バベルの塔
ウイーン
美術史美術館
ブリューゲル
ピーテル ブリューゲル(父)は16世紀にアントワープで活躍した画家
当時の神聖ローマ帝国のルドルフ2世のお気に入りであったようです。
16世紀から17世紀中盤のアントワープは、カソリックと、新教徒の抗争はあったものの、経済的には興隆しました。
しかし彼は多くの作品を残しましたが、油絵は40枚ほどは認定されているだけです。そしてその12点が美術史美術館にあります。その理由はおわかりですよね「神聖ローマ帝国」はその頃は「ハプスブルグ家」だったのです、ですからハプスブルク家の総本山たるウイーンにあるのもうなずけます。
お陰で、私たちは美術史美術館でゆっくりと暦年の作品が鑑賞できます。
中でも「バベルの塔」は素晴らしい作品です。彼の版画を無理とよくわかりますが、その描写は細密でくどいほど精緻なものです、そうですくどいというか粘着気質というかコメ粒ほどの人間や工具を4千も5千も書いています。
農民の結婚式
ピーテル ブリューゲルの作品は風俗画が多いです、一般の市民の生活が、彼の温かいまなざしで描かれています。
風俗画は芸実的な価値だけではなく、歴史的にも、私たちに16世紀のネーデルラントの人々の生活を教えてくれます。この「農民の結婚式」からも農民が楽しそうに結婚式を祝い楽しんでいる姿が伝わってきます。
結構豪勢な結婚式だったんですね。
#ウイーン #美術史美術館 #ピーテル ブリューゲル #バベルの塔 #農民の結婚式
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