アタックチャンス北原のブログ

福岡のバンド、アタックチャンスのメンバー北原のブログです

BO2M68

2019年08月25日 | ギター
新しいギター、ビルローレンスBO2M68をゲットしました。
当然オークションです。
かなり無理した金額でしたが落としました。

むか~し、Challnger持っててホントにいいギターだったんすよ。
あれ、もう一度欲しいなぁってずっと思ってまして
ようやく念願叶いました。

でもChallengerじゃないのよ。
96年製の、ビル存命時後期の製品ですね。

先ず、Challenger自体がもう中々出玉少ない、出ても
一番のウリであるBlackLabelが断線してる、など
色々問題多そうだったんですよね。

で、私もストラトタイプ手に入れるなら
もう63年タイプのUSフェンダー本家持ってて
それはビンテージトーンまんまなので
同じ系統はいらないかな?と。

なので以下の条件で探してましてん。
・殆ど所有したことないメイプル指板
・Rフラットなネック
・枯れ系じゃなくレンジの広い現代系トーン

したらこのBO2M68がヒットしました。
しかも現物が良いタイミングで市場に出たので落としたわけです。

ちなスペックはこんなのね。
・Body: Alder (Lacquer Finish)
・Neck: Maple 22F
・Picup: VC-1,VC-2,VC-3 (Mid Boost)
・Control: 1Vol, 1Tone, 1Mid Boost, 5PosSW
・Bridge: Synchronized Tremolo
・Hardware: Chrome
・Color: 2TS

これね、まずストラトじゃないの。
ボディはディンキータイプなんです。
でも塗装はラッカーで、レリックでビンテージ2T。
で、何故かブースター。
もう設計思想がどこ向かってたのか皆目見当つかない不思議さんです。

まぁ96年だから恐らくクラプトンモデル追随だろうなと見当つくけどね。

で、到着したブツ観て目が点になりました。
オークションでNCNRだから仕方ないけど開けてみたら
ボディの上角裏側がごっそり削られてやんの。
レリック仕様だから以前の所有者さんが更に剥げさせようとして
失敗でもしたのかしら?
とにかくトホホな状態でした。

ここは木工パテで埋めてあげました。
あと時候が良くなったらクリア吹いてあげる予定です。

で、物自体ですがとにかく軽い!!!!!!!
もうこれ、ぶら下げてる?って疑問に思うほど軽いです。
ギター弾きさんには「ストランドバーグ並みです」と言えば分かると思う。
いやぁ、歳取ってるからありがたい。

で、一番のウリである木工部の出来ですけどすっごい良い!
さすがモーリスギター、さすがモリダイラ楽器。
生音も「アコギかい?」って位鳴り音が大きいです。

PUはビルローレンスじゃなくてGOTOH製みたい。
これがね、まぁ可もなし不可もなし。
そこだけがちょいと残念な感じですね。
いつか状態の良いBlackLabel手に入れて載せ替えたい。

ブースターは音が太くなって良いです。
従来のストラトが5色のパレットって感じなら
7~8色に増えた感じ。

あとブリッジ、フレット、ナット何かがまだそのままで
OKだったのが良かった。
全打ち換えで入院からだったら大変だなぁと思ってましたからありがたい。

とにかく昔感じてたモーリスギター、モリダイラ楽器の
木工精度の高さはやはり間違っていませんでした。
正直ブツのレベルはレストア対象だけどそれもまた楽しいので
少しづつ手を入れて自分の物にしていこうと思います!


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