あうんの思い出
お昼にあうんを家の屋敷の中に埋葬した。
息子がクローバーの種を播いてくれた。
あうんが病気だとわかって一週間であうんは星になってしまった。
首輪を新しく変えて上を向いて首輪を見せているあどけない顔が
元気な時の最後の写真になってしまった。
こんなに元気だったのに…。
考えることは色々あるけど、あうんは「幸せだったよ」と
言ってくれてると信じなくては前に進めない。
朝から少し口を開けるしぐさをする。おう吐かなと思ったけど、そうでもないみたい。
南の廊下で網戸から少し外を見て、その後洋間の窓辺で病院へ行くまですごしていた。
あうんがいつもいた好きな場所かな~って思って。
病院は9時からなので少しでも早く点滴をしてもらおうと思い、9時に間に合うように家を出た。
9時前に病院に着いたけど、先に3人の人が待ってみえた。
月曜日は混むのかなぁって思いながら車の中であうんをだっこして順番を待っていた。
お手間の患者さんのようで1時間ほど待った。
あうんをだっこして、早く元気ならなあかんよ~っておしゃべりしたり
迷子の迷子の子猫ちゃん♪ って歌を歌ったり…
明日からもう少し大きなかごで連れてこれるように帰ったら作らなくっちゃって思ったり。
背中をなでながら1時間あうんをだっこしていた。
やっとあうんの順番が回ってきた。
院長先生はあくまでも24時間点滴で、夕方連れて帰ることに不満そうだった。
でもやっぱり夕方迎えに来ることにしてもらって
「あうちゃん、がんばるんやよ」と頬ずりして帰ってきた。
1時過ぎ、病院から電話。あうんが亡くなった…。
3時過ぎに来てくださいだったけど、今すぐ行きたいと言って、急いでぶんさんと向かった。
まだ温かくてやわらかくて、しっかりがんばったあうんだった。
きょうは連れて行かなければ良かったと後悔したけど、連れて行かなかったら
やっぱり連れていけばよかったって思うだろうし…。
昨夜は一緒に寝れたし、少し元気にもなったと感じたけど、やっぱりえらかったんだなぁ。
あうん、いっぱいありがとう。いつも癒してくれてありがとう。楽しませてくれてありがとう。
何もわかってやれなかったかもしれないね。
病気になるなんて思いもしなかった。
欲しいままにご飯をあげてまるまると太って可愛いって思ってた。
ごめんね。ごめんね。だいすきなあうん。ごめんね。
日曜日の午前中も診察があるので、入院をさせてもらうために病院へ行く。
日曜日は院長先生ではなく、別の先生の診察日だった。
先生は治るとはいえな状態だと言われた。
最期を家でという考えなら、昼間は病院にあずけて夜はおうちに看てあげると
いう考えもあるとおっしゃってくださり、夕方迎えに行くことにした。
夕方迎えに言ったら先生が
「きょうか明日が峠だと思います。」とおっしゃった。
「じゃあ、明日はもう来なくていいですか?」って聞いたけら
明日も連れてくるようにとのこと。
きょうはずっと病院で静脈点滴をしてもらっていたからか
なんとなく少し元気になったような気がする。
夜中に自分で顔をあげてからだを起こしたり、ぶんさんの呼びかけにしっぽをほんの少し振ったり
少し腹ばいで歩こうとしたり、少し光が見えたような気がした。
あうんが気になり、仕事ができる状態ではなかったので
仕事は休ませてもらって病院から帰って一日そばで様子を見る。
お水も飲まなくなり、ごはんが当然食べない。
もう動けなくなり、寝ているだけ。
息子があうんを心配して帰ってきてくれた。
あっという間にこんなに酷くなってしまったので、こんなに元気がないとは
思ってなくて、かなりショックを受けたようだ。
今夜は息子があうんのそばで一晩寝てくれた。
猫も人間と同じように、褥そうが出来るといけないので夜中も何度も起きなくてはいけない。
病院は日曜日もやっているので明日から入院することにした。
ますます弱っていくような感じがするあうん。
裏口に置いてあるの人工芝の上が気持ちいいのか、
朝のうちは裏口までトボトボと歩いて来ていた。
きょうも何も食べず、お水を少し飲むくらい。
きょうは4時に授業が終わったので、あうんを病院へ連れて行く。
何も食べていないのに血糖値が430とかもあった。
腎臓の値も悪いし、カリウムとか色んな数値がよくないらしい。黄疸も出ているとか。
本当は24時間点滴で尿の中のケトン体というものを出した方がいいとか言われたけど
夜中は誰もいなくなると聞いて、なんだか不安になり、入院は少し待ってもらった。
こんなに弱ってしまって入院したら治るのかなぁっていう不安が押し寄せてくる。
前に飼ってた猫は治りかけていたのに入院中に自分で点滴を外してしまって
朝になったら亡くなっていたということがあり、何か入院にはすごく不安があった。
あうんのことが気になり、休憩時間に自宅に戻り
あうんの様子を見に行く。
きょうも一日嘔吐している。
何も食べず、お水しか飲まないので胃液のようなものを吐いている。
夕方6時ごろから病院へ連れていく。
きょうも皮下点滴。吐き気止めも入れてもらった。
吐き気止めが効いているのか、病院から帰ってからは吐き気もない。
高タンパク低脂肪のえさを与えるように言われたので
おいしそうなのを買ってきたらほんのちょっとだけ食べた。
後ろ足もふらついて歩くのも大変そう。
病院を変わった方がいいのかなぁとか、でも病院へ行くのも辛そうだしとか…。
先生を信じるしかない。
でもだんだん元気がなくなる…。大丈夫かなぁ…。
早く元気になりますように…。
今朝はご飯も食べないし、元気もない。
きょうは私も休みだったので二人で朝1番で病院へ連れて行った。
きょうも皮下点滴(水分補給・ビタミン剤・抗生剤)をしてもらって帰ってきた。
病院から帰ってきてから何度も何度も嘔吐の繰り返し…。
どうしちゃったんだろう。一日中元気がない…。
心配でたまらない…。
早く元気になってね。
最近、あうんの元気がない。
7月の末に近所の猫に噛まれて怪我をしてからなんかおとなしくなったなぁって
思ってたんだけど、ちょっと様子がおかしい。
ここんとこお水を多量に飲むし、尿の量も異常に多い。
午前中にぶんさんに病院に連れて行ってもらう。
「糖尿病」と言われて、皮下点滴をして帰ってきた。
今まで猫は3匹飼ったことがあったけど、知識がなかった私は
「糖尿病?猫も糖尿病になるんだ~。太ってるから?
甘いものなんて食べないし、どうして??」
くらいにしか考えていなかった。
1年に1度くらいの割で変えていた首輪。
あうんが鈴をちぎってしまったので新しいのに交換です。
かなりヨレヨレになっていたしね。
首輪を写そうとしてもなかなかチャンスがなくて・・・。