熊本から気ままに山と自転車のブログ

小森牧野から俵山

秋の草花咲く小森牧野から俵山
2019/8/11(日) 晴

今日は晴天、予想最高気温37°だが俵山へ山行する。
この猛暑日に山行を決意した理由は、以下の通り。
昨日、孫を同行して俵山峠に納涼に行った。自動車の温度計が萌乃里で36°、俵山峠駐車場で28°だった。これに加えて、峠展望所は風があり思いの外涼しかったので、家のクーラー浸けの一日よりも健康的だろうと思った。
更に、峠から俵山山頂までの登山道の標高差150m程を登ったところ、太ももに筋肉痛を感じ運動不足を痛感したことによるもの。

「萌の里」の駐車場をお借りして、ここから小森牧野(写真1参照)を経由して俵山登山に出発する。この写真の丘の標高差約300m。


登り始めて直ぐの鉄塔の傍にゴンズイの木(写真2参照)が3本ある。
意図して植えられたものか?雑木が成長した物か?赤い実が目立つ。


標高差200mほどの地点から「萌の里」(写真3参照)を眺望する。一番手前の7台が登山者のものか?


緑の草に交じりカワラナデシコの花(写真4参照)が咲く。


火口花(ハバヤマボクチ)(写真5参照)。
火打ち石をカチッカチッと 打ち合わせて出る火花を 移し取る綿毛のことを 「火口(ほくち)」と呼ぶことからこう呼ばれるようになったようだ。


若干時期は過ぎているようだが、ノコギリソウの花(写真6参照)も咲いている。


牧野を過ぎて、ヒノキの人工林の中(写真7参照)を登る。
登り始めて2時間半、5年前の自分であれば山頂に着いているころだが今日の体力は初級クラス。休憩を兼ねてこの林の中の切り株に腰を下ろし弁当を開く。


林を抜けると防火帯に出る。標高850m地点辺りか?
防火帯の縁には、ノリウツギの花(写真8参照)が咲く。


防火帯の草の中に咲くオミナエシ(写真9参照)


同じく防火帯に咲く花、たぶんコオニユリ(写真10参照)だと思う。


防火帯を登り切ると尾根筋に出るが、そこに咲いていたアザミの花(写真11参照)


標高926m地点の標識(写真12参照)。
ここまで来れば残り標高差170m弱、30分程で頂上に着く。


標高1095mの俵山山頂(写真13参照)。
遠景は中央火口丘だが、今日は雲がかかり見えない。


山頂から西方向を遠望(写真14参照)する。写真中央が、雲仙普賢岳。その手前白く見えるのが有明海。その手前濃く山が見えるのが金峰山、二の岳、三の岳。
熊本市街地と、その南の熊本平野、加勢川、緑川の川筋も見える。


山頂から宮山牧野、一の峰方向を遠望(写真15参照)する。
緑の牧野と、深緑の針葉樹林のコントラストが面白い。
遠くに天草の島影とその手前に不知火海と宇土半島の山々、木山(雁回山)が見える。


下山途中、登って来る2組の高校生か大学生に会う。
私の予定下山時刻は17時、これより遅い時間帯の登山道は危険であることを伝え下山を急ぐ。
無事に下山出来たことを、天に感謝する。

萌の里登山口4h→俵山々頂2h→登山口  総所要時間6(実5.5)時間
標高差約800m


俵山
2017/5/30

萌の里登山口0.75h→H613mピーク1h→H926mピーク0.5h→俵山山頂1.5h→駐車=全行程4.5h 標高差800m
俵山峠登山口1.5h→俵山山頂1h→登山口=全行程3h 標高差400m

写3:俵山々頂2017/5/30


写真4:山頂からの一の峰方向眺望2017/5/30


写真6:林道途中、頭の上に白いエゴノキの花2017/5/30



写真7:雨に煙る白い十文字の花弁(?)のヤマボウシ 2010-6-21



写真8:女郎花2007/7/26



写真1:H613mピーク手前から萌の里。ここまで標高差250m程2005/2/27


写真2:H735mから防火帯の急登をH865mまで登る。振返れば鞍岳の秀麗な姿が見える2005/2/27



写真5:曇天から漏れる日射しに輝く護王峠下の牧野と南郷谷2004/7/18


自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日帰り登山・ハイキング日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事