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遺言3 幼い子どもを持つお母さんお父さんへ

私は今年70歳になりました。

私はもうあと10年も20年も生きないでしょう。

そこで(遺言状)を書くことにしました。

今や終活、エンディングノート大流行ですね。

私はこの二つの言葉が大嫌いなんです。

 

遺言その3

 

幼い子どもを持つお母さんお父さんへ

子どもさんにおもちゃをあげるときは、

『遊んでくれる』おもちゃではなく『遊ぶ』おもちゃにしてください。

おもちゃは子どもたちが楽しく遊びながら自然にいろいろなことを

身に着けていくものです。

『遊ぶ』おもちゃとは、

「積み木」とか「おままごとセット」とか「お人形さん」などなど、

子どもが自分で工夫して遊ぶものです。

『遊んでくれる』おもちゃとは

「ゲーム機」とか「DVD」とか「日本語英語」などなどで、

子どもがスイッチを押せばおもちゃが遊んでくれるようなものです。

『レゴ』を例にとってみれば、

ブロックだけの子どもが創造性を働かせて、組み立てるプレーンの物、

何か組み立てる形が決まっているパッケージの物があります。

私だったら迷わず、どんなものでもできる、プレーンの物にします。

だって、初めから形が決まっているものを作るのは大きくなってからでもできるからです。

今は頭の中に楽しいことをいっぱい作ることです。

 

そうして

お父さんお母さん忙しいですね、でもその合間を縫って、

一緒に遊んでください。

おもちゃ遊びは、親子の距離を縮めるとても良い機会を作ってくれます。

子どもと夢中になって遊んでください。

昔遊びもいいですね。

子どもと一緒に『竹馬』や『凧」『竹とんぼ』を作って遊んでください。

『けん玉』や『コマ』もいいですね、遊びながら自然に

バランス感覚や、巧緻性を身につけます。

 

まずは子どもと一緒の遊ぶことが一番

何にも代えがたいですよ

 

 


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