旧生糸検査場でのパフォーマンスを無事終えました。
当日観て下さった皆様、ありがとうございました。
そして当日イベントをプロデュースしてくださった関係者の方々、いろいろご無理
を聞いてくださったスタッフの方々、ありがとうございました。
かなり関係者の方々にご無理をお願いしながらも、音楽系のイベントの色が濃い中
で踏ん張っていました。
今回は8月で敢行したトンカ書店でのパフォーマンス「W」の改訂版として制作
してきましたが、出来上がった作品はトンカ書店でやったものとはがらりと変
わってしまいまして、「W ~月の光と雲の糸~」というサブタイトルをつけて
の作品を上演いたしました。
前日直前まで作品制作はかなり難航しました。自分自身この作品はまだまだ成長
というか、磨きをかけなければと思いました。またこの作品を世界に通用するレ
ベルにもっと上げなければと強く思います。
旧生糸検査場は2年後に耐震工事を終えて新しく生まれ変わるということです。
2年後我々はどうしているでしょうか。まだまだ活動できる力を、基礎的な力を
もっとつけて皆様の前に立ちたいと思っております。
今までの活動をよく振り返ることがあります。一人で活動開始した当時から栃本
がメンバーに入って自分自身で思い描いていた世界から開けていき、いろいろな
自分だけの完結した世界から他者というノイズが入っていく中で、常に自分のや
りたいこととは何かということを考えながら、ayami結成当時のことに振り返り
ます。自分が始めた始めのことを考えることは大切なことです。
今回のパフォーマンスでおそらくayami yasuyhoは一区切りを迎えた予感がしま
す。時間がたったら何かが分かってくるかもしれません。それまで空気と身体につ
いて考えながら稽古していきます。もっとpureに、innocentに稽古を積んでいきた
いと思っております。
ゆくゆくは新メンバーも加えて数人で作品を作っていきたいという気持ちも
湧いてきます。それにはまずは自らのもつ美意識をはっきりと指し示せるようにパ
フォーマンスしたく考えております。
今後ともayami yasuyhoをよろしくお願いします。
秋紀芳慧