2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。
★なんというお姿 チマブーエ 十字架のキリスト フィレンツェ
『チマブーエ』の『十字架のキリスト』(1287年頃)です。
『チマブーエ』(1251年以前~1302年頃)は、ビザンチン様式の絵画から、
ルネサンスに移行する時期の画家です。
こうしてみると、動きや表情に乏しいビザンチン様式とは
明らかに違い、足をクの字の曲げ、苦しそうな表情した『キリスト』です。
この作品は1966年の大洪水で、ひどい損傷を受けてしまいました。
この画像からはよく読み取ることができませんが、それ以前の画像を見ると、
『イエス』に表情や、躯体の詳細を見ることができます。