秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

大きな経験、大きな変化

いよいよ今日で2021年が終わります。この一年、皆さまはどうお過ごしになられましたか?いろいろ大変なこともあったかと思います。世界規模の大きな感染症の流行で2年前の人生とすっかり変わってしまわれた方も多いかと思います。

 

あきのりも長年続けたパフォーミングアーツグループayami yasuyhoの活動を止めて、ソロの活動にシフトしていく大きな変化のあった一年でした。ソロといっても以前とは活動内容がそう大きく変わるわけではなく、ダンス、音楽、ビジュアルの三つを続けることに変わりはないのですが、あきのりの責任だけで活動ができるのでその分自由度が増すことにドキドキして楽しみにしています。

大阪市西成区に引っ越しをしてもう三ヶ月くらい経ちました。町のいろいろな姿〜路上生活者や不法投棄、子供を取り巻く問題などを少しずつではありますが垣間見る中に、この土地の持つ強さ〜生きることに対する生命力を感じます。

今でも夢の中で神戸の以前のうちを見ることもあります。それはいつかまた神戸に戻りたいと思っているのか、以前いたうちが心の中の故郷のように存在してくれているのか、どちらかはどういう意味かは分かりかねますが、今は先へ先へと進むのみです。

 

12月に全米ヨガアライアンスの資格を必死で取ったことも大きな収穫でした。資格を取るまでのハードな練習と勉強の毎日は間違いなくこれからあきのりが教えるヨガや身体のことへとつながっています。今はヨガの復習と自分のヨガとは何かを考えて人様に役に立つ仕事にするにはどうすればいいかを考える、そんな毎日を過ごしています。

そしてそれはヨガで知ったいろいろな知識とアートはあきのりにとってつながりがあり、そのつながりを伸ばしていこうと思います。

 

今まさにコロナウイルスについていろんな方が様々な研究をされていて、マスクをして感染対策をするべきという方もいれば、マスクなしでワクチンも打たずに自然に免疫をつけるべきだという方もいらっしゃいます。どちらの方も自説が正しいと信じてそのように行動しておられます。ヨガの授業でも様々な意見に触れました。そのいろんな意見に触れる中、どちらが正しいとか間違っているとかいうよりも、私たち個人個人が考えるやり方で納得して生きるほうがいい、自分の意見に沿っていない人を責めるよりも、自分の意見は意見でただそれを通すだけで十分だと思いました。他人と比べたり非難することは自分も含めてもう止めにしたいものです。

 

今西成の子供たちの貧困の問題などに関わる団体の依頼で、築100年くらい経った古民家を子供の施設に改築していく過程を写真や映像で記録しています。その仕事の中で、生きる上で問題を抱えつつも日々生きている方々と触れる機会が増え、その出会いがまさに自分の運命の一部のようにも感じます。先日はそうした方々と一緒に忘年会まで参加させてもらえて、西成の懐の深さを感じました。学歴や生きてきたキャリアの違う立場の人を同時に受け入れるキャパの大きさは神戸や京都ではなかなかない経験です。

 

来年はいよいよヨガなどを組み合わせた身体をレクチャーする仕事を立ち上げたり、あきのりのソロ活動を表に出していきます。今後もあきのりの活動を見ていただければとってもうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

そして後数時間ですがよいほっとした年越しをお過ごしください。もうすぐ来年がやっていきます!

 

梅田のビルの窓の壁面に映り込む別のビル。なんかすごーいと思ってしまう。


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