熊本から気ままに山と自転車のブログ

御馬下角小屋・四方寄六地蔵

御馬下角小屋・四方寄六地蔵
2018/10/12(金) 晴

明徳官軍墓地を後にして御馬下の角小屋(写真1参照)に着く。
途中、旧豊前街道は国道3号と並走する部分もあったが、目につくものはなかった。


説明板(写真2参照)では、「角小屋」はここ御馬下の庄屋の邸宅で、参勤交代の細川・島津藩主の休息所になった建物という。


道沿いに大きな六地蔵と庚申塔(写真3参照)が建つ。


説明板(写真4参照)では、六地蔵は室町時代、庚申塔は江戸時代のもので更新信仰を知る文化財であるという。


さて、入り口は?と南側に廻ると御成門(写真5参照)がある。
御成門は閉まっている。


他に入口があるはずと、東側に廻ると駐車場と屋敷入口があった。
裏口を入り口にしてある。
建屋にいると左手に竃があり、左側に納戸らしき空間(写真6参照)がある。


その納戸と壁を隔てて、店口(写真7参照)がある。
店は、質店と酒店を行っていたという。


その横に奥の間(写真8参照)があり、家族の生活空間のようだ。


その横に、御側用人の詰めの間(写真9参照)がある。


廊下を挟んで奥座敷と次の間(写真10参照)がある。


藩主が座る奥座敷(写真11参照)には、書棚と床の間がある。
映画で見る時代劇のような空間である。


土間においてある駕籠(写真12参照)


外に出て別棟の資料館(写真13参照)を見学する。


沢山の資料があるが、紹介しきれないので2点のみ。
1点目は、日本全図(写真14参照)
いつの頃のものか左側が西、右側が東。蝦夷地と佐渡島は海岸線の一部が表示されている。


製作された駕籠(写真15参照)が展示してある。
重量100kg、6人で担ぐという。


外に出て「阿蘇宮」(写真16参照)に一礼して御馬下を後にする。


今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)10km→北区明徳町官軍墓地15km→熊本(自宅)所要時間3時間(実2時間) 総計25km 走行累計25,842km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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