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☆日本で新世代の水素燃料航空機の開発が決定 

2021-07-09 23:36:29 | ミリタリー関連

水素は日本のような地下資源に乏しい国でも
入手でき さらに環境を汚すような排出物を
出さないなど 優れた点が多々あります

今回はそうした水素燃料の話題です

水素燃料の次世代航空機開発に
210億円拠出 脱炭素基金

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脱炭素社会の実現に向け企業の
技術開発を支援する2兆円基金に
ついて、投資内容を検討する
経済産業省の作業部会が8日開かれ、
2つの分野から予算上限案が示された。

燃料に水素を用いる水素航空機を
軸にした「次世代航空機」テーマは
2108・8億円、水素やアンモニア
などを燃料とする船舶開発を目指す
「次世代船舶」は350億円を提示した
今後、7月中をめどに新エネルギー・
産業技術総合開発機構が公募を行う方針。

経産省が取りまとめた次世代航空機では
、水素エンジン燃焼器開発に116・3億円
▽水素燃料の機体の貯蔵タンク開発に
48・5億円▽機体の構造検討に10・2億円。
また、中小型航空機の主翼などに用いる
炭素複合繊維の軽量化などの技術開発に
35・8億円とした。

次世代船舶については、水素燃料船開発に
210億円▽アンモニア燃料船119億円
▽LNG(液化天然ガス)燃料船の
メタンスリップ対策21億円。国土交通省に
よれば船舶のライフサイクル(製造~解体)
全体での二酸化炭素排出量のうち、98%が
運航に由来することから、燃料転換が最重要と
位置付けた/サンケイより

 

問題は水素をいかに安く用意するか
これは浸透膜など用いた研究が
あちこちで進められています

そして その得られた水素をどう使うか
といった点だと思われます

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その水素を用いた航空機のモデルとして
よさげなのがあります

水素の燃料電池でモーターを駆動して
飛ばす航空機なら このフランスの
ブルターニュフェリー社と米国REGENT社が
共同開発している小型の「シーグライダー」と
いう飛行艇のような機体がいいかもしれません

これは電気推進の他に エクラノプランで
有名な水面ぎりぎりを飛ぶことにより発生する
地面効果翼 WIGを用いた機体デザインになっており
より効率的な飛行が可能となっています

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このWIGとはもともとは飛行高度が主翼幅の
半分程度など とても低いときに発生する
揚力の増加 (誘導抵抗の減少と地面から
押されての圧力増加)による地面効果を
積極的に利用したもので 揚力Lと抗力Dの
比である揚抗比が改善されて少ない出力でも
効率よく飛行することが可能です

 

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