中学校、飽田公園を目印に南に向かう。
農事用ビニールハウスの向こうに小さな森が見える。
近づくと、田圃の中に明神社古墳(写真1参照)はあった。


周りは圃場整備で四角く区画されてはいる。
その中に祠に続く通路(写真2参照)がある。


地震で鳥居は倒れ、扁額は落下して割れている(写真3参照)。


御神体は、丸い石二つ(写真4参照)。
古墳葺石のうち、丸く形のよい物を選んで祀ったと考えた。
境内は円墳か?前方後円墳一部か?


傘石は阿蘇溶結凝灰岩製(写真5参照)で、丁寧に切妻形の屋根を模してある。
石棺材の流用か?
明神社古墳の場所;(マップファン地図)



明神社古墳を後にして、県道229を西へ向かう。
白石町通過途中、祠(写真6参照)があった。


道を挟んで、いわくあり気な大きな石(写真7参照)がある。
祠と関連付けて考えれば、道路改修工事中に出土した古墳の石と思う。
が、単なる庭石用の石かも?
帰宅して「遺跡ウォーカー」で調べてみたが、該当する史跡はなかった。


県道299から県道233県道51を走り、熊本港に着く。
クルーズ船が着岸しているのではないかと、期待して行ったが生憎短日の来航だったようだ。
島原外港行のフェリー(写真8参照)が出港した。
迫力ある船体が眼前を通過する。


帰途の橋の上から金峰山を見る。
今日は空気が澄んで綺麗に見える。
丁度干潮で、一面に干潟が広がる。
白川を渡り熊本西高校方向に進む途中、田圃の中に社(写真9参照)が見える。
「年神社」とある。国津神系の古い神様だ。
社は拝殿で、御神体は祠の中のようだ。


高橋から坪井川を渡り、帰宅を急ぐ。
今日も、無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)14km→明神社古墳8km→熊本港18km→熊本(自宅)所要時間3時間(実2.5時間) 総計40km 走行累計計20,787km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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