
7D 70-300mm ISO200
目が覚めた時点ですでに明るくなっていた。
しかし今日はハヤブサに重きを置いていたので夜明けが撮れなくともさほどガッカリせず出発。
給油とコンビニ食を購入してからハヤブサポイントに向かった。
冒頭は何時もの様にハヤブサポイントからの山頂遠望。
7時半ぐらいだが春らしくモヤり始めている。
鳴き声で直ぐに居場所を教えてくれた。
今日は電柱じゃなくて良いがまた込み入った所に・・・。
AF頼みで撮ったが、カメラは迷って半分ピンボケ。
センター1点のワンショットでハヤブサの胸元にフォーカスポイント置いても何故か後ろの枝に合焦してしまうので、わざと足元を狙ってみたら不思議とピントが合った。
自分がいかに「○○してるつもりなのになんで○○にならない!?」と頭を固くして仕舞わずちょこっとズラしてみるとかするとひょいと上手く行ったりする事がある。
いつの間にか見失ったが、今日は好天の鳥海山が撮れたから良いかとその辺ぶらっと一回りして帰る事に。
すると何処からか”キィーキィーキィー”とオンボロ自転車のブレーキ的な音がしてきた。
かなり大きな音だが鳥の声では無いような・・・とりあえず音のする方に近づいて行くと・・・。
居た! かなりの至近距離(3-4m)に。
かつて聴いた事が無い谷合に響き渡るような大きな金切声を張り上げていた。
しかも慌てて逃げる様子も無く力いっぱい鳴き続けている。
そこへいつもの様にもう一羽現れた・・・でも、なにかいつもとは違うような・・・。
お腹の縞模様が縦になってるので、ひょっとして幼鳥じゃないか?
するとさっきから鳴いていたのは母親かも。
その母親らしきハヤブサがいつもより高い場所にある電柱に飛んで行くとその隣の電柱に停まった。
翼の上面やお腹の縞が茶色っぽい・・・子供に間違いない。
停まった所でまだヨタヨタして心もとない感じ・・・これはもしかして巣立ちの瞬間だったのか!?
後で思うと子供をお披露目してくれたような気がしてならないなぁ。