3連休でしたね。
週末は、のんびりでした。
夏の準備で網戸の張り替えをしたり、
ご近所のおじちゃんの畑で、
はっさくやキンカン、レモンや大根などをいただき
(あ、ミモザの花もいただいて玄関に)
蜂蜜漬けにしたり、
いなべの梅林公園にお花見に行ったり。
私は、放っておくと根つめて仕事ばっかりになって、
あれもこれもで忙しくなっちゃうので、
こうして無理にでも外に出て深呼吸させてもらえる環境はありがたいです。
(この2日間は、完全休日と決めたので、お返事遅くてすみません)
先日の東洋経済オンラインの記事、すごい反響でした。
すごく響く素晴らしい記事にしていただけて、
背中を押されたと一緒に泣いてくれる人もいれば、
私のことをなんだか嫌なやつだなと思う人もいて。
私ね、それでいいと思うのです。
みんなが同じ価値観でなくていい。
あの記事を見て、いろんな人がいろんな感情を持つことが
一番健全で正しいと思うのです。
だからこそ、私は一つの生き方として
こういう生き方も・考え方の人もいるよということであって、
みんながこの記事に賛成してほしいとも、
まして、私の考えが正しいだなんて恐ろしくて言えません。
私は、とても恵まれた環境で、
たくさんの応援してくださるお客様がいて、
師匠や家族、心身ともに健康な体などの環境があって、
こうして伝統工芸・根付という物を受け継がさせていただいているわけで、
そのたくさんの人の協力や応援があるから
今こうして根付を彫らせてもらえている。
続けさせてもらえていることがどれほどありがたいことか、
この環境が当たり前でないことは、
よくわかっているつもりです。
いつこの仕事ができなくなるのか、
コロナでいろんな大御所の職人さん達が
仕事を辞めるという話しを聞いて、
いつも今でも、未来が不安になったりします。
でも、だからこそ、たくさんの人がこの記事を読んでくれて嬉しかった。
たくさんの人に響いて、
ちょっと伝統工芸使ってみようかなって
思ってもらえたら嬉しいです。
今回をきっかけに出会えたご縁、大事にしていきたいです。
この記事で、なんだか嫌な気持ちになってしまった人、
ごめんなさい。
世の中にはいろんな立場の人がいるから、
歳をとることを考えられない人もいる。
でも、私は私。
私はあなたのことをそこまで想像できないけれど、
あなたも私のことをそこまで想像できない。
それぞれ、背負っている運命は違うのだから、
それぞれの価値観で、共に頑張ろう。
私には、仲間がいて、
共に伝統工芸を盛り上げようとする同志がいる。
これからも、その仲間達と一緒に、
「伝統工芸って、職人って、こんなに格好いいでしょ〜!!」
って、伝えていくつもり。
(いただいたミモザ)
さあ、明日からもがんばります。
そろそろ次の展示に向けての最新作も磨きの作業です。
ここからが、まだまだ長い〜♪