2020/5/1(金) 晴
天候は晴れ、気温26°夏日になった。
25°を越えると自転車は暑いが、それでも免疫力向上のための体力強化と、もっともらしい理屈をつけて今日も午後13時からポタリングに出る。
午後から出発するのは、昼食のために立ち寄るコンビニや食堂での接触を回避するため。全行程中、会話をするような濃厚接触は全くない。
「自粛警察」という言葉ができたそうだが、誤った正義感ほど手に負えなく怖い発想はない。
この一か月間の緊急事態宣言は、自分が新型コロナウイルスをうつさない、うつされないための宣言であったろうと解釈しているが、他人の行動を制限・抑制してよいと云うものではなかろう思う。「非国民」という言葉を連想する。
玉名市に着いた。高瀬大橋を渡り、堤防道路を左折すると、公園化された裏川に熊本県指定重要文化財高瀬眼鏡橋がある。その下流側に玉名市指定重要文化財秋丸眼鏡橋(写真1・2参照)がある。
天保3年(1832年)高瀬片町と秋丸との境界に架設されたものを、平成6年から平成9年にかけて解体、移築復元されたもの。
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歩道として活用(写真3参照)されている。
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裏川の下流側奥に東屋があり、そこに陶板製の観光マップ(写真4参照)がある。
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その隣に西南戦争の錦絵(写真5参照)がある。
「明治10年2月25日から27日にかけて経済の要衝高瀬の争奪を巡って両軍の主力が激突し激しい戦闘が繰り広げられた・・・25万俵の米を収容した高瀬御蔵を初め高瀬の大半は戦災に遭った・・・西南の役の関ケ原ともいうべき両軍の主力同士の戦いは官軍の勝利に終わり・・・薩軍は田原坂へ退却し、長い長い消耗戦を戦うことになった・・・」とある。
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一部黄色の花が咲いていた(写真6参照)
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その上流に熊本県指定重要文化財高瀬眼鏡橋(写真7参照)がある。
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堤防道路からの景観(写真8参照)
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こちらも歩道としては現役のようだ(写真9参照)
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橋の北詰にある熊本県の説明盤(写真10参照)には、「嘉永元年(1848年)に架設され、渡し場が現在の高瀬大橋付近にあって、この眼鏡橋は、当時の高瀬町の玄関として象徴的存在あった。全長19メートル、アーチの径6.7メートルの二連橋」とある。
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今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)24km→高瀬眼鏡橋26km→熊本(自宅)
所要時間4.5時間(実4時間) 総計50km 走行累計33,170km
秋丸眼鏡橋
2018/3/1(木) 曇
梅の花が満開のこの季節、一昨年宮崎兄弟生家で梅の花を見たことを思い出し、再度訪問したいと思い荒尾市を目的地とする。
玉名市街地で道を間違えて、繁根木川左岸を下り菊池川右岸を辿り周回して、秋丸眼鏡橋(写真1参照)に帰ってきた。
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この橋の下部は、堅固な構造を利用した樋門(写真2参照)になっていて、海が近いことを表している。
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橋の欄干もその下部も、楔石(写真3参照)を彫り込んだ頑丈な造りになっている。
天保三年(1842年)築造という県下でも古い部類に属する眼鏡橋である。平成6~9年に移設復元している。
植木町の豊岡橋(1802年築造)にも楔石工法が使われている。
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