熊本から気ままに山と自転車のブログ

和水町歴史民俗資料館

和水町歴史民俗資料館までポタリング
2020/01/13(月) 曇/晴

歴史民俗資料館(写真1参照)は、江田川の南側、民家村の東北の隅にあった。


館内は見学料無料のようで、無人であった。
展示物はレプリカとは思うが、流石は国宝で圧巻の存在感がある。
先ずは、大冠(写真2参照)と、その右は鉄製の鐙


鉄製の短鎧(写真3参照)とその左は兜。
実戦で使用したものか、威信財か?漫画で見た古代の戦闘具の実物に圧倒される。


こちらは、鉾(写真4参照)と、何故か玉のリング。
その右側は古代の鏡類、大小ある。


こちらは、靴(写真5参照)。実用性はないと思うが、儀式に着用か?
それとも、埋葬時に屍に履かせたものか?


こちらは、耳飾り(写真6参照)。くすんで見えるが本物は黄金製か?儀式に着用したのだろうか?


稲荷山古墳から発見された鉄剣と、並んで評される古代の鉄剣(写真7参照)


その鉄剣を復元した物(写真8参照)
迫力十分の存在感がある。棟の部分に文字が刻んである。本物は銀象嵌という。


甕棺(写真9参照)、石製品と古代の物が並んでいる。


石人像の胴の部分(写真10参照)
後ろの写真の像は腰に手を当てているので木柑子古墳か?


「石の俎板か?使用法が分からない石」(写真11参照)と注釈がついていた。
赤い顔料が見えるので古墳の一部と思うが、石枕にしては大きい、はて?


朝顔形埴輪(写真12参照)。
古墳の装飾品の一部と言えばそれまでだが、現実生活の擬似品と思うが何を模したものか?籾を受ける漏斗とそれを保管する壺か?気になる。


鉄剣、石枕、円筒埴輪(写真13参照)


壺類(写真14参照)


金栗四三展(写真15参照)を西南戦争との関わりを中心に展示してある。
西南戦争に軍夫として動員され、戦場の恐怖や悲哀を神社の絵馬にして残したものと解説されている。


肥猪地区の人々が炊き出しに動員された(写真16参照)ことも紹介されている。


帰途出発時刻14時、時間があるので玉名経由で帰ったが所要時間時間、距離とも同じだった。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)27km→江田船山古墳公園27km→熊本(自宅)
所要時間6時間(実4時間) 総計54km 走行累計30,931km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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