2022/7/24(日) 曇/小雨
今日の最高気温予報は32°曇時々晴予報、午後の降水確率20%に午前9時半前からポタリング出る。
目的地は県指定文化財「長刀横穴一号」、和水町指定文化財「中道宝塔」、日平の宝篋印塔としたが、辿り着けたのは「長刀横穴一号」のみだった。
ルートは熊鹿ロードから県道3を北に辿る。江田交差点近くの道を右折すし、宝塔を探す。
国指定史跡「江田穴観音古墳」(写真1・2参照)が見えたので、この近所にはないかと探す。
古墳は眺望がよい所にあるので、墳頂に立って見る。墳頂には板碑が二基ある。が、宝塔らしいものは見えない。ご近所で、庭掃除している人に聞いてみたが分からないらしい。
宝塔にはまた出直すことにして、熊本県指定文化財「長刀横穴一号」(写真3参照)に移動する。こちらは谷の底に位置していて直ぐに分かった。
説明板(写真4参照)には、「清原台地と鶯原台地の間には北に開く谷があり、10基の横穴が残っている。谷の東側の2基を長刀横穴群とよび、西側の8基を北原横穴群とよんで区別するが、本来は一連のものであろう。
長刀横穴1号の内部は、幅2.1m、奥行2.4m、高さ1.4mあり、やや長方形をなす床面には、コの字形に3つの屍床を設けている。天井は妻入り屋根型に造られている。
羨門部は台形状をなし、その外側には二段の飾縁が設けられ、外側の飾縁面には、連続三角紋が線刻されている。また、外側の飾縁掘り込み面を横から見ると、直径20cm程度の円文の線刻が認められ、赤色顔料が部分的に残っている。2号は崩壊が激しく、奥壁が残るのみである。
なお、北原横穴群の3号の内壁にも線刻がみられるが、羨門側が欠損しているため、図柄は不明である。」とある。
「長刀横穴一号」を後にして、日平宝篋印塔を目指して移動するが、移動の途中から弱く小雨が降り出した。日平公民館(写真5参照)まできたところで、宝篋印塔の所在地も分からないので探訪を断念して、現在時刻13時過ぎ、天候が不安定化する前に帰宅したいと帰途に就く。
15時過ぎに帰宅する。帰宅して直ぐに雨が降り出した。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)31km→長刀横穴一号30km →熊本(自宅)
所要時間5.5時間(実4.5時間) 総計61km 走行累計49,878km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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