こんばんは。湯たんぽオバサンです。
突然ですが
ウチの夫は寒がりです。
本人曰く「僕は夏(7月)生まれやから」とのことで
私のことは、「azurは厳寒(2月)生まれやから、寒さに強い」と宣います。
あんまカンケーないと思う。
私が寒さに強くて暑さにめっぽう弱いのは、単に皮下脂肪が分厚いからじゃなかろうか。
夫は痩せてると言うほどではないけど、中肉中背だし。
まあ、彼の場合
「痩せてる」「スラッとしてる」「スマート」などという単語は当てはまらない気がします。
ああいうのは、
貧相。 (・∀・)
って言うんじゃないかな。
言ったら怒るやろから言わないけど。 ←でも、ここには書く。
痩せてるから寒がりかというと、それもまた「うーん?」な気もしますけどね。
誰が見ても痩せてるウチの妹は自他ともに認める非常な寒がりで冷え性だけど
誰が見ても肥えてた亡父も妹に負けないくらい寒がりだった。
あんまり痩せてるとは言えないウチの母親も酷い冷え性だし
あんまり肥えてるとは見えない義弟(妹の旦那さん)は私と同じくらい暑がりです。
誕生日はもっと関係ないと思うぞ。
母と妹は春生まれだし、義弟は秋生まれだし。
亡父は冬生まれだしね。
とりあえず、他の人のことはともかく
ウチの夫は寒がりです。
彼は湯たんぽをこよなく愛しています。
結婚した当初は電気毛布(敷毛布)を使っていた。
けれど、15年くらい前かな? ケータイ会社を変更したとき、大量の(?)粗品をいただきまして
その内のひとつに湯たんぽがあったのですね。
それを使ってみたら、すごく気に入って
それ以来湯たんぽ愛に目覚めたというわけです。
電気毛布は不要になり、私の亡父が欲しがったのであげました。
今は母が使ってるか 予備品として保管されてるか どっちにしても私の実家にあると思います。
とっくに壊れて廃棄されたかもしれんけど。
電気毛布が湯たんぽに変わったのは、私としても有難かった。
電気毛布は毎年の使い始めに設置が必要です。アレ、けっこうめんどいのよね。安全ピンであちこち留めてさ。
夫は寝相が悪い方ではないけど、それでも全く動かないわけじゃない。時々チェックしないと、安全ピンが外れてたりする。
それはなかなか危ない。
安寧を求める場所に凶器が潜んでるようなもんだし。
毎年の使い終わりにも片付けないといけない。これもまた面倒です。
夫の寝相のお陰で安全ピン曲がっちゃって、外すのも取り付けるのもひと苦労だったりしましたね。
湯たんぽは夫が自分で用意して自分で抱えて寝室に持っていき、自分で抱えて起きてくる。
妻はノータッチです。有難いことこの上ないです。
そんな夫の湯たんぽ愛を目の当たりにして、妻も使ってみようかな、、、という気持ちになり
一昨年くらいからかな? 使っています。
それが今冬から2個になりました。600ミリリットルの湯たんぽ2個。
ひとつは足元、もうひとつは腰に当ててます。
私は必ず横向き(右側が下)で、布団と毛布をカラダに巻き付けるようにして寝ます。
んで、布団+毛布と腰との間に湯たんぽを挟む感じで、当てます。
足元が冷たくない日は腰とお腹(下腹)に当てます。
布団と毛布と湯たんぽとカラダのサンドイッチみたいな感じです。 ←肉がすっごく分厚いカツサンド。
コレが存外、効く。気がする。
もともと寝付きが良くなくて、ベッドに入ってから最短で30分、長ければ2時間以上ウニウニしてる私なのですけど
腰湯たんぽにしてからというもの、30分以内で眠れていると思う。
湯船に入ってる感じに近いのかなと思う。
すごく気持ちよくて、「はぁ〜〜〜 (*˘︶˘*).。.:*♡」そのまま眠れる。そんな感じです。
お陰で、起きたら汗だくになってることもあり
そんで、そこからまた風邪ひくループになってる気がしないでもないので
パジャマを薄手に変えました。
フリースのパジャマだと、起きたときホントに汗びっちょりだった。
夫は粗品の湯たんぽを非常に気に入ってました。
フツーに売られてる湯たんぽとは違って、柔らかなゴムみたいな素材でね。昔(今でもあると思うけど)、氷枕ってあったけど、あれに似てましたね。
それは10年くらいで壊れた(破れた)ので、今は1.7リットルの湯たんぽを使っています。
起きたときもまだ冷めていないので、もったいないと言い、居間のソファに置いて抱きながらテレビ見てます。
でも、彼は初代の柔らか感触が忘れられないらしい。
今のが壊れたら(おいそれと壊れそうにないけどな)、氷枕を探してみたら?と言おうと思います。
熱湯入れても大丈夫かなぁ。わかんないけど。
✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻
今回のメインテーマは苺の靴の第3弾です。
3足目はピンクが主流。1・2足目とはデザインがかなり違って、ショートブーツタイプの靴になります。

底から編み目を拾い、甲・側面・かかとを立ち上げたところ。
この段階で、かかとに店名タグ(もしくはお名前タグ)を縫い付けます。

側面〜かかとを編み足し、甲も少し編み足します。

両方とも編んでいきます。

両方とも編めたら、縁編みに入ります。
縁編みを靴本体と同じ糸でする場合は、糸を切らずにそのまま続けて編むんだけど
この靴は本体がピンク、縁編みは生成り色。
ピンクの糸は切り、糸始末してから縁編みに入ります。
予め、甲のパーツを編んでおきます。

俵型の甲に、縁編みとリボン通し用のパーツを縫い付けています。
この時点で、飾りモチーフも仕上がっています。
っていうか
靴でいちばん大変だなと私が思うのは飾りモチーフなので、いちばん最初に編む。
しんどいことは先に済ませておく性質です。

ピンクの苺、編んでみたかったんだよねー。かなりテンション上がりました。
この靴が、いちばん飾りモチーフ多い。
ごちゃごちゃ飾り立てるのが大好きな私の真骨頂と言えるかも。
余談ですが
避けられないなら面倒なことは先に済ましておきたいタイプの私は、嫌いなものから食べる主義です。
好きなものは後でじっくり楽しむのです。
だから、必ず野菜から食べます。ニクニク星人は野菜が好きくない。
まあ、野菜炒めとかね、わざわざ肉を残してとか、そこまでしないけど
トンカツなどでは、添え物のキャベツやサラダを全部食べてから、トンカツをご飯とともにココロユクまで味わうのです。
閑話休題。
縁編みをしながら、甲のパーツを編み付けていきます。
甲パーツの縁編みしていない部分が編み付ける部分なわけ。

甲パーツが付いて、側面とかかとの縁編みも完了したところ。
側面〜かかとには折り返しが付くので、ピコピコ模様は省略です。
折り返し部分に進みます。

靴本体を編むとき、最終段の内側に半目を残しておき、それを拾って棒針編みします。
模様を入れても楽しいと思うけれど
飾りモチーフがいっぱい(ごちゃごちゃとも言う)付くので、地になる部分はシンプルにメリヤス編みで。
折り返しに使っている糸は、縁編みと同じ糸。生成り色です。
靴本体の糸の色違いですが、靴本体は2本取りで編んでいます。縁編みと折り返しは1本取り。
細いめの糸なので、棒針は1号を使っています。

メリヤス部分が編めました。
折り返しを安定させるための刺繍と、縁編みをします。

バリオンノットステッチをやってみました。ぽちっとして、ちょっと立体感あって、可愛い。
糸は、刺繍糸ではなくて靴本体の糸を使っています。
縁編みは靴の色より濃いめのピンク。

両方の折り返しのメリヤス編み・刺繍・縁編みを終えたところです。
飾りモチーフを縫い付けていきます。
まずは苺。

等間隔に、

濃いめコーラルピンクとごく淡い桜色ピンクの実を交互に。

苺の上に花を付けます。

片足に6個の実と花が付きます。

飾りモチーフの縫い付けが終わったところ。


飾りモチーフには、折り返しと靴の間に通すリボンがズレてしまわないようにする意味もあります。
端にホツレ止めを塗ったサテンリボンを通してから、リボンの端に苺を縫い付けます。可愛いってこともあるけど、リボンが抜けてしまわないように。
そのリボンを甲で結べば

完成。
ファーストシューズ「苺のムースケーキ」です。

甲のリボン結びのアップ。
幅6mmのサテンリボンを使っています。
作品のリボンやループ・コードなどを使うとき、端にモチーフを付けることが多いです。
理由はいろいろあって
・リボンやループが通し穴から抜けてしまうのを防ぐ。
・市販リボンの場合はホツレ防止。
・手編みループ・コードの場合は糸始末の場を作る。
・単純に、可愛い(と思う)から。
最後の理由がいちばん大きいな。
市販リボンの場合は、端にホツレ防止の接着剤(手芸用の防水接着剤)を塗ってから、モチーフを縫い付けます。
リボンって可愛いんだけどさ。
一旦ホツレちゃうともうどうしようもないし、ホツレを止めるのも難しいんだよねー。
接着剤(マニキュアで代用することもある)できちんと防げますが、お洗濯するものは心許ない。
モチーフくっつけっちゃうのがいちばん長持ちすると思います。


側面からかかとにかけて、花と苺がいっぱい。
後ろ姿も可愛いです。

底には滑り止めを塗っています。
乾くと透明になるタイプです。
トルソーのルルちゃんに履いてもらいました。


側面。

かかと。

真上から。
Happy Baby💗 って感じが全面に押し出されてるぞ。
こんなん履いてよちよち歩かれた日にゃ、もう卒倒もんだよな。
……って、
ベビーシューズを仕上げたとき、いつでもそう思うんですけどね。
おまけのヘアピンです。


靴と同じピンクのピン、苺は濃いめコーラルピンクを合わせました。
パールビーズを基点にして、苺が回せます。

おそろいで。
もうひとつのおまけは、ミニコサージュ(ブローチ?)です。

レース付き土台は靴と同じピンク。
白い花と、濃いめコーラルピンク&ごく淡いピンク(桜色)の苺を飾っています。
真っ赤な苺がキュートなら、優しいピンクの苺はラブリー、って感じかな?
コーラルピンク系は癒やしの色だなと思います。
今回はこの辺で。
湯たんぽを常用するようになって、ちょっと悩んでることがひとつ。
使用後のお湯 イヤ、冷めて既に水になってるけど、それを毎回捨てるわけですが
何か、もったいなくてねぇ。
・再度沸かして、湯たんぽに使う。
これがいちばんいいんじゃ?と思うんだけどな。沸かせば何度でも使えるし。
でも、夫にそう言ったら、「そこまでせんでも(しなくても)、、、」却下された。面倒だと思うらしい。
・再度沸かして、飲料水に使う。
これができるなら、料理に使うのもアリですね。
まあ、沸騰させてるわけだし、湯たんぽ内はその沸騰させたお湯で熱湯消毒してるようなもんだし、汚くはないよね。むしろめっちゃキレイなんじゃ?と思うよね。
ただお互い心情的に抵抗があるということで、却下になった。
・洗濯用の水として溜めておく。
バケツとかにね。
けど、そのバケツを置く場所がね、、、
結局、冷めて完全に水になるのを待ってから、室内観葉の水やり用にしています。毎日じゃないけど。
夫は屋外植物に時々水やりしてくれてるようです。
お米を研ぐのに使おうかなぁ。
それなら、ほぼ毎日だし。冷め切っていなくてもOKだし。
夫に提案してみましょうかね。
またお会いできますように。
お時間のあるときなど、ご訪問くださると幸せです。
追伸
使い終えた湯たんぽのお湯、お米研ぎに使うことになりました。
夫分1.7リットル、妻分1.2リットル
ちょうどいい感じの量です。
冷めきっていなくてぬるま湯なのも有難い。冬場の水道水は冷たいですよね、、、
ホントに些細な再利用ですが、ちょっと嬉しいazurでした。