遠いんです、水戸。

水戸ホーリーホック等の観戦日記。

vs.ファジアーノ岡山

2013-03-22 | 水戸ホーリーホック

岡山 行きたかった ちかたない 高速バス 一番安い



…みたいな検索ばっかりしてても仕方ないので、
行ってきました、アウェイ岡山。


でかい


月曜の朝に鳥取から高速バスで帰ってきたのに水曜夜にまた夜行バス?
腰がががががが



4月からは仕事倍増&都リーグの青梅FC、関東1部リーグの東京23と観に行きたいところいっぱいなんや!
何より現地で応援したかったんだもの!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜行バスで大都会岡山のターミナル駅、岡山駅西口に到着後は、
すぐに路線バスに乗ってスーパー銭湯「ぽかぽか温泉」へ。

高速バスとは逆の東口からバスで30分弱/250円とちょい時間はかかるものの、
バス停から銭湯までの徒歩5分の間にイオンがあって買い物が可能な立地条件、
500円以下の入湯料、3種類のジェットバスや低周波電気風呂、サウナがあり、
夜行バスで凝り固まった体をほぐすには最高。(ステマ)

なお、本気で疲労がたまっていたため、
出たり入ったりを繰り返して3時間ぐらい茹っていた模様((*´ー`)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハレの国「岡山」にも関わらず、
小雨がちらつく中、岡山駅西口から徒歩15分ぐらいでスタジアムに到着。


岡山駅西口でお出迎えの文言。ちょっとうれしい


町中に貼られているポスター。素敵。


でもってスタジアムまでの道路沿いにずらっと立ち並ぶのぼり。素敵。

すぐにファジアーノ岡山のレプユニを身に纏った方々が見つかり、
いつものストーキング つかず離れずぐらいの距離を保ちつつスタジアムまで。




人がすげえ。さすが噂に名高いファジフーズや!



しかしこちらとて課題が噴出した鳥取戦後の選手を応援しにきてるんや!
応援への熱意では負けん!("雉酒"グビー)←実にうまい!サワヤカ!!








vs.ファジアーノ岡山




中2日のアウェイ遠征とあってか、スタメンは大きく変化。
ろっ骨骨折で離脱の本間選手に代わって笠原選手がスタメン。
左SBの輪瑚選手が外れて右SB近藤選手が入り、尾本・冨田・細川の3人は右に1つずつスライド。

前節イマイチ精彩を欠いた山村選手に代わって島田選手が今季初スタメン。
また、隆行選手に代わって三島選手が同じく初スタメン。
ベンチには水戸から招集されたと思われる岩舘選手がGKのバックアップとして控える。



この『攻撃的なSB』と『SB/CBが出来る選手』をスライドさせる布陣が
ものっそい好きなので個人的には今季ウッキウキです。細川選手!がんばれーーー!



笠原選手はじめ守備陣には鳥取戦での悪夢を振り払うような試合を…
そして攻撃陣にはあのふがいない展開を繰り返さないような試合を…


そして荒田のゴールとかいう元・水戸恩返しゴール2連発だけは勘弁してください、オナシャス!!!





ファジアーノ岡山 1-1 水戸ホーリーホック





あと一歩、あと一歩だったんや……!


前半は島田選手、難波選手、三島選手が前線を縦横無尽に走り、
ミドルシュートを効果的に使ってラインを下げ、圧倒的に攻勢をかけるも、
肝心のシュートが枠に飛ばなかったり、要所で岡山のDFが踏ん張ったりと無得点。

近藤選手の右サイドからのミドルが思いっきり枠を外したときには
『コンチクショオオオオオ!』みたいに叫んでしまいました。

ベテランなんやから!ベテランなんやから頼むよ、水戸黄門!!


対照的に新里選手のミドルの時には1人大笑い。
だって、ボールが足元に来るあたりからもうすっげー気合いだったの!
キャプテン翼のシュートシーンみたいに足を振り上げて、ねじるように足をボールに振りおろすと、
脛のあたりにジャストミート!!ゴールの左へビヨーン

惜しい!すっげー力が入ってて「ここだああああああああああああああ!!」
みたいなシュートだったんや(´・ω・‘)
次!次はその弾丸ミドルを枠内に頼むで!!!



攻めながらも得点には至らず、
ちょいちょい岡山の鋭いカウンターがあったけど冨田・細川・尾本の最終ライン、
近藤の「すてみタックル」みたいなギリギリのカバーもあってスコアレスで後半へ。


後半開始して15分ぐらいに待望の得点。
三島選手!三島選手やで!!初ゴールやで!!!!!


岡山の最終ラインと難波選手、三島選手がそれまでずっとずっと、延々と駆け引きを続けてきて、
この瞬間に島田選手とやや重なるように交差し、三島選手がラインの裏を見事にゲット。
あまりに見事すぎてビックリな瞬間でしたよ!


だがこっからがよくない。
…というか水戸のスタミナ切れと同時に岡山が本領発揮、なんだと思う。



この試合は前線での難波・三島選手の精力的なチェイスを繰り返し、
苦し紛れな相手のロングボールを中盤新里選手が弾き返し、
それを橋本選手、島田選手、小澤選手が運んだり、
いったん下げて冨田・細川選手が近藤選手や前線の難波・三島選手を狙うのが機能していたのですが…

相手の3番(後藤)を中心に岡山のラインが上がって、中盤が混戦に。
重ねてウイングバックが尾本・近藤選手の裏をガンガン狙うようになり、
特に近藤・近藤・尾本・近藤と左右を変えて圧力がかかって水戸のラインは下がる一方。

それまで上下動を繰り返してきた近藤選手、難波選手の足が限界に近づき、
中盤で本当によく踏ん張っていた新里選手も時間の経過とともに複数の相手と競るには分が悪くなる。




・・・・・・・以下チラシの裏のネガネガした素人のネガネガ・・・・・・・

でもって謎のベンチワーク。
三島選手→隆行選手はまだ分かるような気がする。
ハイボールで起点になってもらうよりも、隆行選手の万能性を買ったんだろうと思うけど、
この日は…実際はこの日もボールの収まりがよくない。
ファウルがもらえなかったこともあるけど、後ろからのジャンプでだいたい競り負けちゃう…

近藤選手→内田選手。
内田選手をボランチに、新里選手を右サイドバックに下げたのは正直さっぱり分からん。
上背がある新里選手に比べると小柄で、推進力を期待してしまうような内田選手を入れたのは、
追加点狙いだったのか?運動量でカバーリングを期待したんか?
うーん、ヨンギ選手入れて細川選手を右にスライドするんじゃアカンかったんやろうか。

・・・・・・・以下チラシの裏のもっと裏・・・・・・・



ポストに救われるシーンや、
笠原選手が精いっぱい伸ばした手がギリギリ触れてバーに救われるシーンが続き、
「これは・・・何とか拾えるんじゃないか!?」と祈るような気持ちもむなしく、
最後は2本続いたCKの2本目で、見事にDF(冨田選手?)が釣り出されたスペースで
フリーの後藤にゴールを決められて同点。

尾本選手の2枚目のイエローは残念ながら妥当なジャッジ。
そのあと、しれっと遠目のサイドまでゆっくり歩いて退場した姿には
岡山サポーターからは地鳴りのようなブーイングだったけど…

水戸を応援する側としてはあの瞬間に
「時間をどう使うか」「次のセットプレーまでにどう落ち着くか」が勝負だったので、
きれいなプレーとは口が裂けても言えないけど、
勝ち点を失わないためのプレーだったと思っています。



最後は本当に地獄のような耐える時間を経てタイムアップ。
天を仰ぎました。
でもって選手には「めっちゃ次の試合がんばろうぜ!」的な拍手をしましたよ。
鳥取戦を見てる立場からしたら…よう切り替えた!!!














だがあれよ!
鳥取戦で感じた「どうすんだこれ」感じはなかったよ!

だからこんな長文なんだよ!すまんな!

特に新里選手のボランチは確実に成長している!
あの位置に上背のある新里選手がいてしっかり弾き返してくれるのは本当に大きい!
西岡選手のような気の利く守備やカバーリングは少ないけど、
これはこれですごい戦力や!

そして島田選手!快足を活かした攻め上がりといい、
シュートの意識といい、実にいいんじゃないか!山村選手との競争は面白そう!

三島選手!初ゴールおめでとうございます!
スペースを作る難波選手との組み合わせは実にすばらしい!
もうちょっとランの質があがったら…隆行選手との競争がついにはじまるで…!!




さて次はホームで愛媛戦。
すかっと勝つなんてことが難しいのは改めて十分わかったので、
ぜひ長文を書きなぐらせるような、熱い試合を頼むで!


vs.ガイナーレ鳥取

2013-03-18 | 水戸ホーリーホック


ガイナーレ鳥取 3 - 1 水戸ホーリーホック



※お察しください。





いや、しんどかった。
試合展開もさることながら、
何よりも本間選手の負傷と、試合後の笠原選手の憔悴した表情が。


前半の本間選手の交錯後の倒れこんだ姿。
ゴールキックのたびに痛めた胸を抑える仕草。
そして失点時に再び倒れ、スタッフの出した×サイン。

昨季の横浜FC戦での吉本の負傷を思い出して心臓が縮み上がりました。




ロスタイムに鳥取に移籍した岡本にダメ押しの3点目を遠いサイドの自ゴールにブチ込まれ、
大仏ポーズと鳥取サポーターの方々の大喝采の中で
憤りや悔しそうな選手の中で、ひときわ目立つ憔悴した笠原選手。

コールリーダーの方が「選手は次もアウェイだから、拍手で迎えよう」と言っておりましたが、
もう声が枯れんばかりに叫んでしまいました。
実際にガラッガラやで!


手ひどいリーグデビュー戦になってしまったことは事実だけど、
こっからですよ!笠原選手!!!


超応援してる。彼は絶対こっからよ。



まったく別の試合ですが、熊本に敗れた松本山雅の反町監督のコメントがあまりに素晴らしいので、
転載しますがまさにこれ。

…何回も言うけれども負けたら悔しいわけです。その悔しさをバネにして気づくことも大事なんです。
全部勝ちたいですけど、高い授業料を払って進歩していけば良いんです。
同じ間違いはしちゃいけないということです。
授業料を全額払い込んで良かったかも知れないですよ。分割じゃなくて



※やっぱりイメージ図はこうなる。反町△



目下、なんとかして何とかできないか模索中。
中2日で岡山ェ…




vs.カターレ富山

2013-03-12 | 水戸ホーリーホック

…カターレ富山?
ウッ、頭痛が…




最終節に朝日にブチ込まれたミドルが脳裏に焼き付いています。




そんな昨季の最終節で植え付けられたトラウマを克服するためでもなく、
たまたま日程が重なっていたので、スタジアムに行く前に行ってきました。


水戸の梅まつり梅酒大会2013




<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>





>>全157種類

>>全157種類

>>全157種類






やったらあ(迫真)






都内在住の水戸サポの方と偕楽園で待ち合わせ。
なお、出発は朝の7:10だった模様。日曜やぞ!!



ぐへへへへへ(自重)

157種類とは言っても、
同じ酒造が何種類か出しているので実際には97種類。
試飲用の…なんかこう、シロップの風邪薬を飲むときに使うような容器で
30分制限の一本勝負。



「なーんだ、こんな小さい容器なのか…ふっ、楽勝だな」←フラグ


由来が気になる"TSUKASA ZUTTO"


どういうことなの…?


意味がかぶり過ぎではないだろうか


約30名ずつぐらいに分かれて入場し、
1テーブルに5種類前後の梅酒が並んでいるところを移動しながらいただく形式。

最初の数杯はついでくれるスタッフの方も丁寧で、
本当に試飲程度。一口、というよりは舐めるように次々にいただく。

…が、20種類ぐらいのあたりから明らかに
スタッフの方も次ぎ方が雑…改め、豪快に


最終日ということもあってかスタッフさんの中には
疲れで手が震えてらっしゃる方も。ちかたない。ありがたい。



97種類中85種類で時間切れ。
べろんべろん…とは言いませんが、いい感じに酔いが回りました。


申し訳程度の梅要素。

スタジアムについたら顔見知りの皆様から
「顔赤いよ!」「酔っ払い来たwww」とからかわれましたが、そんなになってたやろか。



さあ、本番!
サッカーですよ!サッカー!!!!








水戸ホーリーホック 1 - 0 カターレ富山





風上でいられた時間短すぎい!!

布陣は・・・(酔ってて)よく分からんかったです。
たぶんデリホリとかスポナビとか見れば分かるんだろうけど、
試合後に残したメモだと以下のように見えていた模様。



山村選手と木暮選手、橋本選手と木暮選手は入れ替わりつつ、
基本的には橋本選手がやや下がり気味。
新里選手が相変わらずアンカーっぽい位置取りに見えました。



小澤選手がベンチ外(聞くところによれば首を痛めたとのこと)で、
代わりに入ったのが今季レンタル加入中の木暮選手。
前節イマイチだった近藤選手がベンチに下がり、
代わって右サイドバックには細川選手がスライド、尾本選手がセンターバック。

また、内田選手がベンチ外に外れ、
ベンチには鈴木雄斗選手、そして今季加入の二瓶翼選手が初登録。


とにかく風が強くて、ピッチ看板が倒れたり、
ボールボーイの脇まで看板が飛んじゃったりで本当にえらいことに。


さらに風下スタートで頑張ってたところに、
20分ぐらいから風上へ。
そのまま前半が終わり、後半はずっと風下…不利すぎんだろ、風ェ!!


試合自体は風が変わって、一瞬有利になった時間帯に
揺さぶるような長めのパスから、隆行選手がDFの間で
ボールを収めきってのシュートで先制!!

・・・・・・・・・・・・・・
13.03.10水戸vs富山、水戸・鈴木隆行選手goalハイライト中心動画

・・・・・・・・・・・・・・

前半は風上を活かして何とか1点を…という感じもありましたが、
とうとう崩し切れずに終えると、
そっから先はもうずっと守勢と言っても過言じゃない展開。


ミドルシュートや至近距離からのシュートの雨あられ。
風上を活かしたロングフィードだけでなく、
しっかり中央でボールを回してくる富山こええええええ!!



特に、何度かあった右サイドの細川選手と木暮選手の間からの
ロングフィードで輪瑚選手の裏を狙われるシーンは何度も肝を冷やしました。
途中で苔口が入って前線の圧力が増した後は1シーンたりとも安全な場面がなかったような。

ただ決定的な場面でも尾本-冨田のセンターバックが体を張って守ったり、
「もうだめだ―――!」な1対1の場面で本間選手のスーパーセーブが出たりと…




何というか、気迫でしたわ。
幸運なシーンもたくさんあったけど、何より気迫がありましたわ。



最終的には木暮選手が島田選手(左SH)に、
山村選手が雄斗選手(右SH)に代わり、
最後に難波選手ヨンギ選手(CB)に代わって守りきった感。ギリギリだけど。
ギリギリだけど守りきった。


酔いなんぞ前半の風下コーナーキック5連発あたりですっかり醒めて、
ホイッスルの瞬間まで心臓バクバクのハラッハラでした。



次はいよいよ昨季、圧倒的な弱さを見せつけたアウェイ戦。
行くよー、4分の1休とかいう謎制度を駆使して行くよーーーー!!!


vs.ザスパクサツ群馬

2013-03-03 | 水戸ホーリーホック


・・・それは、2013-14シーズン開幕戦にして、
ホーム開幕戦、
北関東ダービー第一ラウンド、
元コーチの秋葉監督はじめ、4名の元水戸の選手が名を連ねる、
新生「ザスパクサツ群馬」との一戦。



因縁というか、属性詰め込みすぎぃ!


比較的ゆっくり作る鹿島とはいい試合ができた直後に、
ハイプレスとカウンターが信条っぽい群馬との試合。

西岡選手が負傷離脱の中、再びの「ボランチ橋本」なのか、
はたまた別の形か・・・



行ってきましたK'sスタ、赤塚駅から徒歩で



だいたい赤塚駅から30分の地点。
この田んぼを突っ切れば早いんだけどなあ…と思いつつ。




リアルに「…ハイ?」ってなった。
よくよく考えれば前座の試合の結果がたまたま見えただけ。


今日はお天気が良かったことに加え、
ちょっとだけ体を動かし足りないと感じていたので徒歩でGO!

新体制発表会の時も通ったルートだったので
発表されたスタメンをツイッター経由で見て妄想したりしながら徒歩40分。


5km弱を40分なので…あれだ、分速100mぐらい?
カロリー計算すると、226kcalぐらいだから…ハイボールと日本酒分は往路だけで消費した…?



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

バックスタンド側、唯一のお店となってしまったカレー屋さんにて。
ウィスキーハイボール500円。



メインスタンドのキムチ鍋と一緒に日本酒。
400円でビールの紙コップに3/4ぐらい注がれて目を白黒させちまいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


実にひさしぶりのK'sスタジアムのバックスタンド。
たまたま着いた時間が選手のバスのお迎えと重なっていたため、
最初はこんな感じ。





でもってこれがこうなる。








※今シーズンは「たすき」が増えて、ちょっとだけ移動しました。




※拳をかかげる応援の時。



バックスタンドの応援団の方々とは少しだけ離れて、
声を出す方々がいるギリギリのライン上のあたりがお気に入り。

やいのやいのと絡んでくれる方々や、
あれこれとお話できる方がいるのも大きいのですが、
チャントの合間等に好き勝手に思いの丈を叫んでしまってもさほど目立たない(んじゃないかな?)。


チャントを歌うのも大好きですが、
「ああああん!」とか「~がんばれええええ!」みたいなことを叫んだりしちゃうので、
静かなところだと迷惑になりそうで安住の地をここに見出してます。





水戸ホーリーホック 1-1 ザスパクサツ群馬





疲れました…



腰痛で大事を取った木暮選手に代わって新里選手がボランチとしてデビューし、
まさかの近藤選手、輪湖選手の超攻撃的な両翼の同時起用といった、
盛りだくさんの内容でした。








みたいな感じ。
布陣はともかく新里選手が守備的なボランチ、
橋本選手が2列目と3列目で動き回る攻撃的なボランチ?
途中でごちゃごちゃ動いた気がするのでよく分からなかった。



前半


率直に群馬のプレスがすごかったです。


センターバックとボランチが隆行選手にハイボールをほとんど収めさせず、
サイドの山村選手、小澤選手にはWBがきっちりチェイスしてストッパーと挟むマーク。

橋本選手が常にボランチ/シャドーからプレスを受けていて、
崩れた姿勢や位置を下げないとボールに触れられない。

橋本選手が下がった先や、センターバックの冨田・細川選手、
下がり気味の新里選手にはトップと2シャドーがきっちり圧力をかけるので、
ロングフィードも精度を欠いたものになり、隆行選手にハイボールが
・・・(ry



んー、どうしたらよかったんや?


ボール左右に振ってプレスをいなそうとしたり、
サイドに早めにボールを出してプレスをかいくぐろうとする場面もありましたが、
弾際で厳しく体を使う群馬の守備に要所を押さえられた感。

というか鹿島戦で効いていた難波選手がなかなかうまく機能できない。
ラインを下げさせようにも、難波選手がマークを受ける距離までボールが来ない。


でもって最終ラインでの近藤選手のパスミスをかっさらわれて、
あっさりと失点。
あれは厳しい。





後半



群馬の足が止まり始めたことと、
前半は孤立気味だった難波選手がポジションの上下動を大きくした…ような?
結果的にコンパクトになった中で水戸がボールが保持できるように。



でも堅い。



WBがしっかり引いて5バックになる群馬の守備網を突破できず、
時折カウンターでむしろ冷や冷やさせられる場面も。


両翼がどうにも中途半端に見えてたんですよね・・・
裏を狙われるし、フォローが薄いので両SBが上がりきれず、
実に中途半端なプレーをさせられてしまっていたような。



近藤選手→木暮選手の交代で、
この前の鹿島戦の「裏バージョン」の布陣になると、
足が鈍って群馬のプレスが緩めになっていたこともあり、
ようやく攻撃が機能。



木暮選手が底でパスを捌き、橋本選手は中央で上がり目の位置にいられるようになって、
右SBにスライドした細川選手のオーバーラップが目立つように。


さらに三島選手(山村選手out)、島田選手(輪湖選手out)でパワープレー。


だいたいこんなん?
昨年のアウェイ松本山雅戦の時のラストもこんなんだったはず。

ただ、細川選手がけっこう強めに上がるので
実質的には木暮選手が最終ライン際に。けっこうゴリゴリな感じでした。



でもって最後の最後、ロスタイムに混戦から
橋本選手のスーパーギリギリなゴール(ハンド的な意味で)で同点。



しびれましたが疲れました。



とにもかくにも勝ち点1を何とか拾い上げた…というか、
諦めない選手が、最後の最後でチャンスをもぎ取った…という印象。



まずは「負けに等しい試合から勝ち点1拾った」わけですから、
次節のカターレ富山戦…昨季最終節はフルボッコにされた相手とはいえ、
今季はちがうんやで、という姿を見せていただきたい。




ぜひ次は勝利の美酒を…

vs.鹿島アントラーズのチラシの裏

2013-02-25 | 水戸ホーリーホック

リーグ戦ではない、としても
鹿島アントラーズ相手にいい試合をした、という事実は心をウキウキにさせますね。


超ウッキウキ

その上、仕事仲間と酒を交えてアレコレでもうアカンわけですよ(*´∀`*)
すまんな、肝臓。











スーパーチラシの裏タイム。
素人が依怙贔屓とニワカ知識で書くアレコレ。



↑の場合はホントすいません…ここ、日常で吐き出せないのを吐露するチラシの裏なんすよ…















ええんやな?




・『ボランチ橋本』は機能する条件がちゃんとありそう。

・予想:柱谷監督「サイドバックの裏を突くなら突けばええねん!片方だけなら問題ない!」

・90分間裏を狙い続けた難波△(さんかっけー)








昨日の試合はたぶんこんな感じでスタート。


やべっちFCは全く取り上げてくれませんでしたが、
ネットの記事では「橋本選手のボランチいけるやん!」的な感じでした。


去年の天皇杯2回戦の大分戦のように途中からボランチに橋本選手が入ってうまく機能した試合もあれば、
逆にアウェイ松本戦のように狙われどころになってしまった試合もあった訳で。
でもって、昨日は思いっきり機能していたと。

なんとなくですが、ガッツンガッツンとプレスをかけてきたり、シンプルに速攻狙いの相手でない場合には、
すごくいいオプションのような。



ガッツンガッツンなプレスのイメージ。

最終節のアウェイ富山とか、ぐうの音もでない完敗だったアウェイ千葉とか、
それこそアウェイ松本の後半とかの場合は狙われどころになりそうな『ボランチ橋本』。


パスのインターセプトやコースを切る役割のみならず、
去年のフランクが担っていた体を寄せてボールを取りに行ったり、
追い込んでマークをするような守備を『ボランチ橋本』に期待するのは違う気がする。
かといって木暮選手もどっちかというと攻撃的ですもんねー



昨日の試合では、左サイドバックを攻撃が持ち味の輪湖選手でなく、
尾本選手が出場したこともあって、守備は安定しやすかったことも
『ボランチ橋本』が機能したことに影響しているような。


毎回のごとく狙われてきた『上がり気味のサイドバック』の裏のスペースが、
今回に関しては右の近藤選手の片面だけで済んだので
木暮選手と橋本選手の両ボランチが左右でそれぞれ同時に守備に奔走させられる機会は少なくて済みました。



むしろ近藤選手はボールがない時には、笑っちゃうぐらいに上がりっぱなしで
実質、こんな感じに見えてました。


近藤選手が高いポジションにいる上に、ボールを前に運びたがる橋本選手、
下がり気味の位置でもボールをもらう隆行選手の3人の間で、
どこにも腰の落ち着けどころがなかった小澤選手は苦労してそうでしたが。




守備もサボらず行う上に、前へ前へ仕掛けまくる山村選手を、
尾本選手が一定以上のリスクを冒さずにフォローに回ることで安定する左サイド。

サイドバックが上がりっぱなしでスペースが空いた右サイドを
気の利いたポジションの入れ替えでフォローする冨田選手と細川選手のセンターバック、


見てて超楽しかったです。





なにが楽しいって、妄想が膨らむんですYO!



たとえば近藤選手が疲労/カード累積で出れない時。

※近藤→輪湖選手の交代だけで推進する向きは変わらずに済む。
 個人的には輪瑚選手も昨日の近藤選手のように上がりっぱなしぐらいの気持ちでいいと思うんですよね。
 持ち味的に。


もっとプレスが強くて速攻が多い相手の時。

※守備のできる西岡選手(新里選手)がボランチに入って橋本選手が一列前に上がる『いつもの』。
 ただし、どっちかのサイドバックはセンターバック兼任できる尾本選手/細川選手。
 これで少なくともボランチ/センターバックは片面の裏をケアするだけで守備は安定。

流れの中での2失点目のカウンターは、柴崎のクッソうまいパスだけでなく、
ペナルティーアーク付近で、大迫が冨田選手を見事にかわしてニアに入り込まれた時点で勝負あり。
動画で見たけど、大迫の緩急の付け方すげえ!
冨田選手が一瞬確認した時にはファーに向かってたのに、1歩だけ緩めにしてニアに走りこむとか…

大迫ぱねえ!


ともかく、輪湖選手・市川の裏のスペースをロングパスか速攻で狙われ、
西岡選手がそっち側をカバーする間に、逆側のサイドを相手が駆け上がり、
後追いする形になったフランクとセンターバックの間にクロスが入って、ずどん!

…という「何度もみたよこれ!」みたいな失点は片方を
「センターバックもできるサイドバック」にすれば減る!かも!


アッハイ

負傷/傷病離脱中の石神選手にはまだ不足していた、
「攻撃面への気の利いたフォロー」が昨日の尾本選手にはあって、
攻撃でもちゃんと機能していたのがホントにびっくりでした。
去年のサイドを石神選手が担う形だと
『守備は安定するけど片方のサイドの攻撃がなくなる』みたいな状態でしたし




あとはプレスの強い相手でどうなるか…









むふふ。





そのプレスの強い相手の時に頼れそうな難波選手の昨日の動き。

シュートらしいシュートはなく、ひたすら地味に、
ひたむきに鹿島の青木・昌子のセンターバック、
やや下がり気味のボランチ小笠原と戦い続けた難波選手。

ほとんどサイドには流れずに、
真ん中付近で青木・昌子の裏を狙い続けてくれていたおかげで、
ボランチの小笠原を最終ライン付近に留めてラインを上げさせない!


延々と青木と小笠原の間で90分間ずっと行ったり来たりの繰り返し。
なかなかいいパスがこない中でも一切サボってなかったように見えたで…

すっげー地味。
でもすっげー効いてた、気がする。

後半になって『まず隆行選手に当てる!』という攻撃陣のパスワークが狙われだすと、
マークが緩くなった隙をガンガンにつくようになり、
何本かは実際に裏に抜けてシュート寸前に。



実際、山村選手の同点ゴールも
真ん中で難波選手が相手CBと猛烈に競った末に、相手がもつれて転倒。
結果的にカバーリングに入る時間を無くしてたんですよね…


「すげー嫌な奴、超しつけえ!」という過去のイメージが強いけど、
味方にするとあんなに縁の下で頑張ってくれてるのか…難波△!




攻撃陣のサブメンバーがどう絡んでくるか。

三島選手は現時点では隆行選手のバックアップ…なのかしら。
相手の最終ラインの裏を狙うのではなく、ライン上でのポストプレーが身上だとすれば、
中央で「ターゲット」にはなれるけど、その近くに衛星のように動くタイプのFWが相方に欲しい?

となると組む相手は…難波選手か山村選手?



隆行選手だと近くにいてくれないような気ががががが




島田選手は小澤選手・山村選手とはまた違った「縦への突破」があるので、
対戦相手や試合展開で活躍の機会はめっちゃありそう。
輪湖選手との超攻撃的な左サイドはやっぱり見てみたい!でも反対側が近藤選手だと守備ががががが。
あと1点、という土壇場や逆サイドのSBが細川選手だったら安心してみていられるのかな?



怪我の雄斗選手、初年度の二瓶選手はどうなんだろう。
「上背と積極性」なイメージの雄斗選手はある意味で2列目ならどこでもいける、ような。
1試合しかプレーを見ていない二瓶選手は正直分からないけど、
島田選手とは違ったドリブラーと練習見学の常連の方からは教えてもらったっけ。

まずはワンポイントで公式戦に復帰/出場する姿からでも見たい!




守備陣のサブメンバーは・・・けっこう大変そう。

圧巻のフィジカルと「ひいいい!」と悲鳴を上げたくなるポカがたまに同居するキム・ヨンギ選手。
高さという武器があるけどカバーリングはちょっと心配な怪我明けの加藤選手。
冨田選手が軸として、尾本選手、細川選手の序列がどうなるんだろう。

飯田選手は現状、輪湖選手に次ぐ攻撃的な「左サイドバック」に該当するのかしら。
2列目が猛烈に激戦区の今季、層の薄いここでなんとか…好きなんですよね、技巧派のクロスがうまいSBも…


最後に石神選手。
本当に本当に、無事にピッチに戻ってきてくれれば何も言いませぬ。本当に。
サッカーをしている姿が見たい。
ボールにアタックするタイプの守備型のボランチ/サイドバックは今季のキーポジションやで!
治療・リハビリ、情報ないからホント心配なんだけど頑張ってほしい。
復帰する試合はアウェイだろうがどこでも見に行くでーー!!!




お、なんだかただの羅列になってきたぞ!





チラシの裏だからね、ちかたないね!