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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

女性ならではの感性ってダメですか?

実はね、凛九の“女性ならではの感性”ということに対していろんな意見があって、
男だから女だからっていうのは言うべきでないという意見もあるのは知ってる。

でも、その意見こそが私は自由を制限していると強く思っていて、
男性従事者の多い伝統工芸の職人のなかで、
女性という性別に生まれて女性だからこその経験をして得た感性を大切にしたいというのは、
個性としてとても大事なものだと思うし
強みだと思うのです。
ブランディングであり、差別化の一つの方法で、それを否定するのは違うんじゃないかなぁ。
伝統工芸の世界で、自分ならではの個性を、グループならではの個性を模索した時の表現として、女性らしいはダメですか?

“女性らしい感性”は、
別にいわゆる誰かが思う女性でなくてもいいしね。
自分ならではの女性でいいのだ。
もちろん、それは誰かに言われてそうするものではなくて、自分たちで発信することだから。


最近、女性とか男性って言っちゃダメっていう空気があるけど、
自分がどうありたいか。
自分をどう見せたいかは自由なんじゃないかな。




最近はカエル三昧。
カエルにも、雄雌があるんですよ〜。
今回の根付は女の子にしてみた♪

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