東海女性職人グループ『凛九(りんく)』
女性は、それぞれの人生のステージによって
仕事と家庭との力のバランスが大きく変わってくる。
どんなに仕事がしたくても
出産子育て介護など、
どうしたって向き合わなければならない現実があるのだ。
だから、全員が足並みを揃えるのは難しい。
でも、だからこそグループの意味があって、
その時は1人、2人動けなくても、
それなら私出来るよ、それ代わりにやるよと
助け合って手を差し伸べあえることが
『凛九』がここまで続いている秘訣なのだ。
「実は、異業種の職人さんたちのグループは他にもあるのです。
でも、凛九さんたちのように長く続くグループを聞いたことがなく、応援したいなと思っています。」
と、凛九を結成当初から応援してくれているこの業界に詳しい方から声をかけてもらった。
助け合えるから、みんなが誰かのために手を差し伸べるからここまで来れた。
その姿をみて、また応援しようと手を差し伸べてくれる人がいる。
改めて、なんてありがたいんだろう。
と、感謝でいっぱいになります。
無理な時は、しんどい時は、無理って言っていい。
その分、できる時に手を差し伸べることが、声をかけられることが、優しさを受け取る秘訣なのかもしれません。