竹迫城跡周辺探訪
2024/2/18(日)曇/晴
最高気温22°早朝の気温3°今日も晴天の暖かい日になる。気温が10°を越えた午前11時からポタリングに出る。出発から2・3km走った辺りで、自宅から電話があり引き返す。昼食を食べた後、午後13時から行先を変更して再度出発する。
目的地は、合志市竹迫周辺で梅の花を探訪することとする。
熊鹿ロードを秋鯰から逸れて、徳王に上がり大窪に下る。須屋を経由し黒石の住宅街を走り、JT熊本工場の西側に出る。そのまま県道341、30を横断して北方向に走り、河津桜咲く合志市指定文化財竹迫日吉神社(写真1・2参照)に到着する。
説明板(写真3参照)には、「祭神、大山昨神他6神(・・・)
沿革は、竹迫直種家伝に「肥後国合志郡竹迫村内原口村日吉七社大明神は正治2(1200)年3月15日竹迫氏の先祖摂津守中原師員の草創」とあり、約800年前に創建されたと言われています。古来からの郷社で竹迫近郷14ヶ村の氏神として尊崇されてきました。市指定の文化財であり、現存する社殿は宝永年間(1704年~1711年)に再建されたものと伝えられ、楼門は建築技術や彫刻などの様式から安土桃山時代の造りと推定されています。拝殿に掲げられている絵馬は、竹迫下町出身で細川藩のお抱え絵師でもあった吉岡蘇雪によって天保、嘉永、慶応年間に描れたものです。特に慶応年間に描かれた絵馬(図3)は、合志市歴史資料館に寄託され、展示されています。
同社は、創建以来、幾多の興亡を経て現在に至っており、平成3年と平成11年の大型台風によって甚大な被害を受け、楼門や社殿の一部の修復が行われました。平成12年には鎮座800年に当たって、銅板により拝殿と楼門の屋根の葺き替えが行われました。平成28年の熊本地震の際には、鳥居が甚大な被害を受け、修復が行われました。
また、同社の敷地内には、足手荒神、日露戦争戦没者記念碑などが、周辺には、竹迫氏・合志氏両時代にわたって使用されていたと考えられる中世の原口新城跡、竹迫氏関係の菩提寺であったとされる国泰寺跡(竹迫五山)などがあります。」とある。
竹迫城跡(写真4参照)の前の池は水が抜かれている。少し東側の広場には、多くの家族連れが芝スキー等を楽しんでいるのが見える。
東方向に道を進んで合志市指定文化財虚空蔵さん(写真5・6参照)に拝礼する。洞窟は、古代の横穴墓のように思える。近くには豊岡宮本横穴群がある。
説明板(写真7参照)には、「虚空蔵菩薩は、本来は知恵の仏様ではあるが、現在は商売繁盛や、理財の仏様として有名で、祭礼の日には近郷近在からの参拝者多い。
洞内には三体の虚空蔵菩薩が祀られている。もともと、菩薩像は一体であったが、戦後行方不明となり、地元ではお祭りができず、仕方なく菩薩像を作り、荒尾四山神社で魂入れの儀式を行い、お祀りしたものである。その後、持ち出された菩薩像は知らぬ間に返されていた為、二体となり、さらに信者寄進の一体を含め現在三体が祀られている。・・・」とある。
ここを折り返し点として帰途に就く。
竹迫では目的の梅花は見ることができなかったが、帰途の途中満開の枝垂れ梅と紅白の梅花(写真8・9参照)を観る。紅白の梅花は一本の木だが、接ぎ木された枝と思う。
17時に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)23km→竹迫虚空蔵さん21km→熊本(自宅)
総所要時間4時間(実3.5時間) 総計44km 走行累計58,006km
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自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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