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イノセントな彫り物 ドナテルロ 大聖堂付属博物館 フィレンツェ

2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。

 ★イノセントな彫り物 ドナテルロ 大聖堂付属博物館 フィレンツェ

 先日『マグダラのマリア』でご紹介しました『ドナテルロ』の作品を再度ご紹介します。





 この作品は『ドナテルロ』だけの製作ではなく『ルカ・デツラ・ロッピア』との共作です。

 聖歌隊席に掘られた浮き彫りです。




 少しトリミングしてディテールが見られるようにしてみました。

 子どもたちが歌ったり演奏したりするさまが実に見事に表現されています。

 台座にはこう書かれています、「いと高き場所にいらっしゃる神を讃えよ、神の偉大さを、功績を、讃えよ」




 この作品は一対になっています。

 反対側も見てみましょう。




 こちらは子どもたちが遊び戯れ、駆け回っている姿が生き生と描かれています。

 少しトリミングしてみます。





 子どもたちの表情までとても良く描かれています、子どもらしいイノセントな表情ですね。

 こういう作品を見ると本当に楽しくなります。ここに来てよかったなと実感できるときです。

 それではまた明日。


 

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コメント一覧

at9071
色々と細部まで見ていくとわからないことにたくさん出会います。
それを帰ってきてから調べるのも楽しみの一つです。
装飾の部分確かに大きく違いますね。
wakuwakuka-san
ホタテ貝の彫刻見つけました!
フランスからスペインへの巡礼サンティアゴ デ コンポステーラの道標のホタテ貝。

合唱団の彫刻と子ども達の彫刻の装飾が違っているのが、何を意味するのか分かりませんが、興味深いです。
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