懸念されていた香港の高度な自治停止に向け
中共が国家安全法の策を取ってきました
中国 「国家安全法制」導入を決定
中国の全人代=全国人民代表大会は最終日に
香港で反政府的な動きを取り締まる
「国家安全法制」を導入することを決めた。
内容について、これまでの説明では、今後、
中国政府が主導して香港の治安維持のための
法律を制定するとともに、必要に応じて、
中国の治安部門が香港に出先機関を設けて
活動を行うとしている
香港への統制いっそう強化へ
今回の決定によって、香港では、中国の統制が
強化され、高度な自治を認めた「一国二制度」が
崩壊しかねないとして、抗議活動がさらに
激しくなることも予想される
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香港に国家安全法導入、抗議せず
日本はあいかわらず腰砕けの態度です
今後 市民の監視や弾圧のために中共軍の
常駐もあるでしょう
この動きに 米国も対応しています
米国法における特別地位をはく奪
ポンペオ米国務長官は香港では中国政府が
約束した自治がもはや維持されていないと宣言し、
香港金融センターの米国法における特別地位を
剥奪した。
議論を呼んでいる香港への「国家安全法」導入に
ついて、中国・全国人民代表大会での投票が
数時間後に迫る中、ポンペオ氏は同法について、
中国は、香港が英国から中国に返還された1997年に
定められた(高度な自治の維持という)義務を
果たしていないとの通知を議会に送付した。
ポンペオ氏は当初、全人代での審議の行方をみると
して、報告の発表を遅らせていた。
ポンペオ氏は声明で「私は議会に対し、香港が
1997年7月以前に米国法が適用されていたのと
同様の扱いに値しないと認定した」と言明。
「道理をわきまえた人なら、現状を鑑みて香港が
中国からの高度な自治を維持しているとは
誰も断言できない」と指摘した/時事より
昨年の民主派デモとの衝突の時からアメリカは
香港の高度な自治が損なわれた場合には
優遇措置を廃すると警告していました
この特別な扱いとは返還時に施行された
米国香港政策法から 新たな香港人権法案で
定められている査証(ビザ)発給などの優遇や
関税の優遇措置のことで 今後はこれらの
ことが認められなく模様です
また中共は 米国の呼びかけた国連安保理の
開催を邪魔しているようです
中国、国連安保理開催を阻止
香港の国家安全法巡り米国が要請
中国が国連安全保障理事会の開催を阻止した。
香港の国家安全法を制定する中国の方針を巡り、
米国のトランプ政権が安保理開催を求めていた。
これに対し、米国などと共に安保理で拒否権を
持つ常任理事国の1国である中国は「香港の
国家安全法の制定は純然たる内政問題」として
米国の要請を退けた。
更に大量の逮捕者
香港の立法会(議会)、中国国歌への侮辱行為を
禁じる「国歌条例」案の審議が再開された。
中国の全人代では、香港市民の基本的人権に制限を
加える「国家安全法」を香港に導入する議案が
採択される予定で、同条例や同法に反対する若者ら
1千人以上が立法会周辺など香港各地に集結。
警察は、違法集会参加容疑などで360人以上を逮捕した。
ロイターより
香港警察は中学生くらいの制服の子供まで拘束したとのこと
武漢ウィルスにおけるWHOの怠慢かつ傲慢な態度といい
今回の安保理をめぐる動きと言い 国連は完全に
時代遅れの組織になっているといわざるをえません
またこの他にも アメリカ側は新型コロナウイルス
感染責任法という強力な法案も用意している上に
香港関連の制裁的な方策を発表する模様です
一方 中国側も今回のことを含めて習指導部が
米国が怒るのを承知で事を行っているのは
明らかで これまで単なる可能性でしかなかった
米中の軍事上の衝突も 少しづつですが
現実味を帯びてきたように思えます
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