2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。
★ステンドグラスから柔らかな光が差し込む サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』は『聖母マリア』
にちなんだ教会であることは前にお話ししました。
今回はステンドグラスのご紹介です。
バラ窓といわれる円形のステンドグラスは主祭壇の反対側、
つまりメインエントランスに配されています。
『聖母マリア』は「奇(くす)しきバラの花」とも言われ薔薇が象徴します。
ここでは『聖母マリア』の教会らしく、ステンドグラスは本人です。
少し近づいてみました。
紋章はだれのものかわかりません、二人の天使によって支えられています。
素晴らしい彫刻ですね。
外側から光が差し込んでくるので、どうしてもハレーションを起こしてしまうので、
少し角度を付けて撮影した画像をトリミングしました。
『マリア』の顔がくっきりと表現されているのが分かります。
作者や、製作年などは分かりません、現代の作家によるものではないかと思います。
バラ窓を中心に、両脇にフラスコ画そしてモザイクの天井。
そして多種多様な文様をスタッコで仕上げた見事な壁面。
幾ら見ていても飽きることはありません。