★石鳥居 東照宮 日光 栃木県
『輪王寺』を出て『表参道』を歩いていくと、遠くに石鳥居が見えてきます。
まだこの距離ではその大きさは分かりません。
でも、鳥居の間から『表門』が見えています。
東照宮の石塔が見えています。
徳川家の紋所が金色色に輝いています。
そして、石畳の先に石階段があります。
この石段は10段あります、これは『千人枡形』といわれています。
その意味は1段に100人、10段で1000人立つことができるということらしいです。
またこの階段『遠近法』を利用しており、上に行くほど幅が狭くなり、蹴上は低くなっています。
抗すると、石段は実際より高く、鳥居は遠くに見えるということです。
17世紀の初頭すでに『遠近法』が利用されていたのですね。
さて、本日の主役『石鳥居』
この石鳥居『黒田長政』の寄進によるものです、皆さんご存じの『黒田官兵衛』の息子ですね、『官兵衛』は『豊臣秀吉』の軍司でした『長政』は『関ヶ原の戦い』では家康軍につき、外様ながら高禄の大名に任じられました。
その『黒田長政』が、1618年に『東照宮』に奉納したものです。
この『石鳥居』は、『長政』の地元の福岡で切り出した巨石15個をはるばる運んだものです。
この石柱を見ると継ぎ目があることがわかります。
そして、この柱「なにか模様があるな」と思ったのですが、あとで調べると、名前や、年号、石を運んだ『日光に至るまでの道』までが刻まれています。
明日は、『フィレンツエ』に行くか」、この先に行くか、旭川に行くかまだ考えていません。