デジタル画、始めました。

落書きしてます

床の間

2021-07-11 11:40:00 | 日記

先週描いた教場全体のスケッチは何か足りないと思っていました
床の間に何もおかれていなかったからかもしれない。
掛け軸のお稽古の為に床の間の物は片付けられていましたから。

床の間は、空間として有るだけでは意味が薄いのかも。
昨日稽古にうかがって、いつもの設えの床の間を描かせていただきました。



中央に置かれているのは名のある彫刻家の作ったブロンズの観音様でけっこう重量があります。
場所を変える時には両手にふきんを持ち直接手が触れないようにします。

観音様を挟んで向かって左側が加柄(くわえ)。向かって右側が長柄(ながえ)です。
ひな祭りで飾る三人官女の左右の人形が持っているのがそれです。

ただし人形が持っているのは素のままですが、これらには和紙で作った蝶や飾り物を付けています。
昨年先輩に教えていただきながら友人と付けました。

そして昨日の掛け軸は墨絵の山水の掛け軸でした。

右端に棚がちょっと描いてありますが、そこの棚に先生のお写真が飾られています。

先生がお亡くなりになって、今まで教場に伺ってもお写真に目を向けることができませんでした。
でも昨日はしっかりとお顔を拝見して挨拶する事が出来ました。


教場 その2

2021-07-04 07:59:00 | 日記
こういう広い畳の部屋全体を今まで描いたことがありません。
どうも床全体が平面に見えなくてしっくりこないので、デジタルで直してみました。




いろいろやったあと右端のところを逆遠近法にしたら取り敢えず自分ではスッキリしたような気がしたので、もう終わりに。
こういう時には新しく別の紙に描いた方がいいですね。

教場の絵を直しながら、先生や、かつて一緒にお稽古をした方々の存在を思いました。懐かしかったです。






教場

2021-07-04 00:00:00 | 日記
半年ぶりに教場に行ってきました。
今日は七人の方と一緒でした。
掛け軸の稽古をしている方もおられて、仕舞う時の紐の掛け方を一緒に聴かせて頂きました。

膝だけ先に年を取ってしまったようで長く正座が出来ません。椅子をお借りして描きました。
なので、視点が高くなってしまいました。視点はもっと低い方が良いですね。



描いてみたら、なかなか床が平らになりません。
ふたつの部屋を仕切る長押や欄間、廊下と部屋の間にある柱や襖は奥が隠れてしまうので描きませんでした。




玉串を持つ

2021-07-02 11:32:00 | 日記
髙倉先生と教場のことを考えていたら、家の乱雑さが気になってきた。
なのであちこちかたし始めている。

ずっと片付けるのが苦手だった。どうしたらいいのか考えているうちに時間ばかり経ってしまっていた。
今は以前よりもマシだと思う。

ところで稽古には細目が決まっていて、その中に玉串の捧げ方というのがある。
母の時にもそうだったが、神道の場合葬儀で故人に線香でなく玉串を捧げる。

余談だが母の小さい時には、墓に供える榊を「おはな」と呼んでいたそうだ。


ここに持っているのは玉串ではなく単に榊の小枝だけれど
左手はこう持って、右手は手の形は左と同じようにして、枝元を「上から」手のひらを下に向けて軽く持つ
両手の間隔は開ける

そして祭壇の少し手前で玉串を額に近づけて、故人への感謝を込める(と私は勝手に思っている)
そこから少し出て足を揃えたら、玉串の向きを変えて八足台に乗せる