熊本から気ままに山と自転車のブログ

五家荘の山

砥用町の雁又荘の横を通り、二本杉峠へ向います。
五家荘とは泉村東部から五木村北部にわたる地域の名称です。
平家の落人伝説のある地域で、さもありなんと思わせる山の深さは登山意欲をそそります。
難易度5段階評価(私の個人的主観です)



雁俣山1,315m
二本杉峠から45分。民家の横から登山道に入りS字を描くようなコースを進む。
さほどの高低さはなく、急登は頂上近くのみです。
山頂からの眺望良い。
カタクリの花も見られるらしいが、その時期に登ってみたが気がつかなかった。

2010年3月6日、久しぶりに登った。
カタクリ自生地は登山道Y字分岐点を左方向へ進む。だだ時期が合わず見られなかった。
山頂より京の丈山へのルートが開かれていた。
往復してみたが途中、急斜面もあり健脚向きと思います。
登山口:二本杉峠
写真1:山頂にはヒカゲツツジがあった10-3-6 雁俣山難易度★ 京丈山難易度★★★★



京丈山1,472m
主な登山口は砥用の柏川沿いからのルートと、泉村側の林道から沢沿いのルートがある。
その他の登山道や雁俣山縦走ルートもあるらしいが、詳細は知らない。
私は平家山への縦走を2度試みたが、日帰りでは時間の制約もあり平家山山頂まで後1~1.5時間程度であろうと思うところまで行ったが断念した。
平家山山頂写真にあるようなスズ竹の藪や風倒木の尾根筋で難渋した思い出がある。
樹氷や春のカタクリの花も魅力の山です。
登山口:柏川側、泉村側
写真2:京丈山頂風景。泉村側難易度★★★★



平家山1,497m
平家山の登山口は京丈山登山口の林道を更に奥に入ったところにある。
小さな沢を渡り、小尾根筋に杉林のなかを登る。
直に自然林の藪になり大尾根に出て東に辿ると山頂に着いた。
途中笹藪や風等木等で用意ではなかったが達成感の満足度は大きかった。
ただこの山行での失敗は軍手しか持っていなかったこと。
登山口では霧雨程度であったが、途中から氷雨になり、雪になった。大降りではなかったが、軍手が濡れ冷たさで手がしびれてきた。
下山して帰りの車中の暖房で暖めれば直るだろうと甘く見てそのまま続行した。
が、しびれは半年程続き、今でも極所的には痛覚が戻っていないような気がする。
藪のなかの山頂、眺望はない。難易度★★★★


烏帽子岳1,692m
登山口は八八重から北へ4km北上し民家のあるところからエボシ谷林道に入る。
この林道の終点から登山道に入りトラバース気味に東進からエボシ谷源流当りから北進に変わりスズ竹の中に入る。
直にエボシ谷沿いから東進してきた登山道と合流する。登山道といっても獣道同然の道であるので注意ぶかく歩く。
スズ竹の藪を過ぎると直登気味の急登になるが後は山頂を目指すのみ。
山頂手前に石楠花の群落がある。
花の時期に登ったがまったく咲いていなかった。
私が思うところでは、群落があるということは石楠花にとって生育条件がよいので花をつける必要がないということであろうと解釈した。
山頂からの眺望は山また山で良い。
国見岳から五勇岳経由で日帰りで縦走したが、往復で8時間だった。
写真3:緑に木は石楠花。難易度★★★★



白鳥山1,639m
八八重から那須越口方面へ更に林道川口線に入る。
落石等が有り道が荒れているのでウケドノ谷に向かって林道を歩く。
やがて林道から左折して涸沢のウケドノ谷に入る。この沢を辿るり、源流部から小尾根、更に大尾根に出る。
大尾根を南方向へ歩を進めると山頂に着く。
平頂で潅木の中にあり、眺望はない。
下りは御池方向へ周遊して、元来たウケドノ谷に下った。
御池あたりは巨木も原生林で魅力的な場所である。
那須越方面宮崎県側から登るルートでは30分程で登頂するらしいが、やはり時間をかけて歩いて登った方が自然の雰囲気を享受できて楽しいと思うものです。
写真4:雪の山頂 難易度★★★★



上福根山1,645m
茶臼山経由で、尾根筋を辿りスズ竹の藪を掻き分け、2回目の挑戦でやっと山頂に辿りついた。
素晴らしい石楠花の花を観賞することができ、感激の登山であった。
が、下山時に楽をしようとして獣道を辿り、登ってきた尾根筋を大きく逸れた。
雨が降り出したのでスズ竹の藪を掻き分けほうほうの体で登り返したものの雨に濡れたスズ竹の藪の重たかったことこのうえなかった。
更に、登って来た沢筋を一つ間違え子尾根をまいて引き返した。
途中で野宿も覚悟して岩陰に身を寄せたが、遭難届を出されては皆様に迷惑をかけることになると思い返し下山した。
登山口に着いたのは、午後9時でした。
翌春忘れ雪のころ、この山で遭難し死亡された新聞記事があった。
原因は雪山で体力を消耗し疲労により沢に転落したものとあった。
さもありなんと思い、無事下山できたことの幸運を天に感謝。
[登山口:椎原
写真5:山頂風景。難易度★★★★★



大金峰1,396m  小金峰1,377m

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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