2023/5/20(土) 晴
今日は最高気温28°夏日続くこの頃、暑熱順化と体力維持のため午後14時半からポタリングに出る。
目的地を山鹿市指定文化財の中川双子塚とする。国県市町村指定文化財も700件を超え、観音堂、六地蔵、放牛石仏等々もほぼ一巡した。新たな場所に行くのも困難になったので、ここ何回かは古い日付のブログを掘り起こし再訪している。
熊鹿ロードを北進し、合志川堤防(写真1参照)を走る。チガヤの穂が風に靡き、白く光る。
菊池川の中川橋の上から中川双子塚方向(写真2参照)を見る。麦秋の田園の中に、一本大きく茂っている樹木がある所が中川双子塚である。
橋詰から堤防道路を左折し堤防を下り農事用道路を北進すると、中川双子塚(写真2参照)がある。
古墳敷地西側から見る双子塚(写真4参照)は、左側側面は半円形で円墳を思わせる。
塚南面(写真5参照)は、土取りされ、削平された形状に見える。右(東)側には大木が成長している。ここを折り返し点として帰途に就く。
帰路は菊池川堤防道路を西に下り、熊鹿ロードを自宅に向かう。
18時半に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)26km→中川双子塚26km→熊本(自宅)
総所要時間4時間(実4時間) 総計52km 走行累計54,370km
中川双子塚
2019/2/28(木) 曇
今日も午前中の所用を済ませ、午後から熊鹿ロードを北に走り鹿本町中川の双子塚古墳探訪ポタリングに出る。
曇り空だが、頬に当る風はめっきり春めいて背中にはうっすらと汗を感じる。
県道138の菊池川の橋を渡り右岸堤防を少し下りると、水田地帯の中に大木(写真1参照)が見える。
山鹿市の「市指定文化財中川双子塚」の標柱(写真2参照)がある。
大木の根元が微高地になっている。
「古墳」と表示していないのは、確証がないためのようだ。
北側は円形になっているが、南側は削られているのか形が崩れている。
周溝の跡は、あるような?ないような?明確ではない(写真3参照)
標柱の側面に説明文(写真4参照)がある。
「古墳時代前期(四世紀頃)の古墳とされているが、未調査のため不明です。水田地帯に位置し、周囲はかなり削られているようです。」とある。
墳墓の可能性は否定しないが、菊池川の氾濫河原でもあり古墳の築造地としてはかなり不適当な地形でもある。
が、地元の人が古墳として聖地として大切になさっていることを尊重するべきとも思う。
墳丘表面をぐり石大の石が覆う(写真5参照)
古墳の葺石か?とも思ったが、近くの水田の畔にも同様の石が沢山並ぶので、水田内の石をここに置いた可能性が大きいように思う。
中川双子塚の場所:(マップファン地図)
中川双子塚を後にして、1kmほど北に走ると湧水(写真6参照)がある。
衛生的な水源があることが水田や集住地の条件であるので、その近場ということでやはり古墳か?
小腹が空いたので、「道の駅水辺プラザ」で小腹の隙間を埋めて帰途に就く。
水辺プラザの建屋を出て、台(うてな)台地に目をやると台城跡(台古墳)(写真7参照)が見えた。
菊鹿盆地を挟んで、南の対峙する位置には亀尾城跡がある。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)27km→道の駅水辺プラザ26km→熊本(自宅)所要時間5時間(実4時間) 総計53km 走行累計27,557km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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