甲佐町は緑川の水を分流した水路が縦横にあり、落ち着いた優しい空気の漂う感じの町です。
ここを通過南進し、中央町、砥用町と山間の町へと続きます。
砥用町から雁俣山を仰ぎ見ながら二本杉峠へ向かい南下すれば泉村五家荘へ続きます。
砥用町を通過東進して右折して内大臣橋を渡れば内大臣峡へ入り、新日本チッソの水力発電所を過ぎ広川原あたりまで来ると自然の真っ只中を実感します。
ここから国見岳、更に椎矢峠から三方山、天主山、高岳の登山口へ至ります。
甲佐岳753m
甲佐岳へは甲佐町を過ぎ、緑川の橋を渡る手前を左折し東進します。
以前、広瀬のキャンプ場の所から仙道が福城寺へ通っていたが、仙道がコンクリート舗装の車道になってしまったので登山道としは魅力が半減した。
車では公民館先から左折し福城寺山門近くに駐車スペースがあります。
山頂へは本堂左脇から上人様の住居?の裏手孟宗竹林の中へ。
直ぐに杉林に変わり登ること30分。
左手に電波反射板が設置してある所にから自然ン林に変わり10分で頂上の西側眺望がある祠に着く。
山頂は東へ50m位入った所にあります。
登山口:砥用町福城寺
目丸山1,341m
緑川の右岸側から左岸側に渡り中腹に広がる段段畑と民家の間を進み、やがて林道に入る。
林道に駐車し登山道に入ると程なく自然林の登山道となる。さほど急峻な所もなく山頂に着くが鈍頂で眺望はない。
カタクリの花の群生地としてとみに有名だが近年は少ないと聞く。
写真1:晩秋の目丸山
天主山1,494m
内大臣と緑川峡を分ける稜線上に位置する。
稜線を辿るので、登るという感覚はない。
ただそこは山のこと、街中を歩くようには行かない。
スズ竹の藪をかき分けて進むと藪がとぎれこの写真の広尾根にでた。
このときは山芍薬の花の時期は過ぎたものと半ばあきらめ気味の山行だったが、幸運にも写真の場所には満開の山芍薬の白い花のお花畑であった。
山頂はここから更に先に進み一旦下り登り返したところにあった。
眺望はないが、深山の雰囲気いっぱいのいい山でした。
登山口]椎矢峠
写真2:山芍薬の白い花
三方山1,577m
椎矢峠から北方向に稜線を辿る。更に山頂を過ぎ、西方向への稜線が天主山方向である。
緑川峡方向へ下る仙道もあるとガイドブックにあったので挑戦したが、道が分らず生憎の曇天模様で磁石も正常に働くかず自分の位置が判らず苦労したしたことがあった。
山が深いので挑戦なさる方はくれぐれも準備を怠りなく。成功を祈ります。
登山口]椎矢峠
高岳1,563m
椎矢峠から南方向へ。20分程の登りで山頂に着く。眺望はない。
登山口]椎矢峠
国見岳1,739m
内大臣から登る九州脊梁山地の雄は国見岳でしょう。
四方とも山また山の風景は自然の大きさ実感させられる。
ここから南へ小国見山、五勇山と仙道がつづく。
登山口]広河原・杉の木谷
写真3:国見岳から南面九州脊梁山地の風景
小国見岳1,708m
仙道から西上方に位置する。
五勇山1,662m
国見岳から続く仙道は幅も広く快適な山歩が楽しめる。
所々倒木等で行く手を阻まれる。
霧立超え程に手入れはされていないが、それだけに自然がいっぱい。
五勇山から烏帽子岳へは細尾根のところもあり、分りかりづらいところもある。
2年程前遭難事故もあったのでお勧めはできないが、十分注意して稜線を辿れば国見岳~烏帽子岳往復も日帰りで行ける。
写真4:五勇山山頂の風景
洞が岳 997m
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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