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ひときわ輝きを放つ ウフィッツ美術館 フィレンツェ

2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。

 
★ひときわ輝きを放つ ウフィッツ美術館 フィレンツェ

 さて、今日からあなたと歩くのは『フィレンツェ』に数ある美術館の中でも、ひときわ輝きを放つ『ウフイッツィ美術館』

 『ルネサンス』時代の美術品が所狭しと展示されています、そしてそれだけではないのは、建物自体の美しさもまた格別なものがあります。




 画像は『ウフイッツィ美術館』のエントランスの風景です。

 『ウフイッツィ美術館』の行き方は大聖堂から『カリマラ通り』を南に下っていくと『ベッキオ橋』に突き当たります、そこを橋を渡らずに左に曲がって少しあることすぐにつきます。

 


 画像はエントランスをさらに入ったあたりです。

 『ウフイッツィ美術館』の創建は1560年といわれています、時の実力者メディチ家の『コジモ1世』の要請により宮殿を設計しました。

 そしてここに行政機関を入れました、今でいうと複合庁舎といったところでしょうか。

 そしてこれがまた奇想天外な話なのですが。問題です。

 『ベッキオ橋』は『ウフイッツィ美術館』側が建物になっていて二階建てです、では、どうしてこうなったのでしょう。




 それは、『コジモ1世』が橋を渡ったところにある「ピッティ宮」に住んでいたからだったのです。

 『コジモ1世』は『ピッティ宮』から「ウフィッツイ」(ウフィッツイとはオフィスの意味)まで『ベッキオ橋』の二階を通り毎日出勤していました。

 こうすれば雨が降ってもカンカン照りでも快適ですよね。



 
 画像は、『ベッキオ橋』の位階の回廊ではありませんが(第二回廊)こんな感じだったのでは。

 しかし、『コジモ1世』も建築家の『ヴァザリー』も1574年に亡くなります、その後をトスカーナ大公で、メディチファミリーの『フランチェスコ1世』と建築家の『ベルナルド・ブオンタレンティ』が後を引き継ぎ完成させます。




 画像は、トリブーナです。

 『フランチェスコ1世』は1579年から81年にかけて、3階の廊下の天井に『グロテスク』模様の装飾を施し、このころから『メディチ家』の持ち古代彫刻などの美術品を収容、展示するようになりました。公開されたのは1591年からです。

 明日からは『ウフイッツィ美術館』美の密林を探検しましょう。

 

 

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