水素は日本のような地下資源に乏しい国でも
入手でき さらに環境を汚すような排出物を
出さないなど 優れた点が多々あります
今回はそうした水素燃料の話題です
水素燃料の次世代航空機開発に
210億円拠出 脱炭素基金
脱炭素社会の実現に向け企業の
技術開発を支援する2兆円基金に
ついて、投資内容を検討する
経済産業省の作業部会が8日開かれ、
2つの分野から予算上限案が示された。
燃料に水素を用いる水素航空機を
軸にした「次世代航空機」テーマは
2108・8億円、水素やアンモニア
などを燃料とする船舶開発を目指す
「次世代船舶」は350億円を提示した
今後、7月中をめどに新エネルギー・
産業技術総合開発機構が公募を行う方針。
経産省が取りまとめた次世代航空機では
、水素エンジン燃焼器開発に116・3億円
▽水素燃料の機体の貯蔵タンク開発に
48・5億円▽機体の構造検討に10・2億円。
また、中小型航空機の主翼などに用いる
炭素複合繊維の軽量化などの技術開発に
35・8億円とした。
次世代船舶については、水素燃料船開発に
210億円▽アンモニア燃料船119億円
▽LNG(液化天然ガス)燃料船の
メタンスリップ対策21億円。国土交通省に
よれば船舶のライフサイクル(製造~解体)
全体での二酸化炭素排出量のうち、98%が
運航に由来することから、燃料転換が最重要と
位置付けた/サンケイより
問題は水素をいかに安く用意するか
これは浸透膜など用いた研究が
あちこちで進められています
そして その得られた水素をどう使うか
といった点だと思われます
その水素を用いた航空機のモデルとして
よさげなのがあります
水素の燃料電池でモーターを駆動して
飛ばす航空機なら このフランスの
ブルターニュフェリー社と米国REGENT社が
共同開発している小型の「シーグライダー」と
いう飛行艇のような機体がいいかもしれません
これは電気推進の他に エクラノプランで
有名な水面ぎりぎりを飛ぶことにより発生する
地面効果翼 WIGを用いた機体デザインになっており
より効率的な飛行が可能となっています
このWIGとはもともとは飛行高度が主翼幅の
半分程度など とても低いときに発生する
揚力の増加 (誘導抵抗の減少と地面から
押されての圧力増加)による地面効果を
積極的に利用したもので 揚力Lと抗力Dの
比である揚抗比が改善されて少ない出力でも
効率よく飛行することが可能です
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