こんばんは、azurです。
今回もフォトから古い画像を探し出してきました。 ←絶賛ネタ切れ中。
友人に頼まれてお作りした編みぐるみです。
2016年4月の画像。私がまだ妹の下請けをしていた頃で、独自に販売を始める直前です。
毎月1セットずつ買って、作って、シリーズを集めてそろえるというのがあるみたいですね。初回のみ安い、ってアレです。CMでよく見ます(最近は見ない気がするけど)。
作るシリーズだけじゃないのかな。本のシリーズとかもあった気がする。
買ったことないのでよく知りません。
友人はお子さんにせがまれて、ディズニーツムツムの編みぐるみシリーズを買ったらしい。
初回はミニーちゃん。
セットを開けたら、糸と布、その他材料、作り方の本が出てきました。
お子さんは早く早くとせっつきますが、忙しい(多分)友人は「あーはいはい」とおざなりな返事でごまかしてきました(多分)。
でも、ゴマカシはいつまでも通用しない。
そこで、友人はふと気づいた。
いつも編物してるヒト、おるやん。
あの子に頼んだら早いんちゃうの。
で、頼まれたわけ。
でもね。
その友人は手芸が得意で、ミシンなんかプロ級で、編物だって絶対上手。
自分で作れよ。
「忙しんよー」
私だって暇じゃない。
「azurちゃん上手やんー」
アンタもプロ並みやんか。
「えー…めんどくさい」
出ましたよ、本音が。
「ランチ、行こ。おごるから」
釣られました。ランチで一本釣り。
でもね。
私、動物とか人間とか、カオのあるモノ苦手なのよ。
特にキャラモノはすごく苦手。
目や鼻の位置がちょっとズレても、なんか別物になっちゃうじゃないですか。
お子さまは自分に正直で容赦がないので、似て非なるものを許してくれると思えない。
だから、念には念を押しました。
どないなことになっても、知らんで。
「かまんかまん。それっぽく見えたら、ええから」
そりゃアンタはそれでいいでしょうけれどもさ。 (ーー;)
お子さんのでしょ。
まあとにもかくにも作ってみよう。
苦手ではあるけれど、作れないというのはプライドが許さない。
なぜ2個あるかというと、セットの材料は1個分にしては多かったのです。
余った材料はシリーズの2回目に使い回すという作戦らしい。
でも、友人は 安い 初回のみ買って、次は買わないと言う。
ちょっとやりくりしたら、もう1個作れるんちゃうかな。
「ほんま? 嬉しい! ほな、2個作って」
言わなきゃいいのに余計なことを言ってしまったので、2個作る羽目になったわけです。
横にするとよくわかるのですが、
左側、胴体が短いでしょ。
2個分には赤い糸が足らなかったんですね。
いちばん苦労したのは、言うまでもなく目と鼻の位置ですが、
参ったのはスカートです。
作り方の本には、材料の布を波形(︶︶︶︶こんな感じ)に切って、貼ると書いている。
切れません。 (T_T)
波型。
ギザギザになって自分の不器用さを嘆くより、編んだ方が絶対早いし楽です。
そういう訳で、編みました。
リボンもね。
布を切ってチマチマ作って接着剤はみ出して嫌になるより、編んだ方が絶対早いし楽です。
水玉模様は手間がかかるので、ビーズを編み込んでそれっぽくしました。
これが後ろ側。
画像ではわかりませんが、左のミニーちゃんの耳片方、裏側だけ別の糸です。黒の糸も足りませんでした。
仕上がったとき、もう当分編み図見たくない…ってくらい、疲れていました。
なんでだろ。
カオがあると目や鼻の位置に神経使うからかな、と思いましたが、どうもそれだけじゃない気がする。
見本のとおりに作るのが疲れるのかもしれません。
いつも自分で考えて作ってるからかな。編み図や作り方も最初から考えつつメモりつつ作るので時間もかかるし、そっちの方が疲れそうだけどな。
見本のとおりに作ろうとして、でもどうしても似て非なるものになるのが疲れるのかもしれない。
要するに、苦手ってことですね。
今回の作品
小さな巾着袋です。
これは、コードに通したウッドビーズを動かして袋の口を開閉する、ウッドビーズ留めタイプ。
ボールチェーン付きです。袋の色に合わせて、黄色のボールチェーンで。
たんぽぽモチーフが明るい気分にさせてくれそうです。
山吹色・黄色・淡い黄色・オフホワイトのミックス糸もぽかぽかと温かみがあって、とても春らしい雰囲気です。
おまけはミニコサージュをお作りしました。
ここのところ1週間、ご注文品のリースコサージュ11点のうち5点にかかりきりになっていました。
ほぼフルオーダーなので、新作11点作ってる感じです。
残り6点、2週間くらいで編み上げまでは到達できるかな。
では、今日はこの辺で。またお会いできますように。