★リッタの聖母 レオナルド? ガツレリア・デ・イタリア ミラノ
この作品は『リッタの聖母』で『レオナルド ダ ヴィンチ』の作であるとエルミタージュ美術館は断じています。1495年ごろ
かねがねこの作品を実際に見てみたかったのですが、「サント・ペテルブルク」にある『エルミタージュ美術館』所蔵なので、そこまで足を延ばせないでいました。
それだけに今回『ガツレリア・デ・イタリア』の特別展でこの作品を見ることができてうれしかったです。
『リッタの聖母』のリッタとは、ミラノの貴族『リッタ』家が所有していたことからこの名がついています。
この作品は、まだ真贋がはっきりしていない面があり、『レオナルド ダ ヴィンチ』の弟子の作品であるといった説もあります。
面白いですね、知識とは、このように積み重ねていくことによって、薄い皮が一枚一枚はがれていくように、真実が少しづつ理解ができていくことや、階段を上っていくとまた次の次元が見えてきたり、違った角度が見えてきたりする楽しみがあります。