台湾空軍のF-16戦闘機1機が台湾東部
花蓮県で夜間飛行訓練を行った際、
行方不明になりました。
不明のF16戦闘機、ブラックボックス信号探知
機体の捜索急ぐ
この機体は第5戦術戦闘航空団
第12偵察中隊所属のRF-16です
厳徳発国防部長(国防相)は行方不明と
なっている空軍のF16戦闘機について、
ブラックボックスからの信号を18日に
探知したと明らかにした。
信号が探知されたのは、東部沿岸9カイリ
(約17km)地点で、現在、機体の捜索を
急いでいるという。
不明となったF16戦闘機は17日午後6時5分ごろ、
夜間飛行訓練のため、花蓮基地を離陸。
約2分後に基地から北東約9カイリ地点で
レーダーから姿を消した。
空軍司令の熊厚基上将(大将)は会見を開き、
調査状況について報告した。レーダーの記録では、
同機の高度は離陸直後の午後6時6分7秒時点で
7000フィート(約2133メートル)に達し、
午後6時6分21秒には4000フィート(約1219m)に
低下、午後6時6分27秒でゼロとなったといい、
同機はわずか20秒で7000フィートの高さから
急降下し、墜落したことになる。
熊上将は訓練当時、天候は訓練可能な水準を
満たしており、機体にも異常はなかったと説明。
離陸してから高度がすぐに7000メートルまで
上昇していることからも機体が故障していたとは
考えにくいとした。
現台湾空軍司令の熊厚基上将 熊さん
熊上将は、夜間の訓練だった上、機体の高度が
上がって雲の中に入ったことで、操縦士が一時的に
平衡感覚を喪失する「空間識失調」に陥った
可能性があると指摘した。
事故と最近頻繁に飛来している中国軍機への
対応との関連については、直接の関連はない
との見方を示した/台北中央社より
国防部と海岸巡防署はパイロットの蒋正志
大佐の捜索を強化しています。
まだ捜索は続いていますが いくつか
わかったことがあります
まず花蓮(ホァリェン)基地から発進したとの
ことなので このF-16は同基地に展開している
第5戦術戦闘航空団所属の第17中隊や
第26中隊または第27中隊のいずれかの
F-16ということになるでしょう
この花蓮基地は三沢飛行場と同様の
軍民共用の飛行場です
なかなか立派なロビーなどを備えています
軍用部分は撮影禁止ですが 空港に向かう
途中のバスなどからは写せます
気になるパイロット
それから 今回事故を起こしたパイロット
階級が大佐とかなり高いです
空自なら航空団副司令 航空群司令官の
位置となるわけで当然 飛行経験も豊富な
ベテランパイロットとなるでしょう
一説では昼間のデスクワークとの兼ね合いが
過剰ではなかったか?とする話もでています
さらに気になるのが台湾が導入した最新の
F-16Block70 通称バイパーのことです
このF-16V 2018年の10月に初導入されて
それから年20機程度 改修予定でしたから
既に19年 20年度分で40機近く 少なくとも
30機程度はF-16Vを受領している計算になります
このベテランパイロットがF-16Vの
夜間戦闘能力等のテストなどを行う
途中で事故を起こしたという可能性も
ありうるかもしれません
また原因に挙げられているバーティゴによる
墜落 これも空自のF-35Aが墜ちたときも
同様とされ さらに夜間訓練だったのも
偶然と言え一致しています
一方で中共さんが この大佐が捕まって
投降したという内容のフェイクを流しています
F16戦闘機不明 中国が偽情報拡散
国防部、中国を非難
行方不明となっている空軍のF16戦闘機について、
中国の網軍はネット上に動画を投稿し、
操縦士がすでに投降し、アモイ空港で
隔離措置を受けていると伝えた。
台湾国防部(国防省)はネットで世論を
誘導する中国の「網軍」を非難し、
「国土を守る兵士の信念を踏みにじること
は決して許さない」と強く反発した。
ちなみに中共さんはですね
台風21号で関空の連絡橋にタンカーがぶつかって
難儀したさいに 中共大使館等が救援バスなど
で中国人旅行客をいち早く救援したなどという
デマを流した しょうもない前科があります
笑えないのは このデマを鵜呑みにした連中が
当時の台北駐大阪経済文化弁事処(領事館相当)
の蘇啓誠氏を 弁事処は出遅れている怠慢だと
突き上げたわけです
そのこともあって蘇さんは 自殺してしまいました
まぁ 結果的に情報工作戦の犠牲となったわけです
なんにしても 中共空軍のH-6爆撃機の
台湾周回などが 常態化しつつあり
油断できない状況が続いていきます
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