2017/7/1(土) 晴
今日の降雨予報は、午前10%、午後20%。
雨が降らないとなれば、このチャンスを逃す手はなさそうなのでポタリングに出る。
9時半出発。
一日行程であれば、ウトイチ(宇土半島一周)にしようと南に走る。
新幹線の橋梁下の整備が済んだので、自転車で南に向かうには随分と便利になった。
国道3松橋バイパス傍の西潤野(にしうろの)古墳(西潤野2号墳か?)に立ち寄ってみる。
以前探訪したことがあるが、「遺跡ウォーカー」の地図で確認したので、再度訪れることにする。
古墳はこの稜線の丘の上(写真1参照)にある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/a3/f96631ce911c4636534d2d0e614d7eec.jpg)
山頂直下に平坦地が廻る(写真2参照)。
周壕の跡か2段構築の跡と推測する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ac/bad8cec8dc135ee778238ec99d181ae2.jpg)
塚頂方向(写真3参照)も雑木に覆われている。
塚頂は、調査のため雑木は伐採された空間になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/6e/986b13c6ecd9e69db72cc9c3823565d5.jpg)
塚頂(写真4参照)は、掘削調査の跡が前回来たときより更にはっきり分かる。
埋め戻した土が固くなり沈下したと推測する。
Webで検索すると、高木恭二・熊本大学芥川博士が2014.3.31付けで「古墳時代における天草砂岩の利用」-第3部-2章.pdf
と題した論文があるので、その検証のために掘削されたものと思う。
天草砂岩は、岡山市の千足古墳にも使用されていると言う。
岡山市千足古墳に関する論文
ここにも阿蘇ピンク石に繋がる古代史の流れの一端が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/29/e1fff8eabf11802ad581db1bfa03c015.jpg)
反対側から見る掘削調査の跡(写真5参照)
西潤野古墳の場所:(マップファン地図)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d6/06ee85feb7d4b4857a3e9423636d4b7d.jpg)
西潤野古墳
2016/3/4(金) 晴
今日も天候は晴、自転車走行連続4日目。午前11時半出発。
今日の目的地は、南方向豊福古墳だが、西潤野古墳にも寄って行こうと思う。(写真は3/15撮影)
先ずは、国道3松橋バイパス沿いの西潤野古墳に寄る。
古墳はこの丘陵(写真1参照)の上部にある。
雑木林の山を登ると整った円形の微高の塚がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/57/73ec2176aecb33435e1f4340b46476cf.jpg)
塚頂に上がると掘削後間もない四角な窪地がある(写真2参照)。
Webで検索すると、高木恭二・熊本大学芥川博士が2014.3.31付けで「古墳時代における天草砂岩の利用」と題した論文があるので、その検証のために掘削されたものと思う。
西潤野古墳の場所:(マップファン地図)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/64/6fc618ceb962e6823ba5d1487199f41d.jpg)