私は今年70歳になりました。
私はもうあと10年も20年も生きないでしょう。
そこで(遺言状)を書くことにしました。
今や終活、エンディングノート大流行ですね。
私はこの二つの言葉が大嫌いなんです。
遺言その2
幼い子どもを持つお母さんお父さんへ
子どもにはたくさん絵本や本を読んであげてください。
忙しいですね、家事や育児は大変です、でもその合間を見つけて
絵本を読んであげてください。
アニメや漫画ではなくて、『絵本』を読んであげてください。
「絵本なんて読んでもらったことない」というお母さんお父さんがいるかもしれません。
どうしたら絵本を選ぶことができるの。
そんな時は、近くの図書館に行きましょう、
図書館には「司書」という職種の職員がいます、その人に聞いてみましょう。
近くに、児童館や保育所があればそこで聞いてみてもいいでしょう。
きっと本を選ぶアドバイスをしてくれます。
本を読んであげるということは、お話を好きになるという効果だけではありません、
お母さんお父さんの声が子どもの中に入っていきます。
体のぬくもりや、心臓の鼓動がお互いに感じあえます、
おっかない本を読んであげると、子どもの体の体温が上がり、
心臓を打つ音が大きくなったりするのを感じたりします。
大事なスキンシップもできます。
アニメや、漫画や、ビデオは大きくなれば自分で選択します。
今は、子どもが寝る時に天井にアニメを映し出すプロジェクターさへできています。
物語は覚えるかもしれませんが、さっき言った親子の関係はできません。
せめて3歳までは、ビデオやアニメではなく、お母さんお父さんの声で絵本を読んであげてください。
そして、スマホや、パッドは子供が手の届かないところにおいてください。
お願いします。