遠いんです、水戸。

水戸ホーリーホック等の観戦日記。

選手名鑑ツッコミ三昧(修正済)

2013-02-14 | その他のサッカー

今日の朝方に購入したサッカーダイジェストの選手名鑑。

・ニックネーム
・結婚の有無
・趣味/マイブーム
・好きな言葉
・好きな食べ物
・好きな芸能人
・尊敬する人
・特技/資格
・愛車
・ブログ/ツイッター
・スパイク
・サッカーを始めた年齢
・好きなサッカー選手
・好きなサッカーチーム
・自身のベストゲーム
・自分の武器
・ゲン担ぎ
・ライバル
・仲の良い選手
・サッカー選手じゃなかったら
・将来の夢

・・・といった どうでもいいけど 楽しい情報が載っていて、
「あー、シーズン始まるんだな」という感じを出してくれるこの季節の風物詩。



ほら…今年は特に、近藤岳登選手という稀代の芸人ファンサービス男が加入しましたし。








・・・・・・・・・・・・・・・・購入&読了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







近藤ってすごい(真顔)










水戸の選手以外にもよーく読むとツッコミ待ちを疑うような記載があったり、
『なんとなく好き』な記載をしてくれる選手がたくさんいて、
通勤電車や合間合間の休憩時間に眺めながらそれを探すのが実に楽しい。





※やればええやん(その目は優しかった)

新中剛史(岡山)
・今季の目標:「アルウィンに行く」
   →行けばええやん
・・・・・・・・・・・・
(2/16追記&訂正)
松本にレンタルで在籍していたとのことです(コメントにてお教えいただきました)
つまりこれは、かつてのレンタル先に成長した姿を見せんとする熱い思いだったわけで…



・・・・・・・・・・・・



保坂一成(甲府)
・将来の目標:「バイク通勤」
   →すればいいやん(やさしい目






※お勉強になりました

福王忠世(熊本)
・サッカー選手じゃなかったら:能楽師
   →お父さんが能楽ワキ方福王流宗家で兄二人も能楽師とのこと。
    変わった名字だな、とは思ってたけどナルホロ。


シュナイダー潤之助(横浜)
・将来の夢:スイス代表
   →こちらもお父さんがドイツ系のスイス人の方とのこと。
    スイス国籍も選べるってことかしら?





※私気になります

難波弘明(水戸)
・ニックネーム:たちゃん←!?


字が汚くて誤植が発生した可能性が微レ存…?



足助 翔(富山)
・サッカー選手じゃなかったら:珈琲店アルケorラルフの店員
・将来の夢:珈琲店アルケorラルフの店員
・今季の目標:変わらんまいけ!

キム・ヨングン(富山)
・将来の夢:韓国大王








※札幌コンビ芸

日高宅磨選手(札幌
・サッカー選手じゃなかったら?:「救世主」
・将来の夢:「ワイハーにむ~す~」

高木貴弘(元札幌→岐阜)
・サッカー選手じゃなかったら?:「デブ」
・将来の夢:「ワイハーにむ~す~」









※老いてるーーー!

堀米悠斗選手(札幌)
・サッカー選手じゃなかったら:「政治家」
・将来の夢:「安定した老後」←日本一になった札幌ユースからの昇格1年目の模様

谷尾昴也(川崎)
・将来の夢:「元気なおじいさんになる」←プロ3年目の模様








※果てなき野望①

神崎大輔(長崎)
・サッカー選手じゃなかったら:ジャパネット高田の社長
☆V・ファーレン長崎の胸スポンサーはジャパネット高田







※果てなき野望②


谷口 功(北九州)・・・将来の夢:「やべっちFCの"は~い、やべっち”に出る」←分かる上にほほえましい

菅野孝憲(柏)  ・・・将来の夢:「世界ふしぎ発見のレポーター」←お、おう…

昌子 源(鹿島) ・・・今季の目標:いいともに出演、友達を増やす←!?

近藤岳登(水戸) ・・・今季の目標:情熱大陸出演 ←!?


近藤選手の情熱大陸でエトピリカが流れるシーンが想像できない…!


情熱大陸のいいところで流れる音楽=エトピリカ(葉加瀬太郎)





杉山力裕(川崎)
・将来の夢:自由を手にしたい








佐藤寿人(広島)
・将来の夢:サッカー専用スタジアムで優勝する(広島で)

石原克哉(甲府)
・将来の夢:甲府にサッカー専用スタジアムを作る


イイハナシダナー





※ネタ>情報公開

昌子源(鹿島)
・趣味/マイブーム:団子につまようじをのっける   
・好きな言葉:アウト・オブ・ガンチュー       
・特技:ゴハンを箸で食べること           
・ゲン担ぎ:自分を担ぐ(ゲンだけに)        
・サッカー選手じゃなかったら:笑点の座布団を運ぶ人 
・今季の目標:いいともに出演、友達を増やす     


近藤岳登選手(水戸)
・趣味/マイブーム:貯金              
・好きな言葉:ワリカン 
・特技:ミエをはること、金を持ってるフリをすること、教員免許 
・好きな選手:クニ、モギ、ツバサ、オクイ
・自分の武器:顔                  
・ゲン担ぎ:ゲンなんか担がない。信じるのは己だけ。ただ長渕剛の歌は聴く
・ライバル:買い物をしたがる自分
・ライバル:クニ、モギ、ツバサ、神戸のみんな愛してるよ、オクイ以外
・サッカー選手じゃなかったら:EXILE         
・将来の夢:ランウィズザボールで世界を救う     
・今季の目標:情熱大陸出演             

☆奥井涼(神戸):12-13シーズンに神戸に加入したルーキー。右SBのポジションを近藤選手から奪った。




いいぞ、もっとやれ(褒め言葉)



いやー選手名鑑楽しいです。
開幕はよ。

4級審判講習会に行ってきました。

2013-02-05 | その他のサッカー


仕事として、です(真顔)。


別に無理に取らなくてもよかったらしいんですけどね、
自分の懐を痛めずに 趣味の部分のお勉強ができるという一石二鳥の機会を逃すわけがないッ!




依頼があった時にはこんな勢いでOKしました


ちなみに審判講習会の申し込み手順は以下の通り。

「審判講習会」でググる

「審判 - JFA Web登録サイト」表示から"kick off"という日本サッカー協会のweb登録HPへ

下の方にある『新規4級資格を取得する』をクリックして登録開始





でもって先日、東京地区の4級講習会に出てきました。

事前の情報だと「運動できる服と靴」「副審用のフラッグ」「筆記用具」が必要とのことだったので、
職場にあったフラッグ持参で後楽園駅と飯田橋駅の間あたりにある小石川運動場へ。
(ちなみにフラッグは持ってこなくても貸していただくことができました。別会場では知りませんが)


・だいたい80人ぐらいの参加者でキッツキツの会場。
・男性8~9割?中学生ぐらいの部活少年っぽいのから60代ぐらいの方まで。
・女性…というより小学生高学年ぐらいの女子が10名弱。未来の「なでしこ」な選手たち。
・服装はジャージが6割、普段着が4割。

隣の方は息子さんがサッカースポーツ少年団に入っていて、
保護者が審判をしないとなかなか練習試合や大会がうまく回らないとのことでのご参加。
実にかっこいい。


時間割は以下の通り。

9:30-12:10 座学で講習
12:10-13:00 お昼休み(昼食&着替え)
13:00-14:30 座学の続き。
14:30-16:00 実技
16:00-16:30 テスト

けっこうガッツリと1日使うのが誤算と言えば誤算でしたが、
はじめて講習を受けるんだったらあんまり気にならない、かも。更新の人はけっこう眠そうでした。



講習自体は会場で配布されるルールブックをテキストに、
講師の現役審判の方のパワーポイントに沿って進んでいきました。
担当された方は2級審判員の方で、都リーグや大学選手権で審判を務めておられるとのこと。



かっちょいい。
なお、内容はPDFで公開されているので興味がある方は是非。


というかですね…この規則集、読み物として相当に面白いです。
サッカー観戦しておられる方や、競技の経験があればニヤニヤできるところが多い上に、
「なんじゃそりゃwwww」みたいなルールもあったりして。



<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>



<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>



自分のツイッターでもつぶやいてしまいましたが、
直接フリーキックのルールとかどういう場面やねん、と。
(必死にYouTubeとかで該当するものを探しましたが見つけられず…!)



もちろんネタ的な楽しみ方とは別にしても非常にいろいろと面白い機会でした。

普段、観戦している時は「ジャーーーーーージッ!!」と叫んでしまったり、
「オフじゃないだろそれええええ!」「オフだろ見とけよおおおおおおお」と
主にコンチクショウ的な意味でしか見ていない審判の仕事を学べたのは
今後の観戦の中で、楽しむ新しい視点をもらった気がします。





でもって実技。

・模擬場面でオフサイドの判定
・模擬場面でスローイン/コーナーキック/ゴールキック
・フラッグを使ったシグナルの出し方



僕は二度と「オフサイドの判定」についての文句を言いません。

無理。マジで無理。
分かった気になっていたオフサイドの判定が全くできない。
しかも「ゆっくりと歩いている2人が交差する+ボールが出される」とかいうスローな練習場面なのに、
さっぱり判別できない。え、なに?どこ見てればいいの!?


難易度はともかくとして、
基本的にはフラッグを使った副審の動きについての練習。
あれですわ、体力もそうだけど判断力の速さとメンタルの強さが求められそう。

「ん?」とか迷っている仕草は出しちゃダメ。
選手に信頼してもらえませんよ、と言われると納得。

確かに小憎たらしいほどズバンズバンとジャッジしてますもんね、観戦してると。


チラリと耳にした体力テストはなかったですが、
実際に副審をやるにはちゃんと事前に体力を作ってないと厳しそう。
ええ、無理そうですね(ゲンナリ



そして最後は25問の○×式の競技規則のテスト。
1問4点で、70点以上で合格。つまり8つ間違えたらアウト。
問題を晒すと怒られそうなので、間違えたルールを自戒のために記録。

・競技者が次のことからボールを直接受けたときにはオフサイドの反則ではない
 ‣ゴールキック
 ‣スローイン
 ‣コーナーキック

・前半に時間計測を間違えたとしても、主審は後半の時間を延ばす、
 または短くして埋め合わせてはならない

・反スポーツ的行為に対する警告
 ‣負傷を装って、またはファウルをされたふりをして(シュミレーション)主審を騙そうとする



という3問をミスしました。ぐぬぬ。




とりあえずこれで4級審判員(見込み)になったので、
水曜日からのお仕事で、謙虚な姿勢を保ちつつ、実践訓練してきます。









絶対無理や…



全日本大学サッカー選手権大会1回戦:明治大学vs.中京大学

2012-12-20 | その他のサッカー
強かに酔っています(*´∀`*)
いやー、いい試合だったし、念願の都内在住の水戸サポの方と飲めて
私はウッキウキですわ。



うまいこと週休日と試合の日程が重なったので観に行ってきました、
全日本大学サッカー選手権大会

明治大学 vs.中京大学@川口市青木町公園総合運動場


明治大学には来期水戸への加入が内定している山村祐樹選手が
所属していることもあり、
中京大学の方から「応援にぜひ」と渡されかけたグッズを辞退しての
明治サイドでの観戦。


へ、平日の13時50分なのにこの混雑ぶり。
どういうことだってばよ…




ユーモアあふれる明治大側の応援席。
選手チャントもさることながら、劣勢であっても常に熱意とユーモアにあふれた応援でした。




対する中京大サイド。
傘のインパクトもさることながら実にオットコマエな野太い応援。
そして周囲に応援グッズを配るなど、周囲とともに応援しようという心意気が見えました。



試合は「堅い守備と中央からの速攻」を狙う中京大学と、
「ポゼッション優位のサイド攻撃重視」な明治大学の均衡した実にいい試合でした。

前半序盤に風が実に強いピッチにあって、
クロスの変化をうまく味方につけて先制した中京大。

ガッチリと引いて、明治大のキーマン(三田選手)を3人がマークし、
前線・中盤・最終ラインの3本のラインを豊富な運動量で
コンパクトに維持する組織だった守備を披露。
長短のパスをつなぎ、サイド攻撃を仕掛ける明治大の狙いをことごとく潰す。


あれでしたね、この前みた水戸ユースと前橋商業の試合の、
水戸ユースが中京大学、前橋商業が明治大学とあてはめられそうな試合でした



前半終了間際に三田選手から山村選手へのクロスが
中京DFのオウンゴールを誘発し、同点になりましたが、組織の中京/個の明治の構図が後半も継続。



後半15分ぐらいに中京大がPKで追加点、
試合終了間際に明治大の岩淵選手の同点弾で同点。
延長後半に明治大:石原選手(山村選手と交代で途中出場)の4人抜きからのクロスに
直前に交代で出場した上松選手の強烈なシュートでリードも、
延長後半ロスタイムにパワープレーから中京大が追いつくというすっさまじい試合でした。



おそろしく寒い気候とは裏腹の、
本当に白熱した展開で一瞬たりとも油断のできないゲームでした




そして決着はPK戦へ。





追いついた勢いをそのままに気勢をあげる中京大の円陣。



追いつかれた明治側の円陣。
かなり長い時間、監督が檄を飛ばし続け、
次第に選手に笑顔が増えていったのが印象的でした。



壮絶な試合の決着は、
中京1人目のPKを明治大GK三浦選手が体勢を乱しつつもセーブし、
2人目が枠外に外してしまった時点で勝負あり。


明治大学 3 - 3(PK 4 - 1) 中京大学



すっさまじい試合でしたね。
終わった時に体が凍えきっていたことに
気づくぐらい夢中になりました。




帰りは観戦が偶然にもご一緒になった水戸サポの方と
十条駅そばの「串一」で乾杯!

赤スポで隣席したスペリオ城北のサポーターの方に
教えていただいたお店でしたが串揚げが最高でした。サトイモうめえ。



サッカーのある休みの日&楽しいお酒の席で最高や!

番外/塩谷選手を見に行こう(横浜Fマリノスvs.サンフレッチェ広島)

2012-10-06 | その他のサッカー

バイト先の手違いで『11時から19時まで空き時間』とかいう
アホらしい日程を組まれた腹いせチャンスに、
日産スタジアムにて塩谷司選手(元・水戸)の先発デビュー戦を観てきました。


何がいいって、日産スタジアムの最寄り駅の「新横浜駅」から
数駅程度しかバイト先が離れていないので、交通費が浮かせる!



なぜか『ディズニーランド』が連想された日産スタジアム。
実に大きくて、こう立派に作りこまれてる感じ。


ちょっと早く着きすぎたこともあり、
広島側をじっくり探検。
具体的には横断幕を眺めて楽しむ。


響きが好き。なんとなく言わんとするニュアンスは伝わるが、
よく考えるとピンとくるようなこないような…



森崎兄弟の横断幕。しかもでっかくサイン入り。素敵!


不勉強なので意味が理解できなかった。周りの人に聞けばよかったと後悔。


選手の名前の横断幕。それぞれ個性があるのは
作った人が違うからなのかしら?



うろうろと探検した後、
ツイッターで知った「関東サンフレ応援」の方々を訪ねてフラッグをお借りする。


なお無償である。実にすごい。実にありがたい。

仕事の合間に抜け出してきているため、
スーツ姿というゴール裏には適さない服装だったので
少しでも周囲に馴染むべく…というか、せっかくの機会だし楽しみたかったのです。




3バックの右で先発の塩谷選手。
いよいよリーグで本格デビューや!




試合前のご挨拶にて。左から4番目が塩谷選手です。
「しおや」じゃないよ!「しおたに」だよ!




円陣&ハイタッチ。



試合は横浜Fマリノスが優勢。
特に、前半序盤は10番をつける小野選手が、
塩谷選手を技ありのトラップでかわしてPA前でフリーになる等、
見ていてハラハラ。

ただ試合が進むにつれて、堅実というか膠着というか
お互いにアタッキングサードでDFが踏ん張る展開に。
塩谷選手も無難に守備のタスクを果たして見える。



しかしあれですね、サンフレッチェ広島の応援は、
こう組織立ってますね。
攻めているときの太鼓と合いの手が、
攻め具合によってテンポを変えていたのが印象的でした。
自陣から相手ゴールに迫るにつれて、
テンポが速くなっていく様からは、今までちょっと体感したことのないゾクゾク感が。


コーナーキックでタオマフを振り回すのは共通ですねえ。


自分も必死に振り回してます。


結局、試合はスコアレスドロー。
広島としては与えたPKが外れるという運にも恵まれた勝ち点1というところ?




この日の動員は36412人。
すげえ…



天気にも恵まれておりました。


実に10数年ぶりのJ1観戦でしたが、
広島サポーターの方々のあたたかい対応のおかげでとても楽しかったです。
ほぼ初見のスーツ姿のおっさんでも楽しめるんだから、
スカパー!観戦が専らの広島ファンなら、もっと楽しめるはず。


塩谷選手、ポジション争いは日本一厳しそうな最終ラインだけど、
次は攻撃面でもがんばってや!

番外/公式記録員体験(東京ヴェルディ vs.愛媛FC)

2012-09-18 | その他のサッカー

サッカー漬けの連休2日目昼間の部。
東京ヴェルディの企画「公式記録員体験チケット」に行ってきました。

水戸のアウェイ徳島戦は翌日の18日が早朝勤務だったため、
泣く泣く酒場で観戦することに決めていたので、
前日に引き続き、サッカー観戦にエネルギーを注いでみる。



そもそも公式記録員ってなんだ?


…というのがこの企画をツイッターで目にした時の印象だったのですが、
アレですね、よく公式HPに書いてある…

26分 17鈴木 雄斗
中央 14 ↑ 24 相手DF こぼれ球 17 右足S

(上記は9/14のロアッソ熊本戦での雄斗選手の初ゴールの公式記録/水戸ホーリーホックHPより)


こんなんやらセットプレーやらファウルやらの経過を記録する人、なのか…?


行っちゃった(フラフラと)


「駒沢大学駅」から最寄の入り口。ステルス過ぎませんかねぇ・・・


風雲急を告げるかのようなスタジアム。
ものっすごい勢いで雨が降ったり、カラリと晴れたり。



試合開始の約1時間半にメインゲート付近にてヴェルディの職員さん、
公式記録員のお二方、チケットの企画販売をされた会社の方々に迎えられ、
総勢5名の公式記録員体験が始まる。
ちなみに、私以外はヴェルディのレプユニやコラボな服装の方々である。

ちょっと少なくてガッカリ&安心していたのが本音のところ。
いや、親子連れに囲まれたら、ちょっとだけ居辛いなと思っていたので…


報道関係者入口経由で、ピッチのすぐ脇を通り(!)、
当日のご来賓控え室の隣にあるお部屋でレクチャー開始。



A4版6枚綴りのハンドアウトと、何やら細かい記載欄の記録メモ用紙、
東京ヴェルディとカターレ富山の公式記録の複写(お手本)をいただく。


公式記録員の集計は以下の6点。
 ・時間の記録(交代・警告/退場・得点)
 ・セットプレーの記録(GK・CK・直接/間接FK、PKの「誰が」)
 ・シュートの数
 ・交代の記録
 ・警告・退場の記録(「誰が」「どんな理由で)
 ・得点経過

…これらをコンピューターで入力する人の補助として、
手書きで記録しているのが公式記録員さん達らしい。


レクチャーで面白かったのが、シュートの定義。
「攻撃側の選手が直接得点することを目的に、
 ボールを意図的にプレーした際に記録する」

「プレーの意図がシュートであっても、プレーの結果、
 ボールが大きく外れた場合/DFに簡単に防がれたりしたら記録しない」

要するに、
 ・シュートっちゃ自分が得点するぜ、というプレーだよ
 ・宇宙開発や大外れはシュートとしては認めないよ
 ・DFに当たって外れたらそれはもうシュートじゃないよ


…なるほど、試合観戦していた時の印象と
試合後の公式記録のシュート数との間にギャップがある訳だ。




試合前の練習に励む選手達をわき目に席へ移動。
メインスタンドのガラス張りのところが記録室。そのすぐ脇でした。



こういう横断幕のセンス大好き。


はじめてのメインスタンドSS席。


う、うすうす予想していたことではありましたが、
予想以上に選手の識別ができない!!

他の参加者の方は"緑の血が流れている方々"なので
ヴェルディの選手はプレーしている位置などで予想がつくのでしょうが…。
そして愛媛FCは背番号が見えにくくて、もっと分からん!
アウェイユニのせいか…個人的に応援している伊東俊選手(34番)以外は
目を凝らしてもボンヤリレベル。

公式記録員の方同士でも試合中はお互いに「実況中継」しながら
記録を取っているとのことで、
私も両隣の方と確認しあったり、教えてもらったりしながら必死のパッチ。



ぐちゃぐちゃごちゃごちゃ…鉛筆でやればよかった


試合そのものは前半序盤こそ愛媛FCの攻める時間もあったけれども、
圧倒的にヴェルディのペース。PKを1本外してしまうが圧巻の勝利
中盤の西選手がボールをつないで阿部選手がゴリゴリ前に運ぶ。

一方の愛媛FCは攻めの形がほとんど見えず、
中央の伊東選手の個人技で何度かチャンスがあったかどうか。


スコアは3-0でヴェルディ勝利。
私以外の皆様は理想的な試合展開に、記録どころでない時もあったり(笑


試合後の答え合わせ。
シュート数が3本、警告の理由で間違いはあったものの、
けっこう合っていて実はうれしかったり。



終了後のデブリーフィングは何と記録室の中で!
冷房が効いててズルイ!



警告/退場の理由をハーフタイムや試合終了後に、
主審に確認しているということは何ともサッカーっぽくていい。
試合終了後の主審のシャワーが長いと、公式記録の提出が遅れるとか(笑

また、「贔屓のチームの試合じゃ冷静に記録できないですよ!」と語った
公式記録員さんの正直なお話が実によかった。
今日はたまたまヴェルディと愛媛の試合だったけど、
ホーリーホックの試合だったら絶対無理です。
ガッツポーズとかしてる間に時計は進むし、プレーは変わるだろうし…



修了証をいただいて終了。



実にいろいろと勉強になった13時半~17時の有意義な時間でした。
こういう勧め方はどうかな、とも思いますがサッカー好きなら損はない!
贔屓のチーム戦でなくても相当楽しめます。

逆に贔屓のチーム戦だと…もしかしたら物足りないかも(笑
拍手やチャントを歌う暇はありませぬ!



今後も企画されていくそうなので、やや気になった点の感想も
 ・親子連れ対象の企画では絶対にない…記録の手間がそれなり煩雑。
 ・講習が物足りない…3~5分間でも映像での記録の体験を事前の講習でやるとかどうでしょう。
 ・プラスアルファの何かがあっても面白い?…それこそスタジアムツアーもセットとか。