
今日も降ったり止んだり愚図愚図空模様。。
湿度100%近く、買い物したスーパーから出たらメガネが曇ったのは驚いた。
写真の方は過去データチェックオンリーでシャッター切らず。
で、老婆心ながら初心者の人に少し露出の参考話(上級者の方はスルーで)。
最近のデジカメの性能は十分以上だがせっかくの好天で空と白雲が”残念”な事になってるのを見かける。
空が暗く雲が”セメント色”という見た目よりもかなりアンダーになってしまっても「こんなもんだろう・・・」と諦め気味?
それでは冒頭の写真はと言うとAv(絞り優先オート)に+1.3EV露出補正したもの。
空と雲はほぼ見た通りで、山は少しアンダー(両方見た通りはムリ)気味。
”オート”と言ってもどんなシチュエーションでも見た目通りに撮ってくれるモノではなく、特にAvとTvは露出補正をしてやらないとまず良い色にならない。
ではこの場合の”+1.3”はどうやって決めたかという事。
一般に殆どのカメラで共通する、フィルム時代からの基本が有る。
それが・・・ 『晴れた風景の撮影=ISO100、F8、1/250sec.』 でほぼ適正
『空の面積が1/2以上で+1EV以上』 補正
測光方式によって多少違うが、この設定を基本に空と雲の面積を考慮して補正量を加減すればコツがつかめる(と思う)。
晴れの景色をAvでISO100・F8にしてシャッタースピードが1/500sec.より速かったらまずアンダーになると思っていい。
白い入道雲を画面いっぱいに入れて無補正で撮ると、雲が”コンクリート色(標準グレー)”に撮れてしまう、それが”オート”というもの。
ただしPモードでは各メーカーごとの複雑なアルゴリズムを使用してるのでよく分からないし、コツをつかむのが意外に難しい。
変わって、昨日の上池での一コマ。
カイツブリの親子だろうか、ヒナが一生懸命潜水していた。
「母さん上手く出来ないしもう疲れたよう」なんて感じで親元へ。
母「そう・・・でももう少し頑張りなさい」
子「え、まだやるの?」
母「生きるためにはもう少しエサを採らないと、私の子だから出来る筈よ!」
「うん分かった!」 なんて会話が聞こえてきそうだった。
ムツゴロウさんか誰かが動物の親は子供に「自分と同じになりなさいと言ってるようだ」と話していたが、野生生物の生きる姿を見てると考えさせられることが間々あるなぁ。
上池の土手に咲いた百合のような花。
『リコリス』というヒガンバナ(曼珠沙華)の仲間のようだ。
蕊のつき方がちょっと変わってる。