2020年10月訪問
★縄文時代の証拠 三内丸山遺跡 青森
縄文時代というとあなたはどのようなことを思い浮かべますか。
1万2千年ごろから始まった時代で、狩猟、採集生活。
その日暮らしの厳しい生活。集落の人口は50人ほど。
そんなことが、少し前の高校の教科書には書かれていました。
しかし実際には。
これを見てください、『三内丸山遺跡』にある『六本柱建物』
直径1メートルもある栗の木が六本使われた建物の再現です。
実は最近の考古学の研究では、縄文時代は、16000年より前に始まったことがわかっています。最古の物では16500年ほど前の土器が発見されています。
歴史を感じることは旅の楽しみの一つだと考えています。
私は、日本史関しては、古代から奈良時代までに興味があります。
それは、この時代までは、分かっていることがとても少ないからです。
ですから、どんどん新しいことがわかってきます、
「これはこういうことだったのではないか」と勝手に自分で考えます。
そんなときがとても楽しいし好きなのです。
次回から、この『三内丸山遺跡』を歩きながらあなたと考えましょう。