遠いんです、水戸。

水戸ホーリーホック等の観戦日記。

青梅FCを観に行ってきました③/東京都1部リーグカップ決勝(12/2)

2012-12-10 | 青梅FC

風邪気味のところで週末に思いっ切り羽目を外した結果、
声が全く出なくなって本業に支障をきたす日々。

マイク越しで話すのは実に苦手です。
常に独り言チックなことが漏れているので拾われるのは実によろしくない。



さて、青梅FCの試合観戦、第3弾。
東京都1部リーグカップ戦の決勝戦の観戦記ですよ。

青梅FC vs. T.F.S.C @日立ビルシステム大宮




日立ビルシステム大宮


@日立ビルシステム大宮


@日立ビルシステム大宮




と、東京都1部リーグの試合、ですよね…?
住所が「埼玉県さいたま市西区西遊馬2431」なんですが。



最寄り駅は「指扇駅(さしおうぎ駅)」という初見殺しな読みの駅。
個人的には「大角豆(ささぎ)」と五分を張るレベルでしたね。



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さて、ここからは当日の私が試合会場までたどり着く徒歩15分間を
写真を通じて体験していただければと思います。




指扇駅から右手に曲がり、道なりに進む。
大宮アルディージャのペナントが飾ってあるのがいいですね!



…だんだんと郊外に向かう道路を道なりに歩いて10分ほど。
手元に印刷してきた地図によればこの道なんですが、どう見ても私道。



上の写真の奥の部分からの風景。
もはやこの時点で「あー、だめだ、今回も迷ったわ」と諦めの心境。



土手を登って自転車専用道路で呆然とする。
道行く野球少年に尋ねたところ、この先らしい。



きれいです、柿(逃避)。



実家付近の風景にそっくりでした(白目)




そして…





(; ゜д゜)


(つд⊂)ゴシゴシ



(;゜д゜)




グ ラ ウ ン ド 到 着 ?





マジで数十秒間は固まりました。



しかしながら耳を澄ませばどこかからボールを蹴る音。
そして野太い男達の歓声が聞こえてくる………


!?


青梅FCの段幕だあああああああ!!
あれだあああああ!!



最後はこんな道を通って



今度こそ到着!






ホント、着いて青梅FCのサポーターの方々の姿が見えたときには、
こんな気持ちでした。






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さて、ようやくサッカー!サッカーですよ、サッカー!



熊谷での試合以来の青梅FCの選手の方々。

八王子は小吹の観戦で強烈な印象を残してくれたGKの櫻木選手(31)に加えて、
熊谷での観戦を経て平松選手(88)も識別できるように。
やっぱり試合を見たり、エピソードを教えてもらうと違いますね。

…岩田選手(10)、キャプテンの福井選手は欠場?



サポーターの方のお邪魔にならないように観戦。


試合展開は…実にヒヤヒヤでした。


前半の15分ぐらいまでは青梅FCのペースで
サイドからも中央からもゴリゴリボールが進んでいた印象だったのですが、
フィニッシュが定まらない。



携帯のメモによれば、前半30分過ぎに平松選手のゴールで先制!
凍てつくような寒さだったのですが、大フラッグとともに歓声のあがるサポの皆様。
なお、直後にも平松選手の追加点で2-0に。



ところがどっこい前半終了間際に失点。
写真は別シーンですが、奇跡的にそれっぽく撮れていた一枚。


後半はT.F.S.C.がエンジンをかけなおしてきたかのように、
実に激しく青梅FCの選手のトラップの際やショートパスの出し手をブロックし、
早めに前線に蹴り出す感じの速攻が際立つように。

特に、T.F.S.C.の41番の選手(鎌田政利選手?)が前線から中盤まで豊富な運動量で
青梅FCのボランチ~センターバック間をずっと脅かしていた印象でした。


対する青梅FCでは、後半、目の前を何度も突破していった
右サイド、26番の津久井弘伸選手のパワフルさに夢中に。

やっぱりサイドバック贔屓です。

熊谷での試合の印象ではショートパス主体でつないで攻める印象があった青梅FCですが、
この日は津久井選手はじめ、サイドからの突破が目立っていて、
実にピッチサイドでの観戦は迫力のあるものでした。

後半終了間際にセットプレーから失点、
さらにはGKの櫻木選手が失点前のプレーでの交錯後に交代するなどハラハラドキドキ。

もはや居てもたってもいられず、3戦目では失礼かなーと控えていたはずが、
いつの間にやら声を出している始末。


青梅FC 3-1 T.F.S.C.



今日は皆さん笑顔。
これだけでも来た甲斐があったというものです。



選手を代表して挨拶していた津久井選手の
「サポーターが一緒に悔しい思いをしてくれて嬉しかった」という言葉。
すごい言葉ですね、本当に。


悔しい試合だからこそ現地応援していてよかったなあ、という謎の感想が残ることが
今季は水戸のアウェイゲームでは多かったんですが、そこにも通じるものが。

勝ち試合はもちろん嬉しいんですけどね、ここらへんは複雑。



しかし、白熱したいい試合でした。
リーグのディヴィジョンや試合会場の差もあるとは思いますが、
とにかく近い。

息遣いや接触プレー時の打音が聞こえるぐらいの距離で、
選手の意地が思いっ切り正面に出ている試合を
青梅FCの試合観戦では目にすることができています。

これで都リーグもシーズンオフと相成りましたが、
来期も様々な事情が許せばぜひ通い詰めたいところ…会場までの道中も楽しみです(ニッコリ




帰りに買った指扇の地酒。
うふふ…いろんな意味で、サッカー観戦最高や!(酒グビー

内ドラゴン外タツノオトシゴ

2012-12-06 | サッカーに関する論文紹介

風邪っぴきですが週末にお祭り騒ぎ2連チャンを控えている私ですよ。
何とかなれ。がんばれ免疫。


さて、誰(かにとって)得(になったらいいな)論文です。


今シーズンの水戸様は実に「ホームで強く、アウェイで弱い」という
内弁慶外鼠的な展開。


ホーム 成績:11勝6分4敗(+10/得点31:失点21)

ホームでの水戸(※イメージ)


アウェイ成績:4勝5分12敗(-12/得点16:失点28)

アウェイでの水戸(※イメージです!あくまで個人的なイメージ!!)


もともとサッカーは野球に比べても
ホームのチームが勝ちやすいらしいですが、今季の水戸はすげえな。

ホームの得点数に関しては、首位の甲府と同じですよ!同じ!
実質昇格や!



差がありすぎませんかねえ・・・



という訳でどんぐらい水戸がホームで強かったのかを、
この論文のお話に沿って「数値化」してみたいと思います。


サッカーJリーグにおけるホームグランド・アドバンテージの統計的推定結果について
    鷲崎早雄 2009 環境と経営:静岡産業大学論集 14(1), 39-43.


「数式が好きだぁ!」「偏微分とか聞くと心が躍る!」
「推測統計URYYYYYYYYYYYYYY!」な方以外が読むのはお勧めしません。


ざっくりとまとめると、
『ホームアドバンテージがどのぐらいあったのか計算してみた、2007』です。


面白いなあ、という視点がサッカーの試合結果を「数式」で表現しているところで、
以下の計算式がイギリスのプレミアリーグの研究では使われているそうです。


試合結果=《ホームのチームの戦力》+『ホームアドバンテージ』-《アウェイチームの戦力》±誤差


ここでの試合結果、とはホームの1試合ごとの得失点のことで、
プラスなら勝ち、マイナスなら負け…という感じになるらしいです。


よし、仕組みがさっぱりわかんねえ。

ただ、論文というのはいいもので仕組みは分からなくても、
計算方法が載っていれば、誰でも計算できるようになっているのです
(誰でも検証可能なようになってるんですね)




で、やってみた。



2012シーズンの水戸。
ホームアドバンテージ指標は+0.95...四捨五入して1.0。

J2の22チーム中、堂々の1位。


+1.0


つまり、水戸はアウェイでの試合に比べてホームだと、
毎試合1点多く取っている/1点失点が少ないことになります。


なお、ほかのチームも一応列挙してみますね。

甲府:-0.4
湘南: 0
----------------------自動昇格の壁
京都: 0.5
横浜:-0.6
千葉: 0.2
大分:-0.5
----------------------プレーオフの壁
東京: 0.3
岡山: 0.2
北Q:-0.4
山形: 0.5
栃木: 0
松本: 0.4
水戸: 1.0
熊本: 0.9
徳島:-0.3
愛媛: 0.7
草津:-0.1
福岡: 0.2
鳥取: 0.9
富山: 0.2
岐阜: 0.2
----------------------残留の壁
町田:-0.8

※四捨五入して1点以上の差があるところには色を付けています。


これだけだとよく分からんので、
戦力(J2の平均を0とした時のそのチームの得点力)も含めてグラフにしてみました。






圧倒的ではないか、わが軍は
(熊本と鳥取も)



ホームとアウェイの成績という見方で見ると、
鳥取はホームでの有利を活かして(戦力の差を跳ね返し)残留し、
町田はホームでの弱さが降格につながった…とかって言えるのかもしれませんね。

もしくは、『鳥取は「アウェイでの弱さ」が残留争いに結びつき、
町田は「ホームでの強さ」を活かしきれずに降格してしまった』…なのかも。




正直、この指標のことが「よくわかんねぇなあ」なので、
現実をどこまで反映しているかは分かりませんが、
これを3~5年分ぐらい作ると、
何となく見えてくるものがあったりしておもしろいです。

J1でも作ってみているので、
お暇があったら眺めてみてくださいな。

2012年のJ1

札幌:「戦力不足」枠
ガンバ:「何でこの戦力で降格なんだ?」枠。
神戸は「中途半端」枠。
鹿島はホームでの強さで、新潟はアウェイでの強さで残留?



2011年のJ1

この年は降格3チームともに「戦力不足」枠。
浦和の低迷がヤバい。例の監督の影響か…。



2010年のJ1

湘南:「戦力不足」枠…アジエルが離脱してましたよね、確か。
F東京:「何でこの戦力で降格なんだ?」枠。



2009年のJ1

京都と神戸がホームアドバンテージを活かして残留。
柏と千葉はホームで点が取れず降格。
新潟のアウェイ無双と川崎のホーム無双ぶりが。


支援持株会員・・・になろうと思っているのですが・・・

2012-12-04 | 日常

シーズンパスやらサポーターズクラブやら考えたのですが、
コメントで教えていただいた「水戸ホーリーホック支援持株会員」という
システムに乗っかってみようと考えています。



グッズも大量に買うわけじゃないし、1口ぐらいならトントンかな、と。




ただですね…連絡してから2週間が過ぎた段階で…





連絡&レスポンスが。




とりあえず載ってる電話番号にも電話してみたんですが、
常時留守電対応っぽいんですよね…。












わたしまーつーわー(12月25日あたりまで)